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2023年5月のプレイリスト

その月に私が出会った曲の中で特に好きなものを毎月まとめていこうかなと。
ほとんど個人的な備忘みたいなもの。
新譜に限らず、また曲数も毎回バラバラになるかも。
掲載順には特に意味はありません。

ちなみに「楽曲紹介シリーズ」という記事を別で書いていて(勝手にシリーズ化)、そちらは一応1記事ごとに1つテーマを決めてそれに沿う楽曲を取り上げているのですが、こちらはそういう縛りはなし。
そのとき好きな曲をあげるだけ。

そっちのシリーズはどうでもいいことを信じられないぐらいダラダラ書いてますが、こっちはできる限りコンパクトにする予定。

それでは本編↓↓


1.はみだせGirls / 私立恵比寿中学

私立恵比寿中学の14thシングル『kyo-do?』に収録されているカップリング曲。

「自己肯定感」っていうのがコロナ禍以降のトレンドなんでしょうかね。とてもコンテンポラリーな歌詞な気がします。
若い女性の方がより共感しやすい内容だと思いますが、アラサー男性の私でも元気づけられました。

ラスサビ前の小林歌穂さんパート「ポジティブ全開」の歌い方、というより言い方が大好きです。
メロディーから「はみだし」て、素の自分で喋ってる感じ。
小林さんは普通に歌ってもめちゃくちゃ上手いんですけど、こういうところも上手ですよね。。。

余談なんですけど、曲の雰囲気に既視感(既聴感?)があるんですよね。
この感じ何の曲だっけな...と1ヶ月近く考えてるんですが、全然思い出せず...。

ライブではまだ披露されていないようなので、今後披露される日が楽しみです。

MVはないので、ビジュアルの良さが爆発してるエビ中さんを貼っておきます。

私立恵比寿中学『kyo-do?』の
初回生産限定盤ジャケット


2.FINE LINE (feat. Skaai) / SIRUP

今1番好きなミュージシャンは誰かと聞かれたら、散々迷った挙句に絞りきれずにSIRUPと他2組を挙げます。誰にも聞かれませんが。

去年の武道館ライブも見たんですけど、SIRUPさんエグいぐらい歌が上手い。
最近の男性シンガーで1番なのでは?とさえ思います(何をもって優劣をつけるかという問題があるので、不毛な話かもしれませんが)。

この曲はラッパーのSkaaiさんとのコラボ作品。
SIRUPさんの歌唱力がそこまで顕著に出る曲ではないですが、その分(?)Skaaiさんのラップがめちゃくちゃカッコいい。

ていうか何より曲がカッコいい。
ソリッドなビートとどことなく不穏なコード。
YouTubeのコメント欄にUKガラージというコメントがありましたが、そういうジャンルなんですかね。

MVも面白いので是非。


3.まともじゃないのがちょうどいいの / ももすももす

ももすももすの配信シングル『まともじゃないのがちょうどいいの』に収録。
YouTubeの関連動画で知りました。あるドラマの主題歌らしいです。

透明感のある歌声、官能的な歌詞、相対性理論を思わせるサウンド(真部脩一さんとの共作のようです。)。いや刺さるよそりゃ...。
特にサビ前の歌詞がめちゃくちゃ好きなので載せておきます。

(1番サビ前)
幸せの絶頂は
涙の中にあって
気付かず通り過ぎて行くものでしょ

(2番サビ前)
幸せの皺寄せは
昨日の中にあって
見知らず手遅れになるものでしょ

作詞:ももすももす・真部脩一


4.人生オーバー / harha

harhaの配信シングル(?)『人生オーバー』に収録。
エビ中ファミリーはご存知かもですが、harhaさんは、私立恵比寿中学に「へロー」という楽曲を提供した方々です。
(あと、この「人生オーバー」のベースは、柏木企画ファイナルでベースを弾いていた小林修己さんです。)

この「人生オーバー」を初めて聴いたときはサビの転調で鳥肌立ちました。
Dメジャー→Fメジャー(たぶん)で短3度上転調なので、結構よく使われるもの(たぶん)だと思うのですが、この曲だと何でこんなカッコよく感じるんでしょう?

あと左側のギターが大好き。

歌詞も良いです。
この世に生まれ落ちる理不尽さ。
存在の無根拠性。なぜ在るのか分からないけどなぜか在る。

特に最後の歌詞が秀逸だと思いました。
文末を「です」で締めて、平静を装っている(客観視、達観、諦念?)感じだけど、実のところ「なぜ?」と問わずにはいられない。

絶対的な生涯です
相対的な愛情です
慢性的な運命です
なぜ  なぜ  なぜ

作詞:harha

私の生を生きることをなぜか強いられる。
与えられるものがなぜか皆異なる。
気が付くとなぜか毎日を生きている。


5.Parfum d’Orient (Live Session) / Tajnic

ルーマニアのジャズバンドらしいのですが、YouTubeのホーム画面におすすめで出てきただけなので詳細はよく分かりません。

でもめちゃくちゃカッコいい。
楽器とかスケールの雰囲気とかオリエントな響きがあって、ジャズと上手く融け合ってる感じ。

インスト楽曲を聴くことはあまり多くないのですが、歌物よりもピュアにかつ直接的に「音を楽しむ」って感じがして良いですよね。


6.夜に口笛 (feat. 鋼田テフロン) / NORIKIYO

NORIKIYOの4thアルバム『花水木』に収録。
10年前の曲を今更...?って感じかもしれませんが、HIPHOP初心者なので悪しからず。
Twitterでフォロワーさんに教えていただいた曲です。

浅い感想ですが、トラックも歌詞もカッコいい。
「なぁ太鼓持ちはやんねぇ」以降の3連符っぽいリズムのとことか、つい口ずさみたくなります。

あと「月と目が合ってふっと我に帰る」の「ふっと」は、「foot」(足元的な意味?)や「口笛」の音とかけてるんですかね?
めちゃくちゃオシャレだなと。
違ってたらすいません。


7.yonaki / BREIMEN

BREIMENの配信シングル『yonaki』に収録。

オシャレなアレンジもメロディーも歌詞も全部良い。
この曲のメロディーに対する言葉の当てはめ方が個人的にはとてもツボです。
あと1番のドラム(スネア?)の音の感じが好きです。どういう音って言えばいいんですかねこれ。「ダハァン‼︎(余韻)」みたいな。密度が高すぎない感じ?
これも特に好きな歌詞を貼っておきます。

未だ名がつく前の感情は
口にするよりも解けないミステリー

作詞:高木祥太


8.I need you / Jon Batiste

Jon Batisteのアルバム『We Are』に収録。
これも今更...?という感じかもしれませんが、またもやYouTubeで出てきて知りました。

歌詞も曲の感じもとても明るく前向き。
ウォーキングベース(?)のハネる感じとクラップ。ノらずにはいられないです。
アレンジ自体は結構シンプルというかオーソドックスというか(詳しい人が聴くと凝ってる部分があるのかもしれませんが。)。
こういう、そのジャンルの「王道」って感じの曲が大好きです。

ちなみに、この曲が収録されているアルバムは第64回グラミー賞の年間最優秀アルバム賞を受賞したそうです。

グラミー賞も、学生の頃はどういう作品がノミネートされてるか見ていたのですが、社会人になってから全然追わなくなりました。
自分がいかに新しいものを追っていく気力を失っていたか...。
実はこの曲がきっかけで、毎月こういうのを書くことで新しいものにアンテナを張ろうと思ったところもあります。


5月はこんなところです!
それでは。

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