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2022年予兆のお正月

おはようございます!
タップダンサー・振付家のおどるなつこです。
2022年もよろしくお願いいたします!

関東では初雪と共に松の内も明け、なんだか少し寒さが和らいだようですね!久しぶりの雪はパウダースノーで、朝日にキラキラと舞う風花まで楽しみましたが、眺めているうちに山の方からみるみる解けてしまいました!

精進おせち

大晦日までバタバタとしていたので、三が日はひたすらゆっくり過ごしました。私が三が日にしたことといえば、日向ぼっことおせちづくり!

特に新たに買い求めたものはなく、いつも通りに家にある野菜たちを、普段より少し丁寧に料理してお重に詰める。お雑煮も、毎日違う汁物に、火鉢で焼いた丸餅を入れて頂きました。

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元旦:一年の計なんとなく思い浮かべる日

黒豆煮・金柑ハチミツ煮:ミニかまどの焚き火で年末に仕込み済み。
菊花かぶ:赤蕪に賽の目に切り目を入れて、甘酢につける。酢の作用で鮮やかな赤色が生まれる。唯一祖母に教わった料理。
大根皮のはりはり漬け:切り干し大根にしていた皮を甘酢で戻したもの。
京菜の高野豆腐巻き:昆布椎茸出汁でお煮しめのひとつ。
虎卵焼き:もみのり入りの塩味焼き。
のっぺ汁:九州の根菜の多いお雑煮。

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2日目:書(踏み)初めで、今年の計を確かめてみる

桜大根:赤蕪の甘酢に辛み大根の薄切りを漬け込み、桜塩漬けで風味替え。
翡翠大根:面取りした辛み大根を昆布出汁で保温調理し、葛餡引きに。
南瓜きんとん:蒸したカボチャの実をマッシュし、金柑ハチミツ煮のシロップで調味。緑の皮は蒸した後に分けておき素揚げして塩をふりきんとんのお皿に。
お煮しめ:昆布椎茸出汁に、要の結び昆布と椎茸もふっくら。
お雑煮:翡翠大根の葛スープに柚子を散らして丸餅と。

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3日目:参拝して昨日確かめた”今年すること”を氏神様に宣る。

白菜漬け:日に干した白菜を柚子と塩でつけておいたもの。
かまぼこ:お土産にいただいたかまぼこ、猫がめざとく見つける。
お雑煮:白菜を塩だけで煮詰めたスープに京菜と柚子を散らして香りづけ。

以上のように、かまぼこ以外は精進おせちで、なんの派手さもないのですが...なんでしょうね。面取りなどちょっとした手間を惜しまずに丁寧につくると、不思議にホッとするような美味しさがあります!

普段は割と急ぐことを優先してしまっているのですよね。ごはんづくり。
お正月は、自分が今年どう過ごすかを確かめる期間。
ゆっくりと、丁寧に始められてよかったような気がしています。

焚き火ラーメンと予兆

4日以降は仕事の連絡なども始まりますが、当面はライブの自主稽古メインです。

家は谷戸にあり、大きな一山を越えると海です。この辺り、自転車を押して登るには結構急な坂が続くので、私は上半身の筋トレとして坂を登ります!(遊ぶための言い訳みたいですねww)
汗かいて、ヒューっと坂を下ると、人の少ない流木ポイントに着きます。

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焚き火でラーメン:solo stoveというキャンプ用のロケットストーブをリュックに入れて、流木を燃料に焚き火ラーメン!(浜辺は直火禁止です)

インスタント麺、普段は滅多に食べませんが、冷えた海風の中で食べると格別に美味しいです!
ラーメンを食べ終わる頃にはどんどん砂が冷えていき、裸足も凍え始めますが、夕日は冴え冴えと美しさを増していきます。

この夕焼けのピリッとした寒さは雪の予兆だったのでしょう。
格別に空気も澄んでいたようです!さあ、帰宅して稽古しよう!

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お正月という装置

なんでしょうね。寒いとかを超えて、ずーっと夕陽が沈むのを眺めてしまうって。でも、こういう時間が、自分の中の何かをきちんと整理してくれる。
コロナによる社会変化に影響を受けすぎていた自己を、少しリセットできているといいな。

というわけで、2022年はお正月という時間を静かにじっくり過ごしてみました!昔のお正月は、こんな風だったかもしれませんね。

代表を務めているNPO法人の活動も始まっています。
ご挨拶遅くなりましたが、2022年もどうぞよろしくお願いいたします!




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