見出し画像

自分を見つめるために

こんにちは。
タップダンサー・振付家・NPO法人あしおとでつながろうプロジェクト代表のおどるなつこです。
寒い雪の後、一気に寒さが和らいだようですが、夕暮れ時にはまだまだ風が痺れる冷たさの神奈川です。

お正月は、巫女で働き詰めの娘がせめてほっと一息できるような、丁寧なおせちを作り、とてもゆっくり過ごしていました。

贅沢なものでなくても、お出汁を引いたり、面取りしたり、じっくりと丁寧な食事を娘は好みます。

ニュートラルを探す

この三が日はどうやら鬱も深かったようで、思考はアップアップ。ある日、山を越えて浜辺で夕日を眺めて、少し這い出すことができました。
日々ダンサーとして必ず行う稽古という習慣に救われて、なんとかニュートラルを探すことができます。作品づくりを通して「自分を見つめ直せ」と叱咤激励してくれる友人には感謝しかありません。

もやもや迷っている時間が、本当にもったいないんですよね...どうやってこの脳みそをコントロールするか、修行です。
やっと、平地にたどり着いておどるなつこオフィシャルブログも更新しました!

火を見つめよう

自分を見つめ直すって、結構難しいですね。
下手に考えようとすると思考がぐるぐるしてしまうので、私は毎日火を見つめています。そう、自分を見つめるためには対象物が必要なのかもしれません。何か観察する対象を持つ。
タップの稽古音源や練習ビデオなど、自分を対象化することももちろんあるのですが、より根本的な何かを見つめたい時には自然が良いですね。
降る雪も眺めていました。めちゃくちゃ寒かった!!!

土を触ろう

ぼんやりしていた三が日に、ふと苔玉を作りました。
庭の野草やコケを集めてきて、泥団子の要領でまとめて、コケを巻きつける。ポタポタとバケツに水の落ちる音、うっすらとふかふかしているコケの手触り、生命力が形になったような根っこ、ひなたと土と植物と...

画像2

井の頭育ちの私は、幼少期には毎日泥団子を作って遊んでいました。新築のブロック塀に遊び仲間みんなで泥の手跡をつけて行ったり...かなりひどい遊びも!10歳までは毎日ほとんど野原や林の中で過ごしてきたので、いまだに家も常に開け放してあります。閉所が苦手で、半屋外が最も心地よく、PC仕事もたいてい庭や縁側でしています。歌を歌ったりしているので、きっとご近所さんには遊んでいるようにしか見えないと思いますw。

つながりの中にいる

気づけば、代表を務めているNPO法人も、無事に設立から一周年を迎えました。2020年、コロナという新事態の中、さまざまな意志と出会いがあって、法人が立ち上がり、事業も進めて来られました。

私は社会性も低く不如意な、いちダンサーです。ストリートパフォーマンス旅の途中、ドイツ国際平和村で得た気づきから、ただただ願いを持ち続けてきただけなのです。

しかしその願いに賛同し、共に動き、常に力を貸してくれる仲間ができています。このことに、心から感謝しています。
そして外から見守ってくださり、さまざまに応援いただいている多くの方々にも、改めて感謝申し上げたいです。
ありがとうございます!

ドイツ国際平和村、東日本大震災、熊本地震、コロナ。さまざまな災厄の中で、私と出会い、それぞれの持つ未来への意志を伝えあい、共にある時空を過ごした方々がいます。
そんな方々からも、久しぶりのお便りをいただくことが増えています。

一人でぐるぐるしている場合じゃないですね。
だからこそ、火や雪や太陽を見つめる時間をちゃんと持って、全て丁寧に進めていきたいと思います。

お読みくださりありがとうございます!
穏やかな週末をお過ごしください!






いつも応援いただきありがとうございます。サポートは活動維持費に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします!