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アゲハ保育園引っ越しとアート

こんにちは。タップダンサー・振付家おどるなつこです。
ここ最近は、ナチュラル非電化ライフの自宅稽古場の転居について書いています。今日は最後にアートイベントのご案内もあります!

裏庭ミニ雑木林

今住んでいる32平米の小さなおうちには四畳ほどの裏庭があります。
入居した時には全面に石が敷き詰められて固まっていたのですが、石をどかして土を解放し、日々出る生ゴミを埋めていったら、ミニ雑木林のようになりました。
これはミカンの集落。この左右にはビワの集落とキクイモの集落があります。

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植物の根は地中に酸素を送ります。そして勝手に耕していく。そのことで、水捌けが確保され、地中に埋まっていた種たちが次々芽吹き始めます。

どんどん芽吹いて混雑するので、私は時々、草木の目線になってみて、ある程度風が通るように草を引きます。それをしないと、あるところで全滅してしまいます。風通しさえ確保しておけば、背の高い草と背の低い草、皆譲り合って、成長していきます。

裏庭の住人

埋めた皮から発芽したジャガイモや、昨年の収穫忘れから発芽したキクイモ、ヤーコンなどの芋類は気が向いたときに収穫しておかずになります。
でも、食べ終わりのタネから発芽した、実生の果樹が実をつけるまでには年数が必要ですので、ミカンやビワは収穫するつもりもなく、ビワの葉はお茶に、ミカンは集落ごとアゲハの保育園となっています。

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毎年このミカン集落にはアゲハが訪れ、かわいい幼虫がモリモリ葉っぱを食べて、蝶になります。ミカンたちはそのせいでいつも成長しきれず、小さいままですが、ここはそれで良いと思っています。
また、せっかく孵化したアゲハを、猫が捕まえてきてしまうこともあります。

どこまで一緒にお引っ越し?

このアゲハの幼虫たちが成長著しい時期に引っ越しとなりました。

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この家は、退去直後に解体されるでしょう。お庭の植物も惨殺...いえ伐採。自然にこの地に生えたものを移動させるのも不自然なようですが、いくつかの植物たちも、一緒にお引っ越ししようと検討しています。

ミカンはそのリストに入れていなかったのですが...
このアゲハの幼虫たちをみたら、集落ごと移動したいな...と思ってしまいました。ちょっと大変だから、まずご近所の子どもに飼うかどうか聞いてみようかな。

色も模様も完璧です。じーっとみないと見つけられないですよね!

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みどりいろ好き

森を眺めて育ったせいか。私がもっともウキウキするのはみどりいろです。もっとも落ち着くのもみどりいろ。草や樹木のおかげで、色の幅広さを日常でも味わいやすいのかもしれません!
私のタップシューズもみどりいろです。

なんだかページ全体みどりいろです。

障害と能力

余談ですが、いしいしんじさんの「麦ふみクーツェ」にも「みどり色」という名前の登場人物が登場します。色覚障害の女性で白黒の写真を撮るカメラマン。それは素晴らしい、色彩を感じる白黒の写真を撮られるんです。

このお話の中では、それらの感覚の差異が、その人にしかない能力として描かれています。その能力を障害、と言っているのは今の社会なだけ。そんなことをファンタジーの形で気づかせてくれます。

私が代表を務めるあしおとでつながろうプロジェクトでも、障害があると言われている若者たちとともにアートプログラムを展開しています。
この動画は、森が大好きで写真を撮っているメンバーの紹介です。

ご参加お待ちしています!

私たちは彼らをメッセンジャーと呼び、イベント時にアート表現の案内人をお願いしています!
来週9/26から、横浜にてこちらのイベントも開催されます!

コロナ下ですが、距離をとってアートを楽しみましょう!
私おどるなつこも、ずーっと家の中から発信しておりますが、会場で直接お会いできることを、心から楽しみにしています!

最後までお読みくださりありがとうございました!!
良い秋をお過ごしください!

いつも応援いただきありがとうございます。サポートは活動維持費に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします!