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タップダンスの可能性

こんにちは。
タップダンサー・振付家のおどるなつこです。

あと30年は踊ります

先日タップダンスに出会って30年の日記を書きました。それにふと気づいた日に思ったのは、「ならばあと30年は踊ってみなくちゃ!」ということでした。やっと基礎の階段を終えたのです。表現を深めていけるはず。

そして、保管してあった植物タンニンの皮を持って、タップシューズのオーダーに行きました。実際のところ、数年前には膝を痛めたり、コロナで踊る場がなくなったり、鬱病発症したり、いろいろ重なって危うく弱気になっていたのです。
(私あと何年踊れるんだろう?タップシューズを新調してもいいのだろうか)
そんなの自分でハラを決めることです!!!
というわけで、あと30年踊ろうと思います!どうぞじっくりとお付き合いください。よろしくお願いします。

タップダンスレッスン

コロナ禍に「不特定多数の人が集まって、呼気の激しい運動ができない」という状況になり、ワークショップを閉鎖し、個人レッスンで様子を見ていましたが、引っ越しとともにいったんレッスンを閉鎖しました。

個人レッスンは個々に目的を持って取り組むものですし、楽しむためのレッスンは仲間のできる集団レッスンの方が良い、と私は思っています。

そして、地域的・精神的な状況も含めて、習い事に出られない人のために動画レッスンを始めました。
ポツポツと受講してくださる方が現れています。
現在21レッスンありますが、これを習得したらほとんど基礎のステップを使えるはずです。どうぞゆっくり繰り返し練習してみてください!

基礎レッスンはもう増えることはありません。これよりあとは応用の技ものや音楽への振り付けなど、それぞれのスタイルに応じて個人レッスンで取り組む方が良いと考えています。

何度でも踊ってみる

一つの音楽に対して振付を行う時には、曲を覚え、歌詞を覚え、構成表を書き、何度も何度も踊ってみます。
大体のイメージができてきたら、どのシューズでどの板で踊るか、履き替えて検討していきます。
以下の動画はその過程の即興を動画にしたものです。

元々のMVがさまざまな靴で歩く足元の続くものでしたので、私の練習過程をそっくり重ねてみたものです。
なんとなくフレーズごとの傾向は揃っていて、(ああ、そこはそう踊りたいんだな〜)とふんわり決まっているようで、重ねても無理がありませんでした。

踊りながら歌ってみる

下手でも構わないので、踊りながら声に出して歌ってみる方が良いのです。
まずは自分の踏むリズムを声に出してみる。それを足で行う際には、メロディを歌いながらタップを踏む。

歌いながらタップを踏む、ということは、メロディとリズム二つの旋律を同時に行うことになりますので、脳トレになります。音楽的に無理のあることにもなりにくいので、ぜひトライしてください!初めは鼻歌でも大丈夫です。色々な音楽で、リズムとメロディの関係性を確かめることができます。

いやあ、音楽って奥深いですね!
サヨナラサヨナラサヨウナラ(淀川長治さんふうにしてみました)!

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