見出し画像

植物と動物と暮らす

昨日までの暖かさが夢だったかのように冷え込んでいます。
植物は気持ち良さげだけど、私は出先のカフェであったまってから帰ろう。

画像5

縁側ライフ

毎日お白湯を焚いたり、なんだかんだと縁側のかまどの前にいます。
縁側で煮炊きしながら年度末仕事の引きこもり月間、カフェでブログ書いているのはちょっと珍しい...

画像4

我が家の縁側、かまどで焼いたサザエが花瓶になってます。増殖するセリ・剪定された西洋キヅタ・お庭のラッパ水仙。

草木染め

この1週間で植物がジャンジャン伸びてきたので、草たちを摘んだら、草木染めにしています。
前回カラスノエンドウで染めてみたもの、かなり淡い仕上がりだったので、崖から勢いよく伸びてきたヨモギで、重ね染めしてみました。

画像3

画像2

ヨモギを煮出した液に浸したバケツを覗き込んでいるところです。
ヨモギはカラスノエンドウよりもグレーっぽいグリーン。
干してみるとこんな感じでした。

画像5

画像6

生地でニュアンス異なりますが、落ち着いていい感じのアッシュグリーンになりました!

暮らすは生きる

私は基本的に、たいていのものを買わないでつくるようにしています。
生きるということが、稼ぐと同義じゃないといいな...と過去に思ったことがあって、お金が嫌いなわけではなく、お金がない時にどこまで暮らしを楽しめるのかなと思ったのでした。

もちろんお米やお野菜は買うのですが、例えば着る物は足踏みミシンで縫っています。巡りものの素材がたっぷり柳行李に入っていて、例えば古い着物地は手織りだったり、とても丁寧な手仕事を感じます。

画像7

私はそんな昔の手仕事から愛情を感じてしまう。
私もそういうふうにできたらいいな。

タップシューズも生きている

買うものは、自分ではつくり出せないiPhoneやカメラなどの電子機器や、他の人がつくった上質のもの、capezzioのタップシューズ、モンベルのレインウェア、フィスラーの圧力鍋。これらは結構思い切って買うけれど、どれも15年以上使っています!

一番古いシューズはもう26年目。タップシューズ一足には一頭の子羊の革が使われているので、何度も修理を重ねて楽器として育っていきます。

人は植物や動物に守られて助けられて、巡り合いの中で一緒に生きているんだなあ。

画像9

さまざまな命が芽吹く春。
同じ色の目をした猫に狩られたアオジの美しさ。
喜びや美しさも、悲しみや残酷と裏腹に与えあい、くるくる反射しあっているのだろう。





いつも応援いただきありがとうございます。サポートは活動維持費に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いします!