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世界がカラフルになってきた

お正月期間を終えて、長い睡眠時間はそのままに、覚醒している時間が急に増えてきた。

今年やりたいこと

今年やりたいことをリストアップしてみたのだが、植物と色についての項目、そして構造としての数、美しさの基準などについての項目も多い。
私はタップ板である樹木や野草とかなり密接に暮らしてきているように思うけれど、もう少し意識的にそれを捉えてみようかなあと思っている。
こうしたい、ということがちゃんと湧いてきてやっと動き出せそう。

鬱の期間

鬱で思考がぼんやりとしていた頃には、やりたいことがまるで浮かんでこなかった。目も見えるし、耳も聞こえるのだけれど、身の回りの色彩や音が、どうにも心に届かなかった。いくつかの仕事の現場でだけ私は覚醒し、他者と踊る時間にだけ、生きていたといえる。

昨夏から12時間睡眠である。いまだにそれは戻っていないので、起きている時間にできることはそんなに多くはない。
けれど、私は、せっせとやりたいことをノートに書いていく。
どれも、やり忘れたくない。

サスティナブルな暮らし

電化製品のない我が家の基礎経費は非常に低い。だからこんな一年を持ち堪えられたと思う。どうにも思考のできない時間、猫とひなたぼっこしながら焚き火をしてきた。そのゆっくりと過ごす時間という、お金のかからない財産が一年分動画になっている。

枯れて刈り取った花、落ちてくる橙や柚子、土を掘れば実った菊芋がザクザク。生ごみを埋めておいた庭には、色々芽吹いてくるだろう。日本という国の自然は豊かだ。
野草では、今はツワブキ全盛期、気の早いよもぎが芽を出している。
今年は食べるだけでなく、身体ケアのあれこれも野草で作っていこうと思う。

あと、我が家に集まる古布の絹、これは日常的に生かしていきたいと思い、布団や服、肌に直接つけるものとしてどんどん使っている。手触り良くて、美しい。

写真の楽しみ

中古のコンデジを買ってみたら、写真を撮るのが楽しくなってきた。
瞬間を切り取るのは、のんびりして優柔不断な私には結構難しいけれど、思い切ってシャッターを押してみる。何度失敗しても問題ない。そんな安心感がやっと生まれてきたところ。
毎日2枚づつぐらい、撮ろうと思う。

あしプロの活動

設立から2年目を迎えたNPO法人あしおとでつながろうプロジェクトの活動も、周りに支えられている。予算不足から1月8日で今年度の自主的な練習会は終了したが、ご依頼いただいているワークショップがあり、とても豊かな時間を過ごさせていただいた。優しい人々がそのままに楽しんでくれる姿が嬉しい。

意思が動き出す

鬱で病んだ私が思うのは、意思が動き出すまでそっと見守る、ということがとても大事だということ。
無理して形だけ成立させても仕方がない。
こうしたいな!と思ったことが実現できること。
自分でやってみるまで、待ってくれること。
共に何かをするには、お互いに同意を得ること。

基本的なことを見直せてよかったな、と思います。

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