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するするエッセイ【おどてくらす】#26

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。


今日はなんの為に人に自分の想いを伝えるのか?についてのお話です。

最近の僕の結論からお伝えいたしますと、相手を変える為ではなく自分を見つめなおして自分を変える為に相手に想いを伝える。という所に今現在は落ち着いております。

このところ人に伝えなくてはいけない場面や、少々嫌な仕事ではありますが人に注意をするような場面が増えておりまして。そらぁ42歳になろうかとしている人間ですから、決して偉そうにならずに人に「それは少し違うと思うよ。」と声をかける事だって必要になって来る。

そんな時でもやはり「怒るの」ではなく,「伝える」心づもりで向き合うわけですが、そうすると自分の感情に余裕が出来て自分の言葉や立ち振る舞いを客観的にとらえる事が出来るようになります。
必要以上に相手に嫌な思いをさせる必要もないし、攻撃的な態度で物事何とかなるほどこの世の中単純には出来てませんから、伝えようという方向に自分のベクトルを向けてみると吉。
なぜこの事が違うと思うのか、それを言語化する事が必要になります。
そこが苦手!という方は無理にかっこいい事言わなくてもいいんです、言語化しようとする工程があなたに、そして相手に今抱えている問題を乗り越えるヒントをプレゼントしてくれるんです。

言葉にしようとすると、もう一度自分の思考と向き合い、時には感情と向き合い、自分の過去とも向き合うことがあります。相手の事ってどんなに付き合いが長くてもやっぱり他人ですから、全ては推測でしかないですよね。
なんでこの人はこんな事をしたのか?なぜこんな事を言ったのか?なぜこんな態度なのか?考えても、考えても、憶測でしかない。

だったら自分はなぜ今この人に伝えたいのか?伝えなければならないのか?を考えた方が、これからの自分に人生に実りが生まれます。結果的にあなたの人生に実りがある事が、今目の前にいる人の事を幸せに出来る可能性が広がります。
だから自分の事を考えるんです。
このことが多くの気付きを与えてくれて、自分が変わるチャンスを多く掴むことになるんです。

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