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「好きなことを仕事にする」を考える

よ〜し、今日から“好き”について書くぞ〜

…と意気込んでいたけど、昨日、今まで悩んでも考えてもどうにもならなかったモヤモヤが、そういうことだったのか!!!とめちゃくちゃ腑に落ちたnoteに出会ったので、今日はそのことについて書こうと思う。

さっそくだけど、そのnoteがこちら。

好きを仕事に
就職活動をしているときから、ずっとそうしたいと思っていた。給料や福利厚生重視じゃなくて、自分の好きなことを仕事にしたい、と。

大学のゼミでは観光パンフレットの制作やイベントの企画運営などをしていて、それをそのまま仕事にできたらいいなと思って広告代理店に入社した。

親には、給料や福利厚生、いわゆる「安定」した職業の話をされたこともあったけど、自分の納得できる、やりたいことを仕事にできて嬉しかった。


だけど、営業として入社して3年、わたしは会社を辞めた。楽しいと思えなかった。ワクワクできなかった。

せっかく好きなことを仕事にできたと思ったのに悲しかった。ガッカリした。本当は好きじゃなかったの?となったし、じゃあ他の好きなことって何?ともなった。3年働いて退社した今、次にしたいことがわからない…と考え込む毎日だった。

でも、このnoteを読んで気づいた。わたしは大きな勘違いをしていた。「好きなことを仕事に」の「好きなこと」の選び方を間違えていた。

わたしは確かにパンフレットやイベントが好きだった。それに携わる仕事がしたいと思った。でも実際に営業として関わるそれは、楽しいとは思えなかった。広告を構成しているコピーやデザイン、写真も好きだったけど、それに携わるために行う営業としての作業にワクワクできなかったのだ。


仕事とは、つまり作業。

当たり前といえば当たり前のことだけど、今までどうして気づけなかったんだろう。仕事はその作業を繰り返す。人生で「食べる」「寝る」みたいに毎日毎日続けていく作業。(作業というと、淡々としていて気持ちが入っていない、みたいな意味で使うこともあるけどここではそういう意味ではない)

だからこそ選ぶべきは、好きな「作業」だった。

高校は普通科、大学も文系の特に資格がとれるわけではない学科に所属していたため、営業を選んだのはほぼ消去法だった。ずっと座ってパソコンと向かい合って黙々とこなす事務はできる気がしなかったから。

この本質を理解していたら、営業は営業でも、もっと作業としてかみ砕いて、例えば「いろんな職種の人と話をする」ことは好きだったから、その時間を多く持てるように工夫できれば楽しくなったかもしれない。いや、けどやっぱり働いていた時はそんなこと考える余裕もなかったかな。目標を達成するためには、どうしても「売る」「お金をとってくる」の作業が一番になってしまっていた。


好きな「作業」を見つける。

もちろん目標や願い、成し遂げたいもの自体が自分の関心事や好きなことだったらそれは素晴らしいと思う。けどなかなかそれを見つけるのは難しい。好きなことって、本来一生懸命悩んで見つけるものでもない気がしてきたし。

それなら好きな作業を見つける。もしくは自分の中にある続けられそうな作業を考えてみる。これならいくつか挙げられる気がする。

そうやって、これから人生で一番時間を費やすと言っても過言ではない「仕事」を、好きなことにできたらいいなと思う。

2020.04.25



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