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2回目

タイムリープ系の映画ではよく、 『過去の出来事を変えても運命は変えられない』 というセリフや設定が出てくる。 この人とは幸せになれないとか、死ぬ運命の人を生かす未来は作れないとか。 決まった運命の流れは強く、過去の小さな点を変えたところで大きな流れは変わらないということらしい。 最近、この意味をとても実感している。 僕らは《流れ》の中で生きているんだな、と。 今の時代の日本に生まれ、皆それぞれの遺伝子と家庭環境や教育、国の文化や方針。 全て自身がコントロールできる

    • 個室

      時代はまさに『多様性』だと思う。 ただその意味はこの言葉が広まり始めたころとは違い、本質的な部分に近づいたと感じる。 最初は『みんなが同じではない』というニュアンスが強かった。 脱・集団、脱・同調圧力、を目標にしていたような。 だが今はもっと根本的な、本質的な部分にまで迫ったのではないか。 『みんなが同じではない』から、 『同じ人など一人もいない』世界へ。 一昔前はゲイであることもかなりの異物だった。 珍しがり、良し悪しが問われ、個性として認めよう、いやただの

      • 過去

        人は過去に生きる生き物だと思う。 何かを判断するとき、 何かを予想するとき、 僕らは『過去の経験』から情報を集めるからだ。 「土星で生活をするならどんな生活がしたい?」 なんて聞かれても僕らは土星がどんな環境なのかを知らない。だから予想することすらできない。 でも、 「この人の性格の特徴は何でしょう?」 と知らない人のことを聞かれたとき、 僕らは『過去の経験』からその人の性格を予想することができる。 表情、しぐさ、服装などから『過去の情報』と照らし合わせて『知ら

        • 環境

          本田圭佑選手が 『努力すれば結果が実る環境と、そうじゃない環境がある。僕はこれを変えたい』 という内容のツイートをしたことがある。 これは本当にその通りで、 結果を残している人がこういった発言をしてくれることはとても意味のあることだ。 なぜなら結果を残した人の発言は正解になりがちだから。 『努力すれば夢は叶う』 この発言は、結果を残した人が言えば事実になる。 ただ、この発言をした人は 『自分は運よく努力が実る環境だった』とは言わない。 僕もたくさんの生徒を抱え、

          小さい

          自分は小さいと存在だと 知る必要があるときもあれば 知ったうえで動く必要があるときもある 思い知らされるときもあれば 思った以上に大きいと感じときもある 自分の存在というものを そのときそのときで変わる物差しを使って 正しく知る必要がある 選挙で言えば 自分一人の投票で社会は動かない 自分という存在は小さいから。 ただ、小さいとわかったうえでも動く必要はある 小さい存在が束になって 大きな流れを生んでいるのが社会だから。 そんな小さいな人間でも、

          小さい

          難しい

          難しいことに挑めば挑むほど、 その達成感は大きく やる価値がある、 やってよかったと思える瞬間も多い。 だが、そこに大きな罠がある。 ダンスを長年していていつも感じるし、 ずっと言い続けてきているがなかなか伝わらないこと。 それは『難しいことができるようになった』 その結果など、見る人には関係ないということ。 あなたがどれだけ頑張ったか、そんなこと見る人には関係のないことで 見る人は、それが楽しいか、感動するか、良いと思うか、それだけの話でしかない。 これはビジ

          難しい

          優先順位

          一秒一秒、何をするかは人それぞれ自由で、 常に選択の連続だ。 今からボーっとするのも、YouTubeを見るのも、 勉強するのも、筋トレをするのも、 仕事をサボるのもしっかり働くのも、 自分の判断、選択で決めること。 何を選択するかで明日が変わる。 逆に、いつもと同じ選択をしていては、結果は変わらない。 変わりたいなら、選択を変えること。 いつもAを選ぶなら、Bを選ぶこと。 『選ぶことができる』ということを理解すること。 選べずに勝手にそうなることなどごくわず

          優先順位

          守る

          攻撃は最大の防御という。 昔、ペットのゴールデンレトリバーの散歩をしているとき野良犬と遭遇したことがある。 今にもこちらに飛びかかってきそうな体勢でジーっとこっちを見ている。 今逃げれば追いかけてくる。 どうすればいい? そこで逆転の発想に出た。 『GO!!』 とゴールデンに声をかけ、2人で野良犬に向かって一気に走り出した。 すると野良犬は驚いて逃げていった。 『守る』という発想は間違えれば逆効果になることが多い。 自分の子供が風邪にならないようにずっと無菌室

          わからない

          自分が何かできないとき 『わからない』と言う人が多い。 わからないからできないんだと。 世の中、大きく分ければ 『わかっていること』と『わからないこと』の2つしかないと思う。 そしてわかっていることなど砂浜の砂一粒ほどしかなく、わかっていないことは海の面積ほど大きい。 すれ違う人の年齢や名前などわからないし、 流した水がどこにたどり着くのかもわからない。 今、口にした食べ物は誰が作ったのか、今着ている服はどこで作られたのか、わからないことしかないのが人生だ。 でも

          わからない

          答え

          人は楽をしたい生き物だ これが本質だと思う。 そりゃそうだ。 誰だって楽して生きていたい。 だからこそ、 苦しい努力や経験をした者は他者と差をつけれるし、強みを持つことができる ビジネスでいえば、人の楽をしたいという欲求を満たしてあげられるサービスは絶対に滅びない。 人は楽をしたい生き物、という本質を理解すれば あとは自分が求める生き方と照らし合わせて、 どこで楽をせず、どこで楽をするか、 そうやって組み立てていけば道は見えてくる。 ただ難しいのは、 『楽を