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私が思う令和の時代に求められる働き方「楽に働く」
「24時間戦えますか?」
今となっては時代遅れの言葉とされています。
正直、私は年齢的にリアルタイムではない言葉です。
令和の時代にそぐわない仕事への姿勢とされています。
しかし、戦後から高度経済成長期、バブル時代を作り上げたのはこの精神を持ったサラリーマンたちであることは1つの事実でしょう。
現代はワークライフバランスの充実、心身の健康を大切にという雰囲気です。
もっとも、ブラック企業はそうではないでしょうし、そうでなくても達成できているのはごく一部でしょう。公務員もしかりです。
私は令和のこの考え方は嫌いではありません。
しかし、ともすればぬるま湯環境、自己主張のみが蔓延りそうというある種の危機感も感じています。
頑張ることを否定しかねない。
「24時間戦えますか?」という言葉も必死になって働く姿勢という点では否定しないし、重要な視点だと受け止めています。
現代は生産性向上が求められています。
昔はここまで情報社会として発達しておらず、人間の歩くスピードと社会の変革スピードが一致していた。だから人間がひたすらに働き続ければ成果がでていたのだと思います。
しかし、現代は人間がどんなに頑張って走っても追いつけないスピードで社会が変わっています。
昭和・平成の働き方ではかつての成長は得られないのも事実。
今の私たちに求められることは生産性向上、すなわち最小のコスト(労力・資金)で最大のパフォーマンス(売上・満足度)を上げることです。
そして、それが属人的ではなく、だれがやっても高いレベルの当たり前の成果がでる、再現性の高い仕組み作りなのだと思います。
「どうすれば楽ができるか」
私が仕事をするうえで常に意識していることです。
これは手を抜くのではなく、時間やエネルギーをかけずに成果を上げる方法、やるべきことを速やかに完了させる方法を考えるという意識です。
私の能力ではそこまで画期的・抜本的なことはできません。
でも、ただ我武者羅にやっていくのは辛いし楽しくない。
特に市役所はいつかは必ず部署異動があります。残留でも担当業務が変わることがあります。
だからこそ、あらゆる仕事を仕組み化・効率化し、新しいことに取り組む余裕を生むことが現代の戦い方だと思うのです。
後輩にもよく言うのですが「自分が頑張ればいいは無責任」です。
本当に突発ならいいのですが、その場しのぎで終わらせると次の時に対応ができず、今回と異なる結果となりかねません。
やっつけておしまいではなく、自分がいなくなっても負担なく持続できるように再現性のある仕事にする。
常にそういう意識で仕事をしていると結構疲れます。つい思考停止で仕事をしてしまいたくなりますし、そうなる時も多々あります。
でも出来たらやっぱり楽しいです。自己満足でもうれしいです。
少なくとも今の時代、この意識は大切に働いていきたいと思っています。
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