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広島県在住のアラサー市役所職員です。若い頃から公共・行政の仕事がしたいと思い、学生から…

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広島県在住のアラサー市役所職員です。若い頃から公共・行政の仕事がしたいと思い、学生からそのまま公務員となりました。ニュースで気になった話題や仕事をしていて感じたこと・体験したことを思いついたままに書いていこうと思います。 ※自由に書くために詳細プロフは控えてます。

最近の記事

「自分の仕事」なんてのはない

当たり前ですが、仕事には担当というものがあります。 担当者として責任をもって仕事を進めることは当然のことです。 また、担当者が別にいる仕事に対して、勝手に判断し進めることはあってはなりません。 では「責任をもって」とはどういうことかを考えてみました。 担当者といえど、独断ですべてを進めるわけにはいかず、決められた裁量の範囲で行動し、超える部分は上司に判断を仰ぐ必要があります。 私が考える「責任をもって」とは、あくまで一側面ですが「自分がいなくても進むように常に用意しておくこ

    • 信頼しても信用するな

      私が常に、学生のころから肝に銘じている、オリジナルの座右の銘です。 「信頼」と「信用」の定義としては次のようなものがありました。 信用:過去に対し、実績や成果を評価すること。 信頼:未来の行動や感情について、期待すること。 この定義でいえば、タイトルの表現は適切ではないと承知しています。 私がこの言葉に込めている意味としては上記の定義とは異なる、オリジナルの解釈です。 といっても辞書的に言語化できないので、今回はその努力を放棄します。 「信頼」の「頼る」という字。

      • 知識がつながる面白さ

        少し古い本ですが、この本を読んでいます。 といっても途中なんですが。 本書の第1章で「大衆→分衆→網衆」という項目があり、この「網衆」が一つのキーワードとして何度も登場します。 本書は初版2009年で、SNSの黎明期から1・2歩進んだ時期だったかと思います。 この時点でそういった状況分析をしているのはさすが広告マーケティングのプロですね。 かつてはマスメディアからの一方通行的な情報発信・受信の仕組みでしたが、特に今はSNSを活用し誰もが発信者になることが出来ます。 この

        • 『人事評価』のやり方が分からない

          上半期が終わり、期中の人事評価・所属長面談がありました。 自己評価→所属長の評価→所属長報告を受けた部局長評価という形で行われています。 部局長評価については担当者は入らないのでどんな感じか全くわかりませんが。 項目評価は5段階で行われます。 基本は3で、不十分なら2、よくできたなら4、1と5は「よほどのこと」みたいな感じだったかと。 私の自己評価としては基本3で、一部2としました。 卑下・過小評価ではなく、できたこと・できなかったことを並べて判断した結果だと考えています

        「自分の仕事」なんてのはない

          「効率化」は進歩のキーワード

          「業務効率化」「生産性向上」 ここ数年でとりわけ言われるようになった言葉だと思います。 人口減少時代、また働き方改革が言われる現代において、少ないコストで最大のパフォーマンスを出すことが目指されます。 このコストは金銭的な点だけでなく、時間や人の肉体的・精神的負担も指すものと認識しています(残業代の意味では結局はお金かもしれませんが)。 でもこれって今に始まったことではないですね。 どんな時代も最大の成果を求め、そのために最小の努力、というより、無駄を省くことは当たり前の

          「効率化」は進歩のキーワード

          名古屋の喫茶店文化の不思議

          先日、乃木坂46のライブのため名古屋へ。 神宮公演は配信で見ましたが、大阪や愛知公演での記憶も思い出され、トータル楽しい夏でした。 さて、名古屋に行った際にはやはりグルメ。 ひつまぶしや味噌カツなどありますが、その一つが「モーニング」ですね。 有名どころは混むと踏み、有名だが穴場的なところを探したところ、喫茶まつばというお店へ。 名古屋で現存する中で最も古い喫茶店とのこと。 朝8時の開店に向けて、15分くらい前に到着。 近くに乃木坂ファンが押し寄せるであろうお店があり、

          名古屋の喫茶店文化の不思議

          地域交通を考えるうえで

          私は別に交通政策を担当してるわけではありません。 単なる興味でこちらを読んでいます。 といっても読み始めたばかりでまだ途中です。 とりあえず読み進めたところまでで感想をと思いまして。 以前に投稿したnoteでこれからの街づくり的なことを偉そうにも書いてみました。 そこで、交通・移動の利便性の向上、市町単位でなくもっと広域的な展開をするべきではないかと書きました。 これに向けてMaaSというのが有効なのではと思いました。 本書を途中まで感じたところは、悪い意味で私が行政

          地域交通を考えるうえで

          料理には段取り力だけあればいい!

          暴論ですね。すみません。 ここでいう料理とは、自分が生きていくための家庭料理です。 私は単身暮らしなので、自分が満足する味であればいいです。そういった料理のことを書いています。要は自炊です。 一昔前はレシピを見ようと思うと、レシピ本やテレビをメモしてやるくらいでした。 今の時代、ネットでたくさんのレシピを検索できますし、発信者が多いおかげで自分のライフスタイルに合ったものを調べることができます。 特に動画付きであれば手際も真似できてミスがおきません。 私でいえば、独身の節

          料理には段取り力だけあればいい!

          市役所でフリーアドレスはどうなんだろうか?

          最近ではフリーアドレスは特別珍しいものではなくなってきています。 社員の自由な発想を求めてや、省スペースによる経費節減などが効果だったと思います。 行政でもフリーアドレスが導入されているところも増えていますね。 私見として、必ずしもフリーアドレスがいいものとは思えないです。 役所は個人単位で分担が決まっているため、一人で抱える懸念をはらんでいると思います。 フリーアドレスで様々な人とコミュニケーションを取れるようにする効果があるといいますが、積極的に話すことが苦手な人は孤立

          市役所でフリーアドレスはどうなんだろうか?

          『情報だけ武器にしろ。』を読んで共感しきれない部分

          昨日も話題にあげた堀江貴文さんの著書『情報だけ武器にしろ。』を読んでみて、学びの多く自分に取り入れようと思うことが非常に多かったです。 ただ、全てに共感・同意できたわけではありません。 読んだ印象、そして様々な媒体で堀江さんを見ていると、とにかく行動し続けることを重視しているのかなと受け取りました。 私にとって、行動し続けることは中々ハードル高く、無駄でもったいない時間の過ごし方も必要な時間です。 もちろん、言い訳じみたことを言ってやりたいことがあるのに先延ばしにするよう

          『情報だけ武器にしろ。』を読んで共感しきれない部分

          アイデアマンとは何だろう?

          私は発想力がありません。 独創性やオリジナリティーとかも持ち合わせていません。 そう思っていました。 というか、今もその認識です。 学生時代に部活の後輩を指導する時です。 「分かりやすい」とか「よくそんな表現・説明が思い浮かぶね」と言われたことがあります。 恐らくそれは、私が下手くそで、たくさんの人から教わったからだと思います。 つまり私から出る言葉や考えは誰かの言葉、ないしそれらを組み合わせ・混ぜ合わせたものです。 私が自ら考え付いたものではありませんでした。 「自分

          アイデアマンとは何だろう?

          資格を取るということ

          先日、福祉系の大学の先生と今の学生についてお話しする機会がありました。 今の学生は一言に福祉と言っても、介護のような現場職ではなく、社会福祉士のようなどちらかというとホワイトカラーを好むのだとか。 進路選択の理由も「資格が取れるから」というもの。 先生がおっしゃるには、「資格を取ったらゴールではない。資格があっても仕事はできないし、社会福祉士でも現場を知る必要がある。それが伝わらない現状が教育者として難しい。」とのこと。 その話を聞いて、私の恩師の言葉を思い出しました。

          資格を取るということ

          色々なnoteを読んでみて

          noteの楽しみ方は書いて発信するのもそうですが、たくさんのジャンルの記事を読めることにあると思います。 自分で書くようにして、皆さん凄いな〜と改めて感じます。 それぞれ詳しいジャンルがあったり、日々ネタになるテーマを見つけたりと、勉強になり尊敬します。 私はとにかく書くことをしてみようということで、内容もクオリティもこだわらずやってみています。 自分には熱く語れるテーマや視点がなく、元々ない自信を失うような感じです。 そんなでもスキ評価をしてもらえるととても嬉しくなり

          色々なnoteを読んでみて

          写真がありません

          noteを書いたときの見出し画像。 「みんなのフォトギャラリー」から選ぶこともありますが、基本的に自分で撮った写真を画像に使っていました。 なので記事の内容とは無関係です。 その写真が無くなってきました。 投稿頻度を増やすと当然なわけですが。 写真・カメラは好きなのですが、特に好きなのは人物を撮ること。 機会がないのもそうですが、撮ってもアップは中々できないので困りもの。 友人たちは喜んでくれるので十分に趣味として満喫できています。 逆に街並みや食べ物を撮っても、楽しい

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          勉強を頑張った理由

          私は小学生のころ、宿題をきちんとしない子供でした。 宿題を家出せず、翌日の放課後に先生の監視のもと居残りでやる。 帰ったらまたやらず、翌日の放課後にやるという生活でした。 お気づきと思いますが、時間の使い方がズレていたんですね。 残って前日の宿題をする時間に、その日の宿題をやればよかったんです。 それが分かってなかったんですね。 サイクルが正されたタイミングから成績が伸び出しました。 運動が苦手、面白いこともできない私にとって、この人より優れていた点に喜びを得ました。 「

          勉強を頑張った理由

          議事録・報告書のススメ

          会議や研修・出張の後の議事録・報告書について考えてみます。 大抵の会議に議事録の作成という業務はつきものです。 また、研修や出張で費用(参加費・旅費)が発生した場合には、予算執行の記録として報告書の作成が必要です。(少なくとも私のところは) その内容も様々で、記憶もすぐに薄れますから、結構大変な業務です。 最近では録音の文字起こしを超え、AIによる議事録作成ツールもあり、非常に便利な時代です。 これからの時代、こうしたツールを積極的に活用していくべきと思うと同時に、特に若

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