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週5出社のコンサルが語る、出社するべき5つの理由

こんにちは。おでんです。

Amazonが週5日間出社となるというニュースが流れ、職場でも出社の是非が話題になった、そんな方も多いのではないでしょうか?リモートワークはサボってしまう、仕事に集中できない、そんな意見をよく聞きます。一方で、今更出社に戻れないという意見の方も。

私個人の意見としては、仕事を進めたい・楽しくしたいのであれば出社すべきだと考えています。というわけで今回は、出社するメリットについて記事を書きました。ぜひ最後までご覧ください。

私は現在、週5でクライアント先に出社して仕事をしています。転職直後はリモートワークで働いていましたが、いつの間にか毎日出社することになってしまった、という状況です。このことについては別の記事に書いていますので、ぜひこちらもご覧ください。


出社するべき5つの理由

1. 仕事が進む

リモートワークでは、どうしても自分を律するのが難しくなることがあります。例えば、私自身もリモートワーク中に暇な時間ができると、昼寝をしたり、読書に時間を費やしてしまうことがありました。自宅という環境では、仕事以外の誘惑が多く、集中力を保つのが難しい場面が少なくありません。しかし、オフィスに出社すると、周囲の目があり、同僚や上司がいることで、自然と仕事に向き合うしかなくなります。結果として、オフィスではより効率的に仕事が進むことが多いのです。他の誘惑が少なく、仕事に集中できる環境が整っていることも、出社の大きなメリットです。

一方で、単純な作業に関しては、大きなモニタや座りやすい椅子といった作業環境が整っている自宅の方が効率が良いように思えます。私の場合、クライアント先で仕事をしている都合上、大きなモニタを置くことができず、ノートPCの小さい画面でチマチマとエクセルやパワポを編集しています。これは正直効率が悪く、かなりストレスに感じています。職場の作業環境があまり整っていないという方は、週に1,2日程度作業デーとしてリモートワークをするのが理想的といえるかもしれません。

2. コミュニケーションが円滑に進む

リモートワークでは、チャットやビデオ会議を使ったコミュニケーションが主になりますが、これではどうしても一方通行の情報伝達になりがちです。対面でのコミュニケーションは、相手の表情や身振り、ちょっとした空気感など、デジタルでは感じ取れない要素を含むため、相手の意図や感情をより深く理解できます。

特にコンサルタントの仕事は、クライアントやチームメンバーとの信頼関係を築くことが不可欠です。顔を合わせて話すことで、相手の反応を直接見ることができ、リアルタイムで対応することが可能になります。これにより、誤解やズレが生じにくく、プロジェクトの進行がスムーズになります。また、オフィスでの何気ない雑談や、仕事とは関係のないコミュニケーションも信頼関係を深める重要な要素です。これらはリモートでは実現しにくく、オフィス勤務ならではの大きな利点です。リモートだとちょっと怖いな、と思っていた人が、実際話してみると意外と気さくな人だった、ということは私自身何度か経験してきました。また、何気ない雑談から仲良くなり、定期的に飲みにいくような関係を築けたこともあります。そういった、人とのつながりに関しては、出社しないと得られないメリットだといえるでしょう。

3. 即時のフィードバックや意思決定ができる

リモート環境では、チャットやメールを使ったフィードバックや確認作業が主流ですが、これらは即時性に欠けることが多いです。特に急を要する場面では、相手がメッセージを確認するまでの時間が無駄になってしまいます。一方で、オフィスでは物理的な距離が近いため、疑問点や確認事項があればその場で質問し、すぐに回答を得られることが多いです。これにより、プロジェクトの進行が滞ることなく、スピーディーに物事が進んでいきます。

また、意思決定に関しても同様で、対面で話すことで、意見交換がよりダイナミックに行われ、迅速な判断が可能になります。リモートでは一度に一つの質問や確認しかできないことが多いですが、対面なら複数の問題を一気に解決することも容易です。特に時間が限られたプロジェクトやクライアント対応において、この即時性は大きなアドバンテージとなります。

4. クライアントからの信頼感が向上する

クライアントとの信頼関係を築く上で、対面でのやり取りは非常に効果的です。リモートでの打ち合わせも可能ではありますが、画面越しでは相手の細かな表情や反応を捉えるのが難しいことが多いです。オフィスやクライアント先で直接顔を合わせて話すことで、相手に対する誠実さや真剣さが伝わりやすくなります。

また、実際に足を運んで会うことで、「わざわざ来てくれた」という心理的な好印象を与えることができ、信頼感が高まる傾向があります。私自身、今は出張という形でクライアント先に出向いているのですが、毎週遠方から来ているということに好意的なコメントをいただくことも多いです。

コンサルタントは、クライアントにとって頼りになるパートナーであることが求められます。そのため、対面でのコミュニケーションを通じて、「この人に任せれば大丈夫だ」と思わせることが重要です。さらに、対面での打ち合わせでは、オンラインでは難しい資料の共有や説明もスムーズに行えるため、複雑な案件でもクライアントとの意思疎通がしやすくなります。

5. 切り替えがしやすい

リモートワークの大きな課題の一つが、仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすいことです。自宅での仕事は、ついつい長時間にわたって働いてしまったり、逆に集中力が続かずに効率が下がったりすることがよくあります。オフィスに出社することで、物理的に環境を変えることができるため、自然と「仕事モード」に切り替えることができます。

また、通勤時間を有効活用することで、その日の仕事の予定を整理したり、気持ちの準備を整えたりすることができます。オフィスに到着した時点で、すでに頭の中が仕事に切り替わっているため、出社後すぐに業務に取り掛かれるというメリットもあります。一方、リモートではこのような切り替えが難しく、生活と仕事の境界がぼやけてしまいがちです。そのため、メリハリのある働き方を実現するためには、オフィスでの勤務が効果的です。

さいごに

以上、出社するメリットについて解説しました。私自身が週5出社しており、今の自分を正当化したいという思いがあるものの、仕事を進める上では出社した方が圧倒的に効率が良いですし、良好な人間関係を築くことができると思っています。

一方で、リモートワークにもメリットがたくさんあるということも理解しています。リモートワークでの働き方については、世界最大のフルリモート組織であるGitLabのスタイルが非常に勉強になりました。現状リモートで仕事をされている方は、ぜひ一読することをオススメします。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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