大阪におでかけ: 木津市場
皆さん、こんにちは。
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今回は、なにわの台所を支える「木津市場」を紹介します。
300年の歴史を持つ木津市場
木津市場の歴史は古く、その起源は平安時代にまで遡るそうです。
朝廷のお抱え商人として魚介類を奉納していた、とも言われています。
今でも行われている今宮戎神社の戎まつりはその名残なのだそうです。
市場の原型ができたのは1710年頃。各人がそれぞれの商品を持ち寄って販売した「野立ち売り」から発展しました。その100年後の1810年に、ようやく市場として認められて、木津市場が誕生しました。
大正12年、安定した物流・商流の確保の為、「中央卸売市場法」が制定され、中央卸売市場は1都市に1つという原則が決められます。
木津市場には「閉鎖せよ」という決定が下りますが、これに応じず残存運動を続けます。努力の結果、昭和6年に「大阪中央市場の木津配給所」として残存することとなりました。
戦後一時廃場になったものの、昭和25年に旧市場関係者有志により、完全民営の市場として復活し、日本最大級の規模を誇る民間の地方卸売市場として、現在もなにわの台所を支え続けているんですね。
新鮮な食材と活気と熱意が集まる木津市場には、長く深い、不屈の歴史があるのです。
目指せ!お買い物上手!(シーフード編)
さて、木津市場の深い歴史を学んだところで、肝心の「お買い物」についてです。
筆者は先日、市場のお買い物ツアーに参加しまして、その際に市場の”プロ”から「お買い物上手」になるコツを聞いてきました。
最初に一番大切なことをお伝えします。
それは、「今日のメニュー・食材を決めずに、まず市場に行く」こと。
その日、市場で見つけた良い食材を使って、メニューを考えるのがおすすめです。
そのほかには、以下のようなコツがあります!
・市場内を1~2周見てまわり、良さそうなものを探す
・見当をつけた店で、その日のおすすめを聞く。
・さばいてもらえるか確認。
・値札がないお魚も勇気を出してお店の人にいくらか聞いてみましょう。
キログラム単位で値段表示している場合もありますので、1匹の値段も聞いてみましょう。
・購入したお店を覚えておく
新鮮な食材が手に入る木津市場。歴史と買い物のコツを知ることで、より一層楽しくなりますね。
◆アクセス◆
地下鉄大国町駅より徒歩3分
3.参考文献
大阪木津卸売市場 ホームページ
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