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北海道内お出かけ記録
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袋小路突破ドライブ。美唄へ

「あぁーーーだめだ!毎日お ん な じ だ!」 小さな子ども達界隈で流行っているウイルスを避けるため、息子と支援センター(児童会館的な遊び場)に通うことを自粛し、早2週間。 加えて息子氏、ちょうど後追い期に入ったようで、私の姿が見えなくなるとご機嫌ななめ。 外で遊べないためか夜の寝つきも悪く、夜泣きも多くなってきました。 自称お気楽母ではありますが、平日ほぼワンオペ子育てもここにきてドン詰まり。 今日は昨日の焼き増し。 きっとまた似たようなことでぐずられるのか…。

立ち飲んでタッチアンドゴー

「座って、ゆっくり食べなさい」 とか 「ぼーっとしないでご飯に集中して」 とか。 小さい頃、言われてきたことが許される場所、ど〜こだ? ……… …… … \\立ち飲み屋だ!// そう、立ち飲み屋。 大人だけが留まることを許された宿木なのです。 ◇ 7月最初の日曜日。 道新ホールで開催される くるりホールツアーに参戦するため、大通に降り立ちました。 約3ヶ月ぶりの夜遊び、それもおひとり様! 開場までの1時間ちょっと、どう遊ぼうか? 腹が減っては戦はでき

日本酒啜って諸行無常

TPOに合わせた服装があるように、場所に合わせた食べ物飲み物というものはあるように思えるのです。 映画館ならポップコーン、 野球場にはビール、 落語とくれば蕎麦と酒、 みたいに。 ◇ 金曜日の夜、息子を家族に預けて初めての夜遊びをしました。 行き先は「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常 札幌公演」。 林檎さんソロ名義では5年ぶりとなる全国ツアー、チケット当選を知った時から早数ヶ月、満を持しての参戦です。 時刻は17:30。大通駅に降り立ったものの開演まではまだ余裕が。

行きつ戻りつ西18、延長戦

束の間の現実逃避も延長戦へ。 美術館を出た後、向かった先は… 13:45またまた移動はそそくさ早歩きで太田ビルへ。 (やっぱり気になる駐車場代)(ああ日常) このビルにはいつもお世話になっているカフェと雑貨屋さんが入っています。 まずは1階奥の喫茶店「珈琲と衛星」へ。 コロナ禍を機にお一人様専用喫茶として営業されているどこか懐かしい雰囲気のお店です。 ランチにスイーツもしっかり食べたところだけど、せっかく来たのだもの、ここでも頼んじゃう。 わずか6席だけの店内は

行きつ戻りつ西18

息子(3ヶ月になりました)のお世話に追われ、どうにかこうにか家事をこなす日々の最中のことでした。 周囲から「たまには子どもを預けて出かけてきなよ〜」と勧めがあって、先日、ついに久々のぼっち時間を過ごしてきました! 行き先は大好きな西18丁目エリアです。 金曜日11:00息子のお世話を実家にお願いし、やってきました西18。 このエリアには大好きな美術館もカフェも雑貨屋さんも集まっていて、いつも私をうっとりさせてくれます。 よし、今日は現実逃避の1日だ! 車を停め、早

サッポロビール博物館で知る ビールが至福の一杯たる所以

札幌が誇る観光地と言ったら羊ヶ丘展望台?大通公園?時計台? いずこも素晴らしく善し悪しを決めるのは困難… が、サッポロビール博物館! そう、どこを差し置いても私は「サッポロビール博物館」を推したい。 もう観光客のみならず道民もビール好きか否かもとりあえず一回は行った方が良いと太鼓判を押している。 先日、久しぶりに訪れ、改めて良さを感じたので、 今日はどうぞ博物館の魅力に止まらず、展示から感じたビール愛にお付き合いください。 入り口の樽、何とある?札幌駅からバスを乗り

合言葉は「ル〜ルルル〜」

北海道は富良野、と聞くと皆さんは何をイメージされるでしょうか? どこまでも広がる青い空に紫色のラベンダー ドラマ『北の国から』 …… ですよねですよね! 見どころ沢山で、THE北海道!な景色を見せてくれる富良野。 実はグルメも豊富でして、エゾシカ肉や地元の採れたて野菜を使ったメニュー、乳製品など食べていただきたいものばかりです。 とりわけ私的一押しは富良野で食べるカレー! (なぜか?富良野は町を上げてカレーを推していて、「富良野オムカレー」なるご当地グルメがあったりする

サイゼリヤで貴族ごっこ

近頃の私にしては珍しく、土曜も日曜もあまり関係なく連勤の嵐に見舞われていました。 そんな中、通院のためにぽっかり1日だけ獲得できた平日休み。 これは活用しないと!ということで、病院帰りのご褒美にずっと気になっていたサイゼリヤに行ってきました。 ◇ 今日はもう何食べても良いよ!解禁日ということでじっくりメニューと睨めっこ。 前菜にスープ、メインは〜……定番のドリアも良いけどピザかな⁉︎いやパスタも捨てがたい!ドルチェはもちろん頼むとして〜…… 幸せな悩みタイムが続きま

なんて自由なやきそば屋

プロローグ 父が語る昔話に大好きなエピソードが一つあります。 「昔ね、大通にあった長崎屋(百貨店)の中に焼きそば屋さんがあったんだよ。普通盛りからとんでもない量の焼きそばを提供していて、卓上に置かれた色んなソースで自分好みに味付けして食べてたもんだよ。」 あまりにも父が生き生きと話をするものだから、私も行ってみたかったな〜と羨ましがっていたものでした。 出会いは突然に 時は流れて2022年。私は父が語っていた焼きそば屋さんに唐突に出会うことになります。 最近好きに

愛ある毒の目撃者に−バンクシー展を観て

「バンクシーが札幌にやってくる!」と昨年末頃から話題になっていた『バンクシー展 天才か反逆者か』に行ってきました。 訪問前から「これはきっと鑑賞というより目撃、て感じかも」と予感していた通り、いやそれ以上に衝撃的でした。 展示はバンクシーの制作の裏側を覗き見できるようなスタジオの再現や専属カメラマンによる制作の様子の写真紹介からスタート。 バンクシーはストリートでサッとペインティングできるようステンシルの手法を取ることが多いようで、再現スタジオには数々のスプレー缶や型紙

おいしさまでのカウントダウン

着丼1週間前 「そろそろ行く?」と主人と打ち合わせ。 LINEで送られてくる営業スケジュールを確認。 週末は営業日であることを確認。 「前回から3週ほど経っているし、そろそろだね!」と週末の来店を決意する。 着丼3日前 お財布の中のお札をチェック。 券売機では1000円札と小銭しか受け入れてくれないため、大きなお札はなるべく崩しておく。 店頭で両替も可だが繁盛店、なるべく負担をかけぬようひっそり配慮。 着丼1日前 主人と「いよいよ明日だね!」と来店のワクワク感を共有する。

回復後のロイヤルホスト

人は追い込まれると欲望が研ぎ澄まされるものなのでしょうか。 ワクチン3回目接種からちょうど24時間後。 重怠い体をベッドに横たえながら私はずっと考えていました。 「ロイヤルホストのクラブハウスサンドとオニオングラタンスープが食べたい…!」 ◇ 日曜日の昼下がり。 小さい子どもを連れたファミリー、お友達同志と思しきマダム、老夫婦とロイヤルホストは老若男女で賑わっていました。 ロイホランチをご褒美に!を合言葉に回復した私は、晴れてその仲間に入れることがとても嬉しかっ

潜入!コロッケ研究所

コロッケ −それは地球上のあらゆる食べ物の中で最も幸福指数が高いもの。 コロッケ −それは声にするだけで幸せな気分が満ちる魔法の単語。 そんな愛してやまないコロッケの研究所⁉︎がなんと我が家の近くにあると聞き、調査に乗り出しました。 行列ができる研究所最寄駅からの帰り道。その建物の前には車が列をなしている様子を度々、目にしてきました。 近づいてみると「東名食品工場」の看板、の横にはためく「コロッケ」ののぼり。そして風に漂う揚げ物の香り。。 どうやら食品工場の2階事務

香川県は地下にある

なんでも香川県は大通駅の地下にあるらしい。 そんな話を随分と前に聞いていました。 なんのこっちゃと思いましたが、どうやら札幌でも有名な本格讃岐うどんのお店がビル地下にあるようです。 香川県、もとい「かがわ軒」に行ってきました。 香川県のうどん文化に痛く感銘を受けたという店主が脱サラ、本場で修行を経て開いた「かがわ軒」。 入店したら券売機で食券をゲットし、カウンターへ。 もうもうと湯気が立ち上がるお鍋でチャチャっと麺が茹で上げられ、「どうぞ〜」の声を合図にトッピングで自