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100粒のリンゴの種子


あなたは100粒のリンゴの種子を持っているとしよう

それはあなたの種子

あなたはそれを人に与えると、もう持てなくなるのではないかと心配でならない

あなたはその種子を自分のところに溜め込む

食べるものがないから、その種子を食べている

人生はきびしい

物が足りない

あなたは欠乏の中に生活しているのだ


あなたは100粒のリンゴの種子を持っていると想像してみよう

あなたは豊かな気持ちを持っている

自分の与えるものはすべて倍増するということを知っている

あなたは信仰を持って、必ず自分のところに帰ってくるという思いで、その種子を風に投げる

その種子の多くは痩せている土地に落ちて、失われてしまう

ある種子は鳥に食べられてしまう

事実上、100粒のうち99粒は何の根もおろさない

まわりの人たちは言う

「すべてが失われた、何も信頼できない、親切は仇で返される」

彼らはありとあらゆる毒をあなたの耳に注ぎ込む

しかし、それでもあなたは豊かである

農場の法則は必ず支配する

1粒の種子は根をおろす

そこからリンゴの木が芽生える

この木は毎年あなたに、100個のリンゴを与えてくれる

あなたは種子の代わりにリンゴを食べる

まわりの人たちは驚嘆する

彼らは言う

「あの人は運がいいだけだよ」

彼らは文句を言う

「何で私たちは種子しかないのに、あなたはリンゴを食べていられるの?」

しかし、あなたの住んでいる世界が、あなた自らの豊かさを反映しているだけ

鏡を見て、そこに写っている自分の姿が気に入らないとき、鏡は問題ではない

その100個のリンゴの中に、それぞれ10粒ずつ種子がある

あなたは1000粒の種子を風に投げる

翌春、あなたの果樹園に新しい木10本が立つ

あなたは1000個のリンゴを持つ

隣人の人々にもリンゴを与え始める

さらにリンゴの木を植える

数年間経ったところで、コミュニティ全体が、あなたの豊かさの中から食べていっている

あなたは豊かなコミュニティに住んでいる

あなたは何千という木を持ち、何百万というリンゴを持ち、数えきれないほどの種子を持っている

誰でも豊かな世界を作り出すことができる



あなたの今の状況において、「種子を手放す」とは何を意味するでしょうか?

いつ、どのようにそれを実行するのでしょうか?

『リンゴの中に種子がどれだけあるかは数えられても、その種子の中にリンゴがいくつあるかは数えられない』



自己肯定感も同じです。

自分を肯定することは、自分の中にある種を信じること。

人間の中の種とは希望であり、可能性であり、その真ん中には愛があります。

愛は溢れ出てるもの。

与えれば与えるだけ広がっていくもの。

そして何万倍にもなって返ってくる。

自分を肯定して、人に与えていきましょう。

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