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なぜ家計簿をつけるのか?
家計簿をつける目的は、お金の不安を無くすため、無駄な支出を減らして貯蓄額を増やし、資産を増やしていくためです。
派手に爆益を上げるような景気のよい話ではなく、どちらかと言うと地味な作業になりますが、資産形成のベースになりますので、必須の事項です。
家計簿をつけて、現状の固定費を把握して、無駄を削減するのが節約の第一歩です。
変動費の節約はその次の段階です。
何が固定費になるかは、人によってまちまちですが、概ね以下の項目が固定費になる方が多いでしょう。
住宅関連費(家賃、住宅ローン、管理費、修繕積立金、固定資産税など)
保険料(生命保険料、医療保険料、損害保険料など)
クルマ関連費(駐車場代、ガソリン代、税金、車検費用など)
サブスクサービス費
通信費(携帯電話、ネット通信費、固定電話、その他通信費)
公共料金(電気、ガス、水道光熱費など)
教育費
食費(外食費は除く)
住居の住み替えや、保険契約の見直し、契約電力の見直しや、無駄なサブスクの解約など、固定費の見直しは1度削減できれば、来月以降もずっと削減したままにできる項目が多いです。
逆に「電気をこまめに消す」なんて言うのは、努力したわりに成果が乏しいです。そう言う日々の努力が必要な節約は、後回しにしましょう。
家計簿をつけて固定費の削減に成功すると、かなり節約モチベーションが上がります。
家計簿の効用は他にも色々あります。
つけていない方はまずは、はじめてみると良いでしょう。
家計簿をつけ節約しながら月々の出費が見えてくると、自分が年間いくらくらいあれば生活できるか、概ねわかってきます。
そうすると現在の資産で、収入ゼロになった場合に生活できる期間(リスク耐久度)なども見えてきます。
リスク耐久度=(金融資産-短期負債)÷固定費
また例えば、老後資金に2000万円貯めたいとして、
老後まで●年あるから、年●円貯蓄するために、何をすべきか?
そもそも今、いくら貯蓄できているのか?
預貯金だけで希望額に到達するのか?
資産運用もするべきか?
もっと節約して貯蓄のペースアップするか?
などの検討も家計簿をつけて自分の収支を把握することで、できるようになってきます。
家計簿のつけ方は人それぞれだと思いますが、少々なら金額が合わなくても、続けることが重要だと考えております。
私は手間をかけずに、ある程度正確につけるために、家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使用しています。
カードや銀行口座などと連携できるので、自動で記録が残せるようになります。
そのため日々の支払いも、基本的にキャッシュレス決済を利用して、現金はできるだけ使わないようにしています。
家計簿の具体例として、2024年6月の私の家計簿を一部公開します。
文章だけでは分かりにくい部分を補足できればと思います。
最近は月々の目標支出額を、25万円以下としています。
まだまだ課題のある家計簿ですが「こんな風につけているんだ」と言う参考になればと思います。
1.支出合計(2024年6月) ¥209,907
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2.支出内訳
a.住宅費 ¥83,810
基本的には住宅ローンの返済金がメインの支出項目です。
このペースだと80歳近くまで、住宅ローンの支払いは続きます。
(専有部)修繕積立金も少し行っています。
本来なら(専有部)修繕積立金は、振替設定にしたいのですが、アプリ上なぜか変更できなくて困っています😅
住宅ローンがあるため、月々の支出のうち大きな割合を占めている項目の1つです。
元金均等返済なので返済が進むにつれ、月々の支払い額が僅かながら減って行くのがせめてもの救いです。
b.その他(家計) ¥71,480
家族で使うお金を別口座に入れて管理しています。
家族口座の管理は相方の担当になるので、基本的に私は入金するだけでノータッチです。
家族口座から支払いは、家の食費、日用品、水道光熱費、住宅の管理費、(共用部)修繕積立金、Wi-Fi、カーシェアなど多岐に渡り、色々やりくり上手な相方に感謝しております。
こちらも月々の支出のうち大きな割合を占めている項目の1つです。
c.趣味•娯楽 ¥16,490
家族の旅行貯金の積立金と、最近ようやく再開した棒術での支払いです。
この旅行貯金の積立も、振替設定にしたいのですが、アプリ上なぜか変更できなくて困っています😢
d.健康•医療 ¥11,799
歯医者の定期健診代と、サプリの費用になります。
サプリを半年分まとめ買いしたので、少し出費が増えました。
e.交通費 ¥6,946
基本的に電車やバスなどの公共交通機関を利用しています。
自宅の周辺は、そこそこ交通網が発達しているので、自家用車は不要と感じております。
f.食費 ¥5,792
出費のうち仕事の途中で食べる、外食費が大半です。
外回り中は外食になりがちです
g.税•社会保障 ¥5,008
固定資産税積立金と若干の国税です。
支払いは年1回ですが多少積立をして、1度での出費額を緩和しています。
h.交際費 ¥3,184
ちょっとした家族へのプチプレゼント代などです。
i.通信費 ¥2,511
旧フリーテルを契約していて、使った分だけ料金が上がるプランです。
最近格安プランが多く出てきて、以前よりやや価格競争力が落ちてきた気がします。
最近見直しを考えはじめています。
j.教養・教育 ¥2,140
主に書籍の購入代金です。できる限り古本を購入するようしています。
k.日用品 ¥547
急遽マスクを買った費用です。コンビニで買ったので割高です。
l.未分類 ¥200
項目分けが未決定の項目です。
仕事で使用した印紙代の立替払いです。
3.今月の振り返り•課題
公開しようと思って書き出してみると、意外と項目が多いことに改めて気が付きました。
項目を5項目前後にまとめたシンプル家計簿を、取り入れてみようかと考えております。
資産形成の資金は、金融機関での自動振込設定などで、かってに引き出されて行きますので、月々の家計管理からは対象外としています。
この辺りもほったらかし投資だと負担なく続けられてお奨めです。
今年は1月から変動費の部分で出費が増えて、やや支出超過の月が多かったので今月はまずまずの結果だったと思います。
最終的には年間でだいたいの帳尻が合えばよいので、来月もこのペースで行けたらと思っています。
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