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吊るし柿を干した20231103

最近毎日甘柿を1、2個木から取っては食べている。
おやつの時間に仕事の息抜きと栄養補給と精神衛生などを考え
更には物価高騰への自己防衛も兼ねている。
この2本の柿の木、
一本は植後40年ほどの針葉樹林を切り開いた時にあった物を残しておいたが、
剪定する暇はほとんどなかった。
もう一本は、その近くに幼い柿の木があったのを周りは畑にして
残しておいた。
その2本が今年実をつけた。
今までも1−2個はつけていたが、
古いほうは10個ほど、若い方は2−30個ほど。
剪定も兼ねて毎日収穫し食べている。

少し離れた藪の斜面に、渋柿がある。
今までも2−3個はなっていたが、ここ数年少しづつ制定していたら、
今年は20個ほどなった。
その実が大きい。

ここ中土佐町は海のそばで、
冬になっても気温が高い。

そんなところで吊るし柿を作ると、
カビが生えたり腐ったりする。
ハエが卵を産みつけて、ウジが湧くこともある。

熟れてはいるが硬いタイミングの渋柿で、
なおかつ気温ができるだけ下がってから
干し柿にしたい。

カラスとの競争でもある。
カラスは渋柿でも、少しづつ突っついて、
傷口を熟させて徐々に食べる。

あるいは、柿がそのせいで落ちて、
その衝撃や地面の水分や微生物で
腐り始めるのを見ながらカラスが食う。

彼らとの生存競争の微妙な塩梅で収穫するのである。

そのギリギリの収穫タイミングが昨日だった。

カラスには5−6個落とされていたし、
落ちないまでも、半分前後齧られているものもあった。
だから絶妙なタイミングだった。

昨夜皮を剥ぎ、
今朝吊るした。

それが、この画像である。

日付をつけたのは備忘録にしようと思ったからだ。

来年はもう少しカラスの分前を減らそうと思う。




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