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小田々農園の求人の条件4/ファーストワンマイル

小田々農園が農業EXPOと農業就職・転職LIVEに出店するにあたって、
どのような労働条件を提案できるかをメモしておこうと思います。

農業を始めたいあるいは田舎で暮らしたい人たちが何を望むかは多種多様です。

ここでは、小田々農園や関連会社が四半世紀前から基本としているビジネスモデルについて触れておきたいと考えます。

一言でいうと、
1st 1 mile と last 1 mile を共に持つ産業(農業)は最強
だということです。

#ファーストワンマイルとラストワンマイルを共に持つ農業 とは?


今から畑に行くので、帰ってから仕上げますね。
かえってきました。

#ファーストワンマイルとラストワンマイル

#ファーストワンマイルとは

文字通りいうと最初の1マイル≒1.6キロメートルですが、数字にそれほど意味はありません。

ファーストワンマイルは商品やサービスの生産現場周辺のことを意味します。
農業で言えば、
田んぼや畑
そこに植える作物、
その作物の生育条件
その栽培技術
貯蔵技術
場合によっては加工技術
のことです。

当然ですが、
1マイルは比喩的表現でそれが100メートルだろうが
場合によっては100キロメートルだろう
数字の大小が問題ではありません。

磨かれた栽培技術で
適地適作で作物を選び、
その作物と相性のいい人が世話し(適任)
適期に必要な世話をし
旬を逃さず収穫する。

作物によっては最適な状態で貯蔵する

それができるプロのことです。

当然、農業を目指す多くの人は
これを目指していろいろの勉強や体験を修行をするのでしょうが、
これだけでは、
双発のプロペラ機の
エンジンの一つが動いているにすぎません。

いわゆる片肺飛行という奴です。

私が見る限り多くの就農希望者もその指導機関も
片肺飛行しか目指してないようです。

適切な価格で販売できる先が無ければ、
収穫した瞬間から鮮度が落ち、
足元を見られ買いたたかれます。

生ものである農産物は収穫した時には売れている必要があります。

ファーストワンマイルは当然として、
必要なのはラストワンマイルとの組み合わせなのです。







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