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2022J1リーグ第28節

 本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。待ちに待ったホームゲームは清水エスパルスを迎えエディオンスタジアム広島で18時30分キックオフだ。何が待ちに待ったかと言えば、今節からの残りのホームゲーム4試合で声出し応援が解禁されるからだ。これまでJリーグが積み上げてきた努力、そしてクラブもそれに答える努力をして開催される”声出し応援適用試合”が本日よりスタートする。スタートと言っても本来は元々そこにあったもの、声援も含め完成されるプロサッカーの試合が戻ってこようとしているのだ。

 コロナ脳に侵されていない人、物事の本質を捉えることが出来る人、常に思考停止とは無縁で考える人などはとっくに意味のないことと感じているだろうが、非常にタイトでハードなコロナ対応を思考停止かと思える程やり続けているマジョリティのために、Jリーグは愚直に努力を重ねエビデンスを積み少しづつ前に進んでいる。本当に大変な努力であると思う。そしてクラブの協力もあって実現する声出し応援は、現段階では非常にストイックなものであるがこれもまた致し方ないのであろう。しかしサポーターにとっては、それですらこの声出し解禁を待ちわびている。それは常に一緒に戦っていると思っているからであり、もっと後押しをしたいと切望しているからである。

 スポーツに限らず如何なるシチュエーションでも言えることで、メンタルがその人に及ぼす影響は絶大であり、それにより信じられない程何も出来ないと感じる時もあれば、120%のパフォーマンスを発揮できる時もある。サポーターの声援は間違いなくメンタルにプラスに働くファクターであるので選手のパフォーマンスは向上しゲーム自体のクオリティが上がることは自明の理であろう。そして声援を送るサポーターもまたスタジアムで一体となった声援によって高揚しメンタルを上向かせる。まさにウィンウィンの相乗効果である。

 まだまだプロスポーツの興行の完成形には遠いが、近づいていることは間違いないので、この流れを不可逆的なものとするために皆でルールを守りつつ最大に楽しもうではないか。

 サンフレッチェ広島は公式戦6連勝、リーグ暫定3位とかなり好調だ。しかし今節の対戦相手である清水エスパルスには今シーズン一度も勝ててない相性の悪い相手。今節でそれを払拭しリーグ終盤へ好調を維持したいところだ。清水エスパルスはヤゴ・ピカチュウ選手や乾貴士選手など強力な補強を敢行しているが、やはり最重要な選手はチアゴ・サンタナ選手であろう。彼を封じ込みホームで快勝といきたいところだ。

ODA SYCLE
小田

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