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手芸作品は我が子同然...なんてもんじゃなかった!!

何でも作ってみたがり、でおなじみ(ではない)
おだのんです!

本日、5月26日は我が子の1歳の誕生日です。あいにくの風邪っぴきでバースデーイベントは延期にしましたが、子どもが機嫌がいい時間はめいっぱいかわいがってお祝いしました。

さて、今回はいつもの投稿とひと味違う内容でお送りします。手芸をしていると時々ムクムク湧いてくる想いがあるのですが、そういったものを雑談的にnoteに書き留めたいと思います。そしてシリーズ化させたいなぁと目論んでいます。もっとかっこいいシリーズ名ないかな?

作品は我が子同然?

みなさんは、ご自身で作られた作品を我が子同然に愛おしいと思いますか?私は思います。いえ、正確には「思っていた」ですかね。

自分が作った手芸作品。例えば、手編みのミトン、刺繡のブローチ、手織りのコースター。出来上がるとそれはそれは愛おしくて、使うたびに愛着が沸いて、どんどんどんどん好きになります。それって自分が生み出したのだから、我が子のようなものだ、と思っていました。

しかし、実際に子どもを授かってみたら、我が子ってそんなもんじゃなかったのです!!我が子はもちろん愛おしいです。ですが、その気持ちは作品に対するものとはまるでちがっていました。

作品 VS 我が子

手芸作品は、私がかわいい、素敵と思うデザインです。カラー、素材、サイズ、どれをとっても私好みで、できあがったら常に持ち歩いて、少し自慢したくなります。作っていてミスしてしまったり、少しでも気に入らない部分があったりしたら、手直ししたくなります。作品には私の理想を詰め込んで、常にパーフェクトな可愛さを発揮させたいです。

しかし我が子は、見た目なんかどうでもいい。ただただ存在してくれているだけで、愛おしいのです。私の好みとかそんなの挟む余地なし。この子はこの子の人生を歩んでいるだけで、尊くて、素晴らしくて、立派です。手直しなんか、いらないいらない。この子が好きなことを好きなようにやってくれればいいのです(もちろん社会的・安全的にNGなことは止めます)。かわいくて自慢したくなる時もあるけど、他人の子もものすごくかわいくて愛おしい。我が子と一緒に成長してくれてありがとう、という感じです。親の理想なんか絶対に押し付けたくない。この子の理想をそのまま自由に広げてほしい、と願っています。


愛おしさの種類

作品と子どもを比べるなんて変な話、とお思いになる方もいるでしょう。確かに。ですが手芸に情熱を注いでいると、作品が愛おしくて愛おしくて、まるで我が子のようにかわいがる自分がいたのです。ですが、実際に我が子に会ってみたら、我が子はそんなもんじゃなかったぞ!と気づかされました。

私が生み出したから、私の理想であってほしい手芸作品。
私が生み出したけど、自由に歩んでいってほしい我が子。

作品に対する愛おしさ、我が子に対する愛おしさ。同じ「愛おしさ」でも異なる種類の気持ちなんだな、と感じています。

手芸と子育て。似て非なるものだな、という発見があった、というお話でした。

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