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今保護者対応が大変なのは○○だから!?

最近、ボスとの懇談がありました。
その中で、ボスは「今、保護者対応がかなり大変なんだよね」と話していました。
私は懇談や相談を通じて、保護者のニーズを理解し、彼らの意見を尊重し、アドバイスを提供して、「来てよかった」と感じさせるように心がけています。
これまで多くの保護者対応を経て、「こうすると良い」というテクニックも身につけました。
また、若手や保護者対応が苦手な教員にアドバイスをすることもあります。

そもそも、保護者がなぜ「学校に要求」をしてくるのでしょうか。
考えてみれば確かにそうですね。
同じ家庭や保護者同士で解決できそうな問題もあるはずなのに、なぜかすべて「学校」に依存しているようです。

その時に、ボスがこんなことを話していました。この内容にとても共感しました。
「今から40年前は、教師が問題解決をするのではなく、生徒同士で解決することが一般的でした。しかし、最近20年ほどでは、問題が生じたら教師が介入し、解決をする傾向が強くなっています。今の保護者は、そのような教育を受けた人たちで、「子どもの頃は何でも学校で解決してくれた」と思っているのでしょう。 昔の教育の影響が今に影響しているのかもしれませんね。」 と。

さて、この話から、これから20年後を考えると、「学校が解決する」だけでなく、「自分たちで問題解決をする」教育が大切だと感じます。

その方が、「学校に頼らずに自分で困ったら調べて、関連機関で解決する」力が身につき、より自立した社会を築くことができるでしょう。

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