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あと半歩下がれば首を縦に振り微笑むだけの娘になれるや トポトポと水を注いで薄めたき絆とさ…
しつけさえ解かれぬままで畳紙の中で二代の時を刻み来 母のだとただそれだけを抱え来た重さを…
画素数が年々下がる母の目にピンチアウトは異次元の神 そんなにも見なくて良いと言うことか嘘…
年玉を抱えた小さき子のようにモールではしゃぐ老母の背中 ******** 靴にバッグに靴下にセーター。あれ!これ!とショップを目指して先頭切って歩く母(トボトボとだけど) やっぱり自分の目で見て買いたいよねぇ…と。季節の変わり目にはまた車出して貰うように言おうと思う。
籠の梅くるんと返す手の皺に似れば良かろと母の笑いて