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【事業】小高パイオニアヴィレッジ

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「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」 一度は原発の避難指示区域になった福島県南相馬市小高区を、地域課題や資源を活用した事業創出で再生するコミュニティの拠点となる、… もっと読む
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#小高パイオニアヴィレッジ

再生と創造のシンボル「小高パイオニアヴィレッジ」とは?

福島県南相馬市小高区に立つ、小高パイオニアヴィレッジ。(以下OPV) グレーで無機質なコンクリートと半透明の壁を持つ一見不思議なその建物では、どんな活動がなされているのでしょうか。 本記事では、OPVの歴史やそこにいるコミュニティを紹介したいと思います。 株式会社小高ワーカーズベースについて「自立した地域社会を実現する」をビジョンに、2014年2月、和田智行(わだともゆき)により創業されました。 福島県南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う原発事故により、2016年7月まで

小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント後編:第二部 トークセッション レポート

さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート後編 第二部 トークセッション 編になります。 第一部のまちあるき偏のレポートはこちら はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外

小高パイオニアヴィレッジ5周年記念イベント前編:第一部 まちあるきレポート

さる3月2日、小高パイオニアヴィレッジ5周年トークイベント「地域の創造性と建築〜小高でなぜ連鎖的プロトタイピングが起こるのか〜」が開催されました。 本記事はそのイベントレポート前編 第一部のまちあるき編になります。 第二部 トークセッションはこちら はじめに:OPV5周年の御礼小高パイオニアヴィレッジは2019年にオープンした、コワーキングスペース・ゲストハウス・ガラス工房を複合した拠点です。 地域の起業家を中心とした事業創出の拠点としてはじまり、現在は外から相双エリ

【イベントレポート】シェアリングエコノミーMeetup!In福島 を開催いたしました。

こんにちは! 小高パイオニアヴィレッジのコミュニティマネジャー野口です。 さる12月12日 一般社団法人シェアリングエコノミー協会東北支部様とタイアップし、トークイベントを開催いたしました。 5月に石巻にて開催された、東北支部第1回ミートアップイベントに続き、第2回として、今回の開催です。 この地域の現在地を「シェア」を通じて捉え直しつつ、新たな活動につながる機会となりました。 会のイベントレポートを簡単ながらに共有いたします。 開催の背景:日常動作について、捉え直す。

【開催レポート】第2回スモールステッププロジェクト報告会

本イベントは、9月30日(土)に開催された報告会のレポートとなります。 6月末から9月末まで、自身のプロジェクトを企画・実行してきた8名の参加者の皆さんに、この3か月の歩みを発表していただきました! 当日は、24名の方にご参加いただきました! <概要> ・タイトル:浜通りスモールステッププロジェクト報告会 ・日程:2023年9月30日(土)18:00~20:00(受付開始17:30) ・場所:小高パイオニアヴィレッジ+ZOOM配信 ・参加料:無料 ・視聴者:どなたで

桜美林大学4泊5日フィールドワークレポート!

桜美林大学教育探究科学群の1年生7名が、11/8(水)から4泊5日小高にフィールドワークの滞在を小高ワーカーズベースでコーディネートしました! 彼らに課されたお題はこちら。 「予測不能な未来に対して、あなただったらこの街でどんな”楽しみ方”ができますか?考えたことを小高ワーカーズベースのnoteでレポートしよう!」 南相馬市小高区は、原発事故による5年間の避難がありました。現在、地域で生活している人は、ここで暮らすことをあえて選んで暮らしている人が多くいます。 さまざま

桜美林大学フィールドワーク報告⑦:小高の楽しみ方は...散歩?~福島県南相馬市小高区フィールドワークから学んだこと~

自己紹介こんにちは、一度でも話したら友達にカウントしちゃう佐藤拓斗です。現在は桜美林大学の教育探究科学群で1年生もしています。 なぜ小高に来たのか? 今回、私は大学のフィールドワークの一環としてこの町にやってきています。いくつかフィールドワーク先の候補はあったのですが、小高ワーカーズベースさんの"地域の100の課題から100のビジネスを創出する"という所に惹かれてこの町を選択しました。理由としては、将来的に起業したいと考えているので、今回の経験を通じてそのヒントを得ようと考

桜美林大学フィールドワーク報告⑥:心の赴くままの感情と向き合えました

こんにちは、桜美林大学1年生の腕木雅桜です。 普段、読書や音楽散歩と言ったまったりとした日常を過ごして 友達とおしゃべりをする一般的な大学生です。 <なぜ小高を選んだのか>今回のフィールドワークをこの小高で取り組むと決めた理由は、自分が食が好きなことと生活の基盤として一番に食に焦点を当て、それが自身未踏の地と普段の生活している場との比較対象の一つにもつながると感じました。 また元は被災地というマイナス印象のものをどう取り払ってどれだけプラスのものに変えていけるのか、自分の

桜美林大学フィールドワーク報告⑤:何もないけどあるもの

こんにちは!現在19歳で桜美林大学 1年の鶴田開土です!男ですよ! 基本は外に出て遊びたいと思っている人ですが、面倒くさくて休みの日は家に引きこもってます…笑 今回、小高には学部内で行われる授業の一環としてフィールドワークという形で訪れています! 元々、フィールドワーク先の候補地として「沖縄県」や「島根県 西ノ島町」などがあり、それを学生たち自身が選び、何処に行くかを決めるという事になっていました。ちなみに交通費と宿泊費は大学持ちです!(例外もあります) そんな中でなぜ

桜美林大学フィールドワーク報告④:日常こそ非日常であれ

【自己紹介】 どうも、桜美林大学の森 健人です。 「日常こそ非日常であれ」をモットーに生きてます。 【なぜ、小高に来たのか】私がなぜ小高に来ることを選んだ理由は、一度全てがなくなってしまった場所でどのように復活してきたのかを見聞きし、どのように復興に向け進んできたのかを知りたいと考え感じたからです。 実際に現地を体験し、その場所にある新しい伝承や現地のヒトに聞く事で、自分では気付けない多面的な視点で見ることができると考えたからです。 【小高で 気付いた・学んだ こと】小

桜美林大学フィールドワーク報告③:発想の拠点 ‐小高より気づきを込めて‐

こんにちは! 桜美林大学 教育探究科学群 一年 の 齋藤大耀 です。 地域をより活発にするためにどのようなことができるか探しに来ました 最近はずっと格闘ゲームにどハマりしています なぜ小高を選んで来たか小高では、自分自身の目的を探すことを目的としてきました。 理由としては自分自身の生きる方向性を見失いつつあったからです。 来てみてどう思ったか(来る前に対して)実際に南相馬市で様々なイベントやワークショップを行ったり、福ちゃんのメンタリングなどを通じたりして、「気づき」

桜美林大学フィールドワーク報告②:自分と小高と楽しみ方と

こんにちは! 桜美林大学1年のかのんです! 今回発見した『小高の楽しみ方』を伝えることができたらいいなと感じています。 プロフィール名前:岩倉花音 出身:神奈川県 興味:地域魅力化・自分について なぜ小高にきた?人口が0になった地域で挑戦している大人がいるという紹介をされ興味を持ったことがきっかけです。 挑戦している大人が集まっている場所は発見が多く、今後の刺激になるのではないかと感じて選びました。 また、私自身が地域の魅力発見などに興味があり、地域に触れたいと考えて

桜美林大学フィールドワーク報告①:小高の優しさに触れて…

①自己紹介みなさんこんにちは!はじめまして! 桜美林大学1年の望月咲希 (さき) です! あだ名は… " 直感がーる " ⬆ 今回のフィールドワークで出会った美鈴さんに 命名してもらいました! ︎︎☁︎︎*.┈ ミニプロフィール ┈︎︎ ☁︎︎*. 【出身】静岡 【目指している職業】 自分のプロデュースで人を輝かせ 人々に笑顔の花を咲かせること 芸能・舞台関係のマネージャー・プロデュース 【好きな食べ物】餃子 【趣味&好きなこと】 ・舞台鑑賞 ( 劇団四季のCATSが

さとのば大学の倉本くんによるランチ会が開催されました。 新規入学生も募集中!

こんにちは。 小高パイオニアヴィレッジの野口です。 弊社で連携受け入れをする「さとのば大学」。 「地域を旅する大学」をコンセプトに、オンラインでの講義と実際の地域をフィールドとした、実践的な学びを大切にした大学です。 2023年に入学し、1年生として南相馬で活躍中の倉本くんの様子をお伝えします。 愛知県出身の出身の倉本くんは若干18歳。 普段は地域のイベントをお手伝いしたりアクティブに活動し、すっかり地域に馴染んています。 中でも彼は初めての親元を離れた暮らしの中で、料