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#857 「自分でやり切ってナンボ」の仕事のやり方が、いよいよヤバイ!

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間がスタートいたしました。
今週はどんな一週間になりそうでしょうか。
週末はゆっくりとお休みできましたでしょうか。

本題に入る前に余談ですが、私はこの週末に人生で初めて鍼というものを体験しました。
鍼灸と言われる鍼のほうですね。
しかも、美容鍼というんですか。顔に細い鍼をプププと立てていくあれです。
体にも鍼って体験したことはなかったのですが、人生で初めての鍼体験が、顔に鍼を刺す体験だった。
まだまだやったことのない初めての体験は、やっぱり楽しいですね。
私が新卒で入った会社の初めての配属のその時の先輩が女性の先輩で、私はその先輩の影響を、いい意味で社会人のはじめにいろいろ受けたんですけど、その先輩が仕事を通じてストレスや体調に影響を受けたことをきっかけに仕事を辞められて、働く女性の心とからだの健康を守りたいというコンセプトのもとに、自分で鍼灸院を立ち上げられたんですね。
10年ぶりくらいに先輩に会いまして、ここまでのお互いの軌跡を共有しながら、懐かしいワイガヤに花を咲かせ、人生で初めての美容鍼を体験させてもらいました。
私もプロじゃないので、もし体験したことがある方がいたら一緒にワイガヤをしたいんですけど、普段、顔の表面を自分で触る中では、届かない場所に刺激が伝わっているな、でも、全然痛くないのですが、そういった感覚と、ビフォーアフターで写真も撮ってもらったんですけど、はりっとしたリフトアップ感も感じられて、先輩とのトークに癒やされ、からだも癒やされ、顔もはりっとし、すごく良い時間が過ごせたなって思いました。
みなさん、心とからだの健康、そしてメンテナンスは大事ですよね。

#どう使うChatGPT

そんな余談はおいておきまして、今日の放送のテーマですが、Voicyさんのハッシュタグ企画でお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグは、『#どう使うChatGPT』なんですよ。
こういうハッシュタグがくるんだというところもありますし、ちょうど先週の土曜スペシャル対談が、まさにChatGPTを含む生成系AIといわれるジャンルでいろいろお仕事をされる芝先さんとの対談でしたので、ここにもつながるなと思いました。
芝先さんとの対談もそうですし、今日の放送もそうなんですが、私はChatGPTのプロではありませんので、どちらかというと、ChatGPTを使ったことがある人もない人も、そしてこれ系に詳しくない人も聴ける、結局これから私たちはどんなビジネススキルが必要となってくるのかな、鍛えられるとおもしろく仕事がしていけるのかな、そんな話を私なりの観点でしたいと思います。

『#どう使うChatGPT』ですが、私も何を隠そう、一カ月前にようやくChatGPTをさわりだしたという超初心者なんですね。
でも使ってみると、話を聴くだけよりも、10倍仕事がこれからどう変わっていくか、そして私たちも頑張り方をどう変えなきゃいけないかの強烈なインパクトを受けましたので、早速これをどう使っていくかという話もチームの中で動いていますし、そこを含めての所感を共有したいと思います。
くれぐれも、ChatGPTをどう使いこなすかという話ではなくて、使いこなすために何が必要かという観点で今日の放送をしたいと思います。

いよいよヤバイ!気合い・根性・長時間労働の頑張り方

ChatGPTを使ってみて私が強烈に思ったのは、改めて、気合い・根性・長時間労働の頑張り方、そして一人でやり切ってなんぼの仕事の進め方、この仕事のやり方はいよいよ本当にやばいなと思ったのが、正直な所感です。
もともとやばかったですけど、なにがやばかいかというと、それでなんとかなっているならいいじゃんというレベルじゃなくて、このやり方を続けていたら、自分の人材価値、市場の中での人材のポテンシャルをめちゃくちゃ下げまくっちゃうな、そういう意味でやばいと思ったんです。
「何を言ってるの?あなたも気合い・根性・長時間労働でやってきたし、一人でやりきってなんぼ人間そのものだったでしょ」って自分に言ってるんですけど、この頑張り方は、いよいよ本当にやばい、そう思いました。

じゃあ、それをどう変える必要があるのかというと、ChatGPTを使いこなすというテーマにおいても、人を動かして仕事を前に進める力、先週もこれ系の話題で放送が盛り上がりましたけれども、人を動かして仕事を前に進める力が本当に重要なんだな、使いこなせるかどうかは、これを持っているか持っていないか次第なんだなと思いました。

先週の放送の流れだと、人を動かして仕事を前に進める力は、リーダーやマネージャーになったらほしいねという観点だったかもしれないですけど、ここで改めていえるのは、人を動かして仕事を前に進める力がいわゆるマネジメントと言われたりもするのですが、これって新人から、たとえリーダーでなくてもマネージャーでなくても、私たち一人一人に必要なスキルなんだなと痛感しています。
ChatGPTから飛躍しすぎているように聞こえるかもしれないですけど、ChatGPTというのはこの話の流れでいくと、ChatGPTは「ChatGPTさん」と呼んだほうがいいと思います。
AIとか道具という認識をするよりも、一緒に仕事をするメンバーだと思ったほうが、この話はすっと頭に入ってくると思うんですよね。
「ChatGPTさん」という一緒に仕事をするメンバーである。道具ではなく、機械でもない。

人を動かして仕事を前に進める力が必要

ChatGPTを使いこなせる人には、人を動かして仕事を前に進める力が必要である。
これはどういうことかというと、一緒に仕事をするメンバーの「ChatGPTさん」を思い描いていただきたいんですけど、それが現実に一緒に仕事をする仲間であったりチームの一員であったり、あなたが「ChatGPTさん」の上司だったとしたら、「ChatGPTさん」から最高のパフォーマンスを引き出すにはどうします?
これが現実に人であれば、まず、相手は何ができて何ができないかをよく知る必要がありますよね。
さらに、自分が相手のリーダーとして仕事を構想して、ゴールを達成したいとか、こういう成果をあげる必要がある、そのためにこういうアウトプットが必要である、そういった仕事を構想して、何をどうアウトプットしてほしいかを明確にして、仕事の依頼を出す。
「ChatGPTさん」の役割を明確にする。
こういったコミュニケーションを言語化して論理的に取っていきますよね。
さらに、「ChatGPTさん」が依頼した仕事を瞬時に進めてくれることで生み出した時間を使って、じゃあ、自分は何をするのか?
自分は自分にしかできないことをやるんだけど、それは何かをきちんと決めて、仕事を前に進めていく。
こういうことができてはじめて「ChatGPTさん」と自分とのペアで最高のパフォーマンスが発揮できる。
こういうメカニズムですよね。
リアルメンバーと同じ。
裏を返すと、どういう問題を提示しているかというと、相手のことを知らない中で、結局個人商店同士みたいな感じで仕事をしちゃうとか、あと、指示は出せるけれども、すごいアバウトな指示で、相手のパフォーマンスが引き出せないとか、先週も「仕事を振る」という言葉はどうなんだろ?みたいな話題で盛り上がりましたけれども、それも同じですよね。
もしくは、パートナーがいるにも関わらず、自分で抱え込んで何でもやってしまう。
そうすると、当然、パートナーのパフォーマンスは最大化されないわけで、ここにもやっぱり一人でやりきってなんぼという仕事のやり方の課題が顕在化する。
なので、こういう話って生成系AIといわれるようなツールを使いこなせるかどうかとも、直結に密接につながっているんだな。
そんなふうに思いました。

これからますます「マネジメント・スキル」が一般化するんじゃないかという視点

そうすると、これから私たちは何を頑張ればいいのかな?とか、どういう頑張り方を一般化したらいいのかな?
そこでいくと、くどいようですけど、小田木所感ですが、私はマネジメントスキルというものが、もっともっと一般化してくるんじゃないかなと思います。
つながる相手を動かしてパフォーマンスを発揮する。
こういう仕事のやり方ができないと、自分自身が時間を投じてあげられる成果がキャリアの天井であり、人材価値の天井である。
こういう構造になっちゃうんですよね。

だから改めてこのチャンネルは、「チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に」なんていうタイトルコールをしていますけど、これって一人でできているうちはそれでいいよじゃなくて、社会人としての一歩を歩みだしたその時から、私たちも、今日、今、この時から、気合い・根性・長時間労働、そして一人でやりきってなんぼ、抱え込んで時間をかけてなんとかやり切る、この仕事のやり方を変えていくことで、変化する仕事環境の中でも、良い未来が作っていけるんだな。
そんなふうに思ったという話でした。

皆さん、先週土曜日の芝先さんの対談もおもしろく聴けると思いますので、ぜひ聴いてみてください。
『#どう使うChatGPT』にからめた放送でした。

キャリアの持続可能性を一緒に考えるイベント、やります!

今日も最後にお知らせをさせてください。アナウンスチャプターです。
今日の放送のつながりからいくと、今日も「これから必要になるのは、○○スキル」と定義できるとしたら、何のスキルなのか?こんな話だったと思うんですよ。
一人でやりきってなんぼの頑張り方だと、自分自身の心身の健康という観点だけじゃなくて、市場価値的にもやばいね。未来をもっと良いものにするために変えていかなきゃいけないね。そんな話もさせていただいたんですけど、これから私たちに必要なのはどんなスキルなのか、どんな仕事のやり方なのか、そしてどんな仕事との向き合い方なのか、これをまさに考える機会を来週に開催いたします。
先週から毎日、イベントの情報のお届けをしておりますが、今日の放送にピンときた方にもぜひ来ていただきたいです。
来週6月13日火曜日15時スタート16時半までの90分です。
毎月開催の90分腹落ちオンラインライブの今回はスピンオフ企画。
日本のチームの景色を変えよう ビジョン・トークイベント~NOKIOOが目指す世界観~
この中で、これからのチームのあり方、そして私たち一人一人が磨いていくスキルについての話も一緒にできればと思っております。
いよいよ開催まで一週間です。
この放送を聴いてくれているあなたに来てもらえるとうれしいです。
お待ちしています。
イベント情報は、チャプターにリンクを貼っておきます。

それでは、最後までお聴きいただきありがとうございます。

皆さん、今週も一週間、良い一週間にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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