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#991 成果を出すにはまずコレ!何が成果かちゃんと握る

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も月曜日がスタートしました。11月13日です。
ちょっと冬を感じさせる気温になってきましたよね。
私も、これでようやく暑さではなく、寒さの心配ができるなと思っております。
ちなみに、寒がりなので、寒いのがめちゃくちゃ苦手です。

#成果を出すために

今日の放送は、Voicyさんが全体で展開されるハッシュタグにもとづいてお届けしたいと思います。
今日のVoicyさんのハッシュタグはこちらですね。
#成果を出すために
また大きいのが来たなーって感じですよね。
成果を出すためにと。
いろんな切り口があると思うんですけど、今日は私が個人的に絶対にここでしょ、どんなシーンやシチュエーションによっても、まずここじゃない?と思うことをシェアさせていただこうかなと思います。
小田木的絶対値ですので、皆さんはどう思うかなみたいなところを置きながら聴いていただけると幸いです。

成果を出すために大事なことは何ですか?

ちなみに、成果を出すために大事なことは何ですか?みたいなクイズがあったら何だと思います?
例えば、こんな三択があったら何番だと思います?
成果を出すために大事なこと。
一番、とにかく頑張る。
選択肢その二、長時間働く。
選択肢その三は、成果が何かをちゃんと握る
とにかく頑張るのか、長時間働くのか、成果が何かをちゃんと握るのか、成果を出すために大事なことは、どれだと思いますか?
これを聞かれたら、迷わずに三を選びますよね。
とにかく頑張るとかやみくもにがんばるというのは非効率だし、長時間働いて成果を出すのは私も以前ドはまりしていましたけれども、長時間働くことで出せる成果もあるかもしれないですけど、これだと成果の天井がすぐ来ちゃうんですよね。目一杯働いている人にとっては、これ以上労働投入時間が増やせないと感じた瞬間、そこが成果の天井になっちゃうし、ここにもしライフイベントやいろんな事情があって、労働投入時間を減らさないといけないというシチュエーションにおいては、もはや成果を減らすしかないのか?みたいな壁にぶつかっちゃうんですよね。私も、長時間働く以上に成果を出す方法はないんじゃないか?と思っていましたけど、そうじゃなかったんですよね。
じゃあ、何?というところでいくと、すごい誘導尋問もいいところですけど、三番ですよね。
成果を出すために大事なのは、成果が何かをちゃんと握る。
他にもいろんな考え方がありますけれども、私はまずここ。というか、これがあってはじめて、連携だとか競争だとか、そういったものも生きてくると思うので、まずは成果が何かをちゃんと握る。
個人的にはこれの一択だと思っています。

成果が何かをちゃんと握る

成果が何かをちゃんと握ることですよと言われると、こう思いません?
「当たり前じゃん。そんなこと百も承知だし、何を当たり前のことを言ってんの?そこは知ってます。」と思うと思うんですけど、すみません、どうかチャンネルを変えないで、よかったら聴いてくださいって思うんですけど、私自身が30代まで気合い・根性・長時間労働で働いてた時って、分かっているようで、分かってなかったなって思うんですよね。今、振り返ると。
そして今は、例えば、オンラインスクールスクラだったり、まさに成果が何かをちゃんと握るトレーニングみたいなものを開発して企業さんと一緒に展開したりしてますけど、これが本当に意外とできてないんですよ。
私自身もできているつもりでできていなかったということを前提においてますが、意外と多くの人ができていなくて、それはだめ出しなんじゃなくて、まだまだ全然改善の余地があるんですよね。
ともすれば、とにかく頑張って長時間労働で疲弊している人にとっては、可能性しかないテーマが、この成果が何かをちゃんと握るということだなと思っています。

つい、仕事を「やること」でとらえてしまう

例えばで考えてほしいなと思うんですけど、例えば、既存顧客の対応という仕事があったとするじゃないですか。
どんな仕事をしてるんですか?と聞かれたら、私はチームで既存顧客の対応を担っていますというケースがあると思うんですけど、既存顧客の対応というのは、仕事であって成果じゃないですよね。
さらに具体的に「メール配信をしたり問い合わせに答えたりしています。」これももちろん成果じゃないですよね。
メール配信をしたり問い合わせに答えたりということは、やることであって、成果じゃないですよね。
でも、私たちって、つい無意識に仕事やタスクのやり取りや合意形成しかしてなくて、成果ってちゃんと握れてないというケースが結構あると思うんですよ。

成果って何かというと、国語辞典で調べると、あることを成し遂げて得られる良い結果って書いてあるんですけど、あることを成し遂げて、まさに成果の「成」、成し遂げて得られる良い結果、結果の「か」が「果」。
成し遂げて得られる良い結果、だから成果なんだ。
のように納得感があることが書いてあるんですけど、既存顧客の対応が仕事であって成果じゃないとすると、じゃあ何なんだ?というと、例えば、既存顧客の再受注率を今より上げることかもしれないし、もしくは再受注率をキープすることかもしれないし、もっと言うと、そこに再受注という成果の定義はなくて、とにかく既存顧客の困りごとを迅速に解決して満足度を維持することかもしれないし、今より満足度を上げることかもしれない。
今、いろいろ言いましたけど、成果をどう定義するかによって、その仕事をどうとらえて、何に時間を使うのかが、まるっきり変わってくるなって思いません?

ここで、もしかしたら成果という言葉は使ってないですけど、目標として数字で結構握ってますよというケースもあると思うんですけど、私は数字はどこまでいっても数字で、数字そのものは最終成果じゃないと思うんですよね。
もちろん、あることを成し遂げたり、進めたりして出てくるのが数字ですけれども、数字は最終成果ではなくて、成果の実現を測るものさし
あくまで成果指標が数字だと思ってますので、最終成果ではない。
成果は、さっき言ったように、顧客に対してコミュニケーションを取った結果として、再受注率を上げてほしいのか、それとも今をキープしてほしいのか、それとも問い合わせに答えて良い顧客体験を提供して、このまま使い続けたいと思ってもらうことなのか?こういう定義だと思うんです。
これはどんな仕事でも、別に営業じゃなくても、オペレーションでもバックオフィスでも、どんな仕事でも必ず定義ができると思うんですよね。

成果をどう定義するかによって何をやるかが全然変わる

今みたいな形で成果をちゃんと握ると何が変わるのか、さっきの事例で想像してみてほしいんですけど、何をやるかが全然変わると思いません?
例えば、成果を握ってなくて、「私の仕事は既存顧客の対応です。メールを配信したり、問い合わせに答えたりします。」ととらえている人が、何に時間を使って、何を活動とするか?と、一方で「私の仕事は既存顧客の対応ですけど、実現する成果は、既存顧客の再受注率を今より上げることなんです。」と思っているケース、全然違いますよね。
やることでしか成果をとらえていない人は、たぶんとりあえずメールを打つとか、今までのやり方を継続していればいいんですよねって、悪気はなくそう思って、それに時間を費やすと思いますし、一方で、今より再受注率を上げるという成果を周りと握れてる人は、たぶん「今までと同じことをしてても、結果は変わらないからトライしていかなきゃいけないな。」こんな感じでトライの活動に時間を使っていくと思うんです。
だから成果があがるということですよね。

これってよく「数字をおろす」みたいな、目標がおりてくるって言いますけど、数字を示すだけでは、絶対に生まれない活動だと思うんです。
数字が必要なのは、その数字の意味だとか、その数字の実現要件をきちんとコミュニケーションしたり、ちゃんと対話して握るということですよね。
仮に再受注率という成果が示されていて、70%みたいな数字がおりてきたとしても、それを今までのやり方を継続して上げるのか、それとも今までにないやり方を試しながら作っていってほしいのか、成果をちゃんと握るという対話やコミュニケーションが私たちの仕事の中に根付くと、数字がたぶんただの数字に見えなくなってくると思うんですね。
意味だとか要件だとか、そういったものを持った数字になって、それもまた仕事のモチベーションにつながり、成果があがるというメカニズムの中に入っていくんじゃないかなと思います。

ということで、今日は「成果を出すためにここでしょ」ということで、成果が何かをちゃんと握るという、誰が聞いても「当たり前でしょ」という話をさしていただきましたけど、私自身もめちゃくちゃはまってましたけど、つい仕事って、仕事そのものを分配する、誰かに役割を渡したら、それでオッケーみたいな感じになっちゃったり、自分自身もタスク処理にまい進してしまって、「あれ?ほんで成果って何だっけ?」みたいな、ここに目を向けなくなっちゃうということが往々にしてあるよ。だからこそ、今、手いっぱいでいろんな手詰まり感を感じていても、実は変える余地があって、そっちに目を向けると、「とにかく頑張って、長時間働かないと」という状況を脱却できるんじゃないかと思っていますよという、そんな話をさせていただきました。

お聴きいただきありがとうございます。

成果の出し方を変えたい方は、オンラインスクール「スクラ」という選択肢もあるよ

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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