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#1013 「説明の場」を「対話の場」に変えていこう(生放送予告)

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も金曜日がやってまいりました。
ちょっとだけ暖かめな一週間だなという気がしていたのは、たぶん私だけではないかと思います。
でも、ようやく金曜日までたどり着いたわという方もいるかと思います。
お疲れさまです。

今日の放送は、金曜日なのでちょっとカジュアルに、私の近況共有と、とある実験的トライのお知らせをさせていただければなと思いますので、ゆるめなトーンでぜひ最後まで聴いていただけるとうれしいです。

今日は会社のキックオフイベント!

私はいつも自宅でフルリモートで仕事をしているケースが多いんですけれども、今日は朝からお出かけをいたしまして、何かというと、今日12月8日金曜日は、私たちNOKIOOという会社のキックオフセッションの日になります。
「何?キックオフって?試合開始?」みたいな感じで思うかもしれないですけど、私たちは11月末が決算でして、12月は新しい期のスタートになるんですよね。
なので、始まって早一週間がたちましたけれども、期初にみんなで集まって、ここからの一年の立ち上げをしようじゃないかということで、例えば、木曜日の質問に登場してくれているなつさんは福岡在住なんですけれども、福岡をはじめ各地にいるメンバーも、本社のある静岡県浜松市にみんなで集まって、エイエイオー的な一日を過ごすという、そんな日です。
私たちの会社は、割りとフルリモートベースで仕事をしているメンバーも多いので、みんなが顔を合わせるというのは、年に2回ぐらいなんですよね。
なので、リモートでもきちんとコミュニケーションをとって、チームで連携して仕事をしていくというチームワーキングは存在するものの、やっぱりリアルで会って生でハイタッチをしながら同じ場を過ごせるというのは、またこれは違った楽しさがありますので、そういう意味でワクワク、いい一日にしたいなという、そんな朝です。

ちなみに、今日の一日の予定は、午前中はメンバーが主催するセッション。この一年の立ち上げに、こんな時間をみんなで持ちたい、これはメンバーのほうで企画をしてくれていて、そして午後は経営陣が主催をして、経営方針や事業戦略にもとづいて、お互いの役割だとか、何を実現するか?この辺の解像度を上げてみんなで腹落ちをしていこうという、そんな時間になっております。
そして夜は懇親会。
みんながこの日のために、体と予定と家族の調整をしながら集まってきますので、みっちり濃密な一日になっています。

ここでリクリエーションをするとかオリエンテーションをするという感じじゃなくて、みんなでどんな一年にしたいか?一年後にみんなでどういう状態を実現したいか?あの山に登るぞ、そしてなぜ私たちはあの山に登るのか?こんなことを十分に自分の中に落として、そのために具体的にどんな活動をどれぐらいやるのか?それを実現するためにお互いがどういった役割を果たしながら連携をしていくのか?こんなことをまさにワイワイ対話をすることで、目線を合わせていく
そんな時間になるなと思っています。

ちなみに、私たちは昨期の11月までの一年で、実は本当に大きな転換点を迎えまして、そういう意味でも、会社的にはまだ14期ですけれども、すごく重要な一年になるんですよね。
毎年一年ごとにちょっとしたコンセプトを言葉にしているんですけども、今年一年のコンセプトは、シリアスファン。Serious&Funというところなんですけど、まんまですが、とことん真剣に。だからその分めっちゃおもしろい。いつも真剣なんだけれども、今年はさらにとことん真剣にやって、だからその分めちゃくちゃおもしろい。そんな一年をみんなで作っていこうよ。
そんな一年の幕開けを、みんなでエイエイオーをする。こんな感じの一日ですね。
昭和の有名な漫画のセリフに「ワクワクすっぞ」というセリフがありましたけれども、私もまさにそんな気分です。

方針を共有する時間をいい場にするために

ここまで私の近況を聴いていただきましたけれども、さすがにそれだけじゃあねということで、方針をみんなで共有する時間をどんなふうにとらえているか?これをいい共有の場にするために、どんなことがポイントになりそうか?私が考えている事を(小田木所感ですけれども)共有させていただきたいなと思います。

方針を共有する。
「こうしたい、ああしたい、あれを実現したい」こういう場って、別に一年とか中長期の大きな大きな方針じゃなくても、チームの中に日夜ありますよね。
「なぜこれを改善したいかというと」とか、「この案件については、こういう形で取り組みたい」とか、「集客については」「顧客対応については」日々の仕事の中でも、いろんな「こうしたい、ああしたい」という方針があると思うんです。
これを伝えようとか、説明しようとする場を想像していただきたいと思うんですけれども、ここで大事なのは、みんなの頭の中に、そして、例えば、私たちが伝える側だったとしても、頭の中のイメージが、記者会見だったり、ちょっと大げさに言うと株主総会だったり、こういうイメージではないほうがいいと思うんですよね。
どんなイメージかというと、伝え手は、質問に全て明快に応えなくてはならないという前提を持ち、そして聞き手はツッコミ役であり、説明されたことに対しての評価者モードになっちゃっていたり、あとは一方で受け手が、方針についてはNOはないので、それが良いか悪いか分からないけど、とにかく私たちはやるだけなんでみたいな、これだと、誰か一人が頭の中で考えたことを実行するだけなので、その人が考えた以上の成果って絶対に出てこないと思うんですよね。
チームでやるから一人でやる以上の成果が出る、この状態を作るには、「こうしたい、ああしたい」を伝える場が、説明の場ではなく、対話の場にならないと、チームでやるからこそ、一人でやる以上の成果が出る、こういった状態にはなかなかなりにくいなと、私もこれまでいろいろ試行錯誤をして本当にそういうふうに思っています。

説明の場を対話の場に変えていきましょう

何が「こうしたい、ああしたい」を対話する場を難しくするかというと、例えば、伝え手の立場になると、質問に全て明快に応えられなくてはならないと思えば思うほど、こういう場を設けるのが本当に億劫になっちゃうんですよね。
どうしたいか伝える、実現したいことを言葉にして説明する。これがものすごく億劫になっちゃって、「じゃあ、具体的にタスクをアサインするだけでいいかな」「タスクを配布して、とりあえずやってもらおう」こういう発想になっちゃいますし、聞き手も、「どれどれ?聞いてあげますよ」と言いながら、「これはどうなんですか?どうなんですか?」みたいなツッコミ役だったり、「そのプランどうよ?」みたいな評価者になっちゃうと、やっぱり全然いいものにならないし、おもしろくない
何よりも、突っ込むだけ突っ込んで、結局、でもあとはやるだけ。これじゃあ本当におもしろく仕事ができないですよね。

伝え手は説明者、聞き手は評価者、この構造を変えていくことが、これからのチームの仕事を楽しくしていく、チームでやるから一人でやる以上の成果が出る、この状態を作っていくには欠かせないなと思っていて、だから私も、一方的な説明の場ではなくて、一緒に対話をすれ場、明確に伝えながらも、「あ、ここも具体化しなきゃいけないね」とか、「確かに、ここもそういう視点で考えると、もっといい考え方ができそうだね」これを仲間と双方で作っていく。目指す方向を明確に示しながらも、そこに行き着く道のりや、その道のりをへて行き着いた先が、想像よりももっといいものになっている、そのために力を合わせていこう。そんな雰囲気が、チームで力を合わせて作っていけるといいんじゃないかなと思っています。
方針の伝え手の皆さん、ぜひ説明の場を対話の場に変えていきましょう

両立サプリ生放送の予告

近況に加えて、そんな思うことをお話をさせていただきましたが、最後に、冒頭に予告した、ある実験的トライのお知らせをさせていただこうと思います。
皆さん、このVoicyに生放送という機能があることをご存じでしょうか?
もちろん知ってますよという方も多いと思います。
Voicyのトップ画面から、「現在予約中の生放送」がいつも見られたりしますので、まさに生ラジオなんですよね。
こういったものが、予告した時間に配信できるという機能が、Voicyさんにはあります。
両立サプリでは、生放送を全然使ったことがなかったんですけど、まずは実験的に試しに使ってみようと、今、画策していまして、実は今日12月8日の夕方5時半から15分、最大20分程、実験的に生放送をしてみようと思っております。
ちょうどキックオフセッションで仲間も集まりますので、その後の時間で仲間のボイスも拾いながら、チームで対話をする、その場の臨場感や気づきなどをお届けしてみようかなと思っております。
夕方5時半って超ビジータイムじゃないですか。しかも金曜日ですよ。とても生では聴けないという方はご安心ください。
この実験的生放送は、翌週月曜日に通常放送としても配信させていただきますので、私たちの実験にお付き合いをいただけるという方は、移動中でも結構です、ぜひラジオ参加をしていただきまして、お忙しい方は、翌週月曜日にお聴きください。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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