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#906 「また一緒に仕事をしたい」を生み出す3つの”体験”

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日は火曜日ですが、ただの火曜日ではないですね。
なんと8月1日です。
今日から8月がスタートしたということで、昔から夏休みがあるせいか、8月というこの月に、なんか結構特別ないろんな思い入れとか、原体験とかがないですか。
それがあるからか、大人になってからの8月もなんかちょっと特別な感じがしますよね。
そんな8月のスタートでして、皆さんは8月にどんなことを計画したり、どんな一カ月にしたいと考えていらっしゃるでしょうか。
そして、なによりも暑いので、割りと夏風邪とかで体調を崩す人も続出していますが、夏バテや夏風邪がなく、元気な一カ月にみんながなるといいなと思っております。

そして、8月1日なんですけれども、気づけばこちらの両立サプリ放送も本日で906回目を迎えておりまして、ジャストの900回放送は私が気づかずにスルーしてしまったんですけれども、年数にして約3年、900回の放送を続けてくることができまして、本当に感謝しかないですね。
皆さん、いつも本当にありがとうございます。

#また仕事したい人

今日はそんな906回目の放送なんですけど、昨日は月曜日におなじみのVoicyさんのハッシュタグ放送をしなかったので、今日はVoicyさんのハッシュタグの放送をお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグは、『 #また仕事したい人 』です。
皆さんは、どんな人が思い浮かびますか。
そして、ご自身が「また仕事したい」って言われるために、いつもどんな工夫をしていますか。
今日は『#また仕事したい人』でお届けしたいと思います。

商品やサービスそのもの以上に、そのプロセスに価値を感じる

まず、どの辺が対象になるかなと思うと、社内も社外もあるなと思うんですね。
「また仕事したい人」という対象って、本当に広いなと思います。
例えば、同じチームの中でも、「この人とずっと仕事をしたいな」こういう関係性だとか、お互いに思い合うことってあると思いますし、社内に視野を広げても、自分たちのチームが「また仕事をしたい、一緒に何かやりたい」と思われているチームかどうか、ここってすごく大事な観点ですよね。
さらに、会社という枠組みを超えていくと、それが取引関係だったり、パートナーシップだったり、いろんなつながりの中で、「また仕事したい」もしくは、「また仕事を一緒にしましょう」と言われることって、本当に大事だし、かつ仕事がおもしろいと感じられるかどうかの、結構重要なキーになっているなと思います。
今日は、「また仕事したい人」というテーマを、私がどう考えてるかを振り返りつつ、小田木所感を共有させていただきたいと思うんですけど、最近、常々思うことって、仕事って例えば具体的なサービスとか、提供価値を達成するとか、誰かに提供する、こういったことで成り立っていると思うんですけれども、生み出すものとか、商品やサービスとか、提供価値そのものが真ん中の核だとすると、それももちろんめちゃくちゃ重要なんですけれども、それを取り巻く、そこまでのプロセスだとか、体験というものが、本当にこの真ん中の核そのものの価値を左右するなとめちゃくちゃ思うんですよね。
例えば、ハンバーガーを買うシーンを思い浮かべていただきたいんですけれども、お金を払っているのは、ハンバーガーをゲットすることなので購入物はハンバーガーそのものじゃないですか。
ただ、じゃあハンバーガーそのものがおいしければ満足するかというと、全然違って、やっぱりそこまでに注文がスムーズに聞いてもらえたとか、もしくは、適切なプロセスで気持ちよく完成物が出来上がっていくとか、もしくは、ハンバーガーを食べるというプロセスまでに関わった人たちと、すごい心地よく気持ちのいい時間が共有できたとか、対価を払っているのは、一見ハンバーガーという物そのものに払っているように思うんですけど、とにかくお金に対応したハンバーガーをあなたに出せばいいんですよね、ハンバーガーを作るという決まったことだけをやりますと、それさえ達成できれば満足するかというと、私たちってそういうふうにはできていないんだなと思いませんか。
そこまでのプロセスや体験の積み重ねが、そもそもハンバーガーをおいしいと感じるかどうかということに、めちゃくちゃ影響しているなって思うんですよね。
ということは、今度は提供者側になった時に、「これさえやればいいんでしょ?」とか、「これさえ提供できればいいんでしょ?」「お買い上げのものはこちらですよね、バン」みたいな感じで、また仕事がしたいと思ってもらえるかどうかって、やっぱりそうは思われないことのほうが圧倒的に多いんじゃないかなと思います。

何が言いたいかというと、サービスそのものだとか、商品そのもの、価値そのものじゃなくて、そこに至るまでのプロセスや体験を含めて、私たちは誰かを評価しているし、誰かから評価されている
こんなふうに思うんですね。
これは金銭の授受を伴う社会取引とか、物品購入だけじゃなくて、社内で何かを競争するとか、同じチームの中で相手と一緒に何かを生み出すということについても、本当に等しく同じくそう言えるなって思います。

「また仕事がしたい」を生み出す3つの”体験”

じゃあ、「また仕事がしたい」と思える人には、どんなエッセンスがあるのか?もしくは、私たちが「また仕事がしたい」と思ってもらえるために、どんなことを大事にしているのか?そこについて考えてみたんですけど、私はすごくシンプルで基本的なところで三つあるなと思っています。

お互いの時間を大事にし合える

体験につながる部分なんですけど、一つは、時間感覚
どういうことかというと、相手も忙しいし、そして自分もめちゃくちゃ忙しいじゃないですか。
ということは、お互いの時間を大事にし合えるって、プロセスにおいてめちゃくちゃ大事なことだと思うんですね。
例えば、メール一つを取っても、何度もやり取りせずに済むように、そして相手が瞬時に判断できるように、適切に伝えたいことがきちんと書いてあって、最小のコミュニケーションでちゃんと相手に言いたいことが伝わる、もしくは、相手の言いたいことが理解できるようになっているか?とか、あと、顔を合わせてのミーティングも、お互いが時間を合わせてそこに参加するということ自体がかなり貴重なことですので、ミーティングの中で良い体験ができるか、考えるべきことがきちんと決まっていくとか、もしくは、そこの場でミーティング前にはなかったものが、ワイワイと競争しながら生み出せているか?
このミーティング体験って、めちゃくちゃ大事なエッセンスだと思うんですね。
とにかくお互いに忙しいという前提のもと、お互いの時間を尊重し合って、大事にし合えるようなプロセスや体験になっているか?
これは、「また仕事がしたい」と思い合える、かなり重要なエッセンスだなと思っています。

一緒に生み出してる感覚

二つ目は、一緒に生み出してる感覚
さっきのミーティングの事例に近いと思うんですけれども、想像通りのものが想像通りに提供された、もしくは、予想した通りのミーティングだった。これだと、「ふーん」みたいな感じなんですけど、一緒に話して一緒に動いたその時間の中で、自分になかった視点がそこに生まれているとか、自分では思いつかなかったアイディアだとか問題の着眼点がそこに見つかったとか、もしくは、一緒に取り組んで動いたことで、想像以上のものが生み出された。
これは、本当にまた食べたくなる重要なエッセンスだと思うんですよね。
「またあれを食べたいな」「あの時間を過ごしたいな」「ああいう体験をしたいな」それがどこに付随するかというと、一方向で何かを受けた、もしくは、一方向で何かを提供したんじゃなくて、一緒になって何かを生み出した、こういう感覚かなと思います。

なんだか楽しい

そして最後は、なんだか楽しい
この感覚が欠かせないですよね。
私たちはビジネスシーンであっても感情の生き物ですので、そこに「なんか楽しい」「なんかワクワクする」「いや、笑ったなー」「真剣に集中ができたね」こういう感覚って、本当に大事だと思うんですよね。
苦痛な時間って嫌じゃないですか。
仕事であっても、ミーティングであっても、商談であっても、その時間が楽しい。そうすることでまた話したくなる、また会いたくなる、また一緒に仕事がしたくなる、このスパイラルを回すものは、私は「なんだか楽しい」この感覚しかないなと思っています。

気持がいいなと感じた体験を、次は自分が関わる誰かにしてあげる

こうやって考えると、「うわ、大変だな、いろいろあるな」と思うかもしれないですけど、ここで、だからこれを全部一人で誰かに提供するというのは難しくて、チームでの連携が欠かせないなと思いますし、チームになると得意技がチーム全体で増えますので、相手の体験を最上のものにするために、みんなで力を合わせていける、もっと言うと、みんなで力を合わせるというその体験自体が、「またこのチームで仕事したいな」「このチームで仕事し続けたいな」ということにもつながっていくんだな、そんなふうに思っております。

じゃあ、何から始めるかを考えたときに、私たち少なくとも、まず体験者として、「こういう時、気持ちよかったな」「こういう時、ちょっと残念だったな」ここへの感度は一人一人がめちゃくちゃ高いと思いますので、ここに目を向けて、気持がいいなと感じた体験を、次は自分が関わる誰かにしてあげる。ここに尽きるかな、なんてことも思います。

この「また仕事したい」って、私たちのチームでは、チームとしてかなり重要な指標だなと思っております。
本当に小さい組織ですし、まだまだ小さな事業ですので、そんな私たちと関わってくれる、「一緒に仕事しようぜ」と言ってくれる、信頼して任せてくれる。他の何を差し置いても、ここを大事にするって超大事だと思うんですよね。
なので、私たちはチームで「また仕事したい」を大事な指標として、実はKPIをちゃんと設計しております。
なんと今期は、年間でこのぐらいと設計したKPIを半年で実現することができましたので、チームのテンションも爆上がりですよね。
自分たちが良い体験を提供できているという手ごたえが持てることって、何よりもっとそこを磨いて頑張ろう、ここにつながることですので、お互いがお互いの強みを生かし合って、サポートし合って、「また仕事したい」「ずっとつながり続けたい」と思ってもらえるような体験を、創意工夫で磨いていけたらな。そんなふうにも思っております。

今日は『#また仕事したい人』のテーマで思うことを共有させていただきました。
お聴きいただきありがとうございます。

オンラインスクール「スクラ」9月開校まであと一カ月

最後に、お知らせもさせてください。
今月8月は、私たちにとってどんな一カ月かというと、このチャンネルではすでにおなじみですが、「チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能にオンラインスクールスクラより」のオンラインスクールスクラが、年に2回ある開校期の、9月開校を迎える一カ月前が、今月8月です。
すでにこのチャンネルを聴いてくださっている方の中でも、「ちょっと興味を持ったので遊びにきました」そんな感じで説明会に顔を出してくださった方がいます。
本当にありがとうございます。
そんなオンラインスクールスクラのオープン説明会も、8月の開催がラストになりますので、もしも「ちょっと関心があるな、でもまだ情報をゲットできないな」そういった方は、とりあえず選択肢を増やすという意味でも、もしくは、純粋にどんなことをやっているのかをまず知ってみたいという関心も大歓迎です。
オンライン説明会をぜひご利用ください。
すでに続々と9月から一緒にスタートしましょうという入校生が集まっておりまして、私自身もワクワクしています。
今月の残りのオープン説明会の日程一覧をチャプターにリンクを貼っておきますので、興味のある方、ぜひ気軽に遊びにきてください。

それでは、最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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