見出し画像

#298 「どう思われる」「どっちの方が**か」思春期の悩みに向き合う

今日も朝からセミがガンガンに鳴いています。聞こえますかね。
夏らしいBGMと思って、お付き合いよろしくお願いします。

今日は、相手にどう思われるか気になる、そして自分と相手のどっちの方が××か、これが気になって仕方がない。
こんな思いを取り上げたいと思います。

「どう思われる」「どっちの方が××か」思春期の悩みに向き合う

今、この思いに向き合っているのは誰かというと、我が家の長女ちゃんなんですね。
長女ちゃんは、今年から中学生になりました。
もしかしたら、この放送を聴いている皆さんは、大きいと思うかもしれないですけど、本当にあっという間だし、保育園にいく、小学校にいく、中学生になる、これはもう地続きなんだなと思っている今日この頃です。
なので、近い将来にこういうことあるよ、そんなふうにイメージしながら聴いていただければと思います。
長女ちゃんが、とある夜に「はあ」とため息をつくんですね。
「なになに、どうしたの?」という感じでいくと、(詳しいシチュエーションは割愛させていただきますけれども)長女ちゃんが、翌日こうしようと決めていることがある。長女ちゃんがこうしようと決めている事をやった場合に、相手というか、周りがどう思うのか、めっちゃ気になる。
気になるから、そう決めたけれど「はあ」という心境になってしまう。
あと、部活を初めたのですけども、部活の中で長女ちゃんの友達がめっちゃ可愛いらしいのですけれども、その可愛いお友達の方が先輩にきっと好かれているに違いないと思って「はあ」という気分という。
こういう悩みなんですね。

どうですか?皆さん。
一言で言うと、「あったな」それしかないですよね。
私は、そういうことをずっと思ってる間に、あっという間に、高校卒業までいっちゃったな。
周囲にどう思われているか?その中で自分はどういったポジションなのか?こんなことを心配してる間に、一瞬で高校卒業しちゃったなって思うぐらい「あったな」だし「わかる」なんですよね。
今は、多少経験もしてきているし、そういった考えを手放す方法といったことも分かってきた。
そうなるのが大人になるということなのかなと思っています。
一秒たりともあの頃に戻りたくないですよね。

母の説教よりもYouTube

今まさに、そんなデジャブを感じ得ない状況にいるのが長女ちゃんなのですけれども、さあ、これでどうしようかなって思ったんですよね。
でも、冷静に子どもの立場に立って考えてみると、ママのアドバイスは、なんか説教臭そうであんまり聞きたくないですよね。
これ系のテーマって、まさに『嫌われる勇気』じゃないですか。
我が家に『嫌われる勇気』があるので、「じゃあ、これ読みなよ」といっても、「明日困ってるのに、今から本とか読めませんけど、もう夜ですけど」こんな感じですね。
なので、この時にどうしたかというと、一緒にyoutubeを見ることにしました。
YouTube大学ですよね。
『嫌われる勇気』をYouTube大学中田さんのプレゼンでポイント解説をおさえて、30分で一緒に見ようよという話になりました。
「おすすめの動画があるから見ない?」と。
前に放送しましたけど、テレビで見られるようになったので、一緒にテレビを見る感覚ですね。
動画を一緒に30分間視聴したのですけれども、改めてめっちゃいいなって思いました。
本も読んでるし、これまでも動画も見てるのですけれども、読んだことと理解していることが違うなと思いますし、あと毎回気付きポイントが変わるんですよね。
本当に新鮮。
読む都度、気付きポイントが変わるということは、状況に合わせて、欲している情報が違うんだなということを改めて理解しました。

今回の長女ちゃんのお悩みを『嫌われる勇気』に当てはめるとどうなるかというと、まず一つは、「どう思われるかが気になって仕方がない」これに対しては、まさに「それはあなたの課題じゃない」、本でいうところの「課題を分離せよ」という話ですね。
そしてもう一つ、「お友達とどっちの方が××かということが気になってしまう」これもズバリドンピシャのことが書いてあるんですよね。
仲間と競争してはいけないよ、「どっちの方が××か」こういう思いを手放しましょう。
ちゃんとこういうことが書いてあるんだなって改めて思いました。
どうしたらどう思われるか気にならなくなるか?そして、どうしたらどっちの方が××かという思いを手放せるか?ここに向けてそこかなと思ったのが、今の自分を受容することと、あとまず自分から相手を信用すること。
要は、「こんなこと言ったらこう思われるに違いない」、「こうしないと認めてもらえない」それって相手を信頼していないことなんじゃないか?
こんな気付きがそこにあったと思います。

思春期の間に知に触れることができる環境がうらやましい

こうやって動画を30分一緒に見て、ちょこっとお喋りしてみることにしました。
こんなことがあったのですけれども、この話から何が言いたいかというと、もちろん『嫌われる勇気』の内容はめちゃくちゃいいんですよね。
何回見ても気付けるし、もっと言うと、改めて全体をつかんで、実践している、自分に引き寄せて、その時々置かれている状況って変わるのですけれども、その状況をその考え方に照らし合わせて振り返ることができる。
こういう意味で、やっぱりこれはすごくいいなって思ったのですけれども、それ以上に、今回のエピソードでいうと、改めて「youtubeすげえ!」そう思いました。
『嫌われる勇気』ってそんなに分厚くはないですけれども、それでもやっぱり毎回見返してちゃんと読もうとすると、何時間かはかかると思うんですよね。
読むパートパートは、そこに書いてあることで理解できたとしても、全体像をつかんで、体系的に抑えるということって、改めて個人には至難の業だなって思いました。
それがたった30分の動画で、しかもめちゃくちゃ分かりやすいプレゼンテーションがされて、そこにある。手の届く場所にある。
この環境ってめちゃくちゃすごいなって思った夜でした。

もう一つが、本にも書いてあるのですけれども、「世の中の悩みはすべて人間関係」その通りだなって思います。
長女ちゃんも一回動画を見ただけですべての悩みがクリアになるわけではないですけれども、今、自分が向き合ってる悩みというものに対して、どうやって気持ちや考え方を使えばいいのか?
この知が、ズバリ思春期の間に周りにあるという状況がすごく羨ましいなって思いました。
中学生だった私がこの動画をもしその時に見ていたら、随分世の中が変わったんじゃないか?そんなふうに改めて思いますよね。
普段はK-POPの動画をひたすら見ている長女ちゃんですけれども、見渡してみるとで、そういう知が自分の周りにいっぱいあるんだなということにぜひ気付いてもらって、本当の意味で情報をうまく活用できるように、私もサポートしていきたいなと思った次第です。
ママの説教よりもYouTube、これは本当に言えるかもしれないですね。

最後に、これはちょっとした余談ですけれども、連休中に何気なく本棚のアルバムを開いてみたんですよね。
アルバムといっても、ずぼらな私が作るアルバムですので、とにかくスマホのデータがたまったら、ネットプリントで安く大量に印刷して、それを無印良品の100枚写真を入れるだけというアルバムにひたすら差し込んでいるだけというのを思い立った時にやって、今は小田木家の履歴が14冊目まで進んだアルバムがあるのですけれども、前半のアルバムを見ると、本当に可愛らしい2、3才の長女ちゃんがいて、見た目も随分変わっちゃったし、悩みの内容や傾向も随分変わっちゃったけれども、そういった変化であり成長に、長女ちゃん自身も私もこれからも向き合っていくんだなと感じた今日この頃です。
ということで、以上になります。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
*育休スクラ公式HP|https://schoola.jp/
*Facebook|育休スクラ|https://www.facebook.com/schoola.jp
*Instagram|@odagitomoko|https://www.instagram.com/odagitomoko/
*Twitter|@odagitomoko|https://twitter.com/odagitomoko
*YouTube|小田木朝子の今日のワタシに効く両立サプリ*育休スクラ|https://www.youtube.com/channel/UCT8k-TH1TMSJVbMPMXxFQBA