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#1228 課題の精度が格段に上がる!今すぐできる3つの方法

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

台風が心配。でもオンラインで参加できるHRライブ2024!

今週も一週間がスタートしました。月曜日です。
そして、なんとも台風が心配な一週間ですよね。
心から大事がないといいなと思っております。
あわせて台風シーズンに思うのは、いろんなイベントとか特別な機会を企画しようと思うと、天気予報と本当ににらめっこですよね。
大事な予定が、オンオフにかかわらずある方は、どうか台風が重なりませんようにと祈る気持ちで毎回ニュースを見ているんじゃないかなと思います。
私もそんな一人です。
今週の出張ももちろんながら、来月の9月にはこのチャンネルでも何度もアナウンスをさせていただいておりますHRライブ2024のリアル会場を併設するDay1が9月10日火曜日に開催されます。
リアル会場にいきますよと、声をかけてくださっている方もいるので、天気の不安がなく、安心して皆さんが参加をいただける機会になればなと思っております。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

#課題の見つけ方

今日の放送は、Voicyさんのハッシュタグテーマにもとづいてお届けしたいと思います。
今日のハッシュタグはこちら。
#課題の見つけ方 』こんなお題をいただいております。
私も日夜、課題をちゃんととらえることはめっちゃ大事だよねと思っている一人ですので、小田木所感ですが「課題の見つけ方」というお題をいただいた際に、私的にこの三つをおさえることで課題を見つけやすく、かつシャープな課題を見つけることにつながるんじゃないか、そんな観点を今日は放送にしてお届けさせていただきたいと思います。

「どう解決するか」より「何を解決するか」が大事

その三つをお話しする前になんですけれども、課題の見つけ方が私にとってもめちゃくちゃ大事で仕事をする上で生命線だなと思っているんですけど、なんで仕事の生命線の一つが課題をちゃんと見つけることだと思っているかについてなんですけど、仕事って課題解決の連続じゃないですか。
常に何らかの課題をどう解決するか考えていることが多いという人も多いんじゃないかなと思います。
とにかく課題が山積という中だからこそ思うのは、課題をどう解決するかよりもあまたある課題の中でどの課題を解決するか、何を解決するかということが、課題が多い状況だからこそよりより重要になってくるなと思うんですよね。
つい私たちの頭は、目に入った課題をどうやって解決しようかなということを考えることに割りと使われがちなんですけれども、課題が多い、大小のひきこもごもさまざまな課題が山積しているということは、片っ端から解決していくだと、時間がいくらあっても足りないので、どの課題を解決すると最もインパクトが大きいのか、最も成果が大きくなるのか、もしくは本質的なことに時間をかけられるのか、これを見極めるということがまじで大事だなと思います。
なのでどう解決するかよりも何を解決するか、これが仕事においてはめちゃくちゃ重要なテーマだと思っています。
ということは、何の課題を解決することが必要なのかを見極める、要は課題の見つけ方ですよね。課題が明確であったり、よりシャープであったり、より本質的であればあるほど、限られた時間の中で私たちは最高の手ごたえと最高の成果を手にできることにつながると思いますので、今日はくしくもハッシュタグが「課題の見つけ方」ですけれども、より明確でシャープで本質的な課題を見つけるということは、私たちに不可欠なテーマだなと思っております。

課題の精度が格段に上がる3つの方法

そんな中で小田木所感ですが、課題を見つけようと思った時に、この三つを意識できるとよりシャープな課題が見つかるんじゃないかなと思っていることを共有させていただきます。
前置きが長くなりましたが、早速いきましょう。

問題と課題を使い分ける

まず一つ目は、問題と課題を使い分ける
これが意外と盲点なんですけれども、めっちゃ大事だなと思っています。
私が常に心がけていることの一つだなというのが、問題と課題をちゃんと使い分ける。
課題という言葉は聞き飽きるぐらい一般名詞なので、つい分かっているつもりで使っちゃうことが私も含めて多いんですけれども、実はわれわれは問題と課題は結構一緒くたにして使っちゃっているケースが多いんじゃないかなと思います。
なので、何が問題で何が課題なのか、これをちゃんと使い分けるだけで課題の見つけ方というのは、一段も二段も前進するんじゃないかなと思います。

じゃあ、問題と課題は何が違うのか、過去のVoicy放送でも取り上げたことがあるんですけど、問題というのは起こっているネガティブな事象、これが問題ですよね。
課題というのは実はその問題を解決するためのテーマが課題である、こんな関係性があるのが、問題さんと課題さんだと思います。
概念的な説明だとさっぱり分からないと思いますので、まずは問題というのは起こっているネガティブな事象、分かりやすくいうと、例えば、「なんか体重が増えちゃったな、からだが重いな」これがまさに問題ですよね。
起こっているネガティブな事象そのものだと思います。
じゃあ、体重が増えちゃったなというのが問題だとしたら課題は何なのかというと、もちろんケースバイケースなんですけれども、問題を解決するためのテーマなので、ケースによっては、「最近食事量そのものが増えちゃってるんですよ、暑いとおなかが空くしご飯がおいしいじゃないですか、なので食事量が増えちゃっているんです」というケースもあれば、「実は間食が多いんですよね」と、間食が多いことがダイレクトに体重増加につながっているなというケースもあれば、食事量は普通なんだけれども、運動不足が影響して増えちゃっているというケースもあれば、加齢とともに代謝が落ちていることで、食生活も摂取カロリー量も変わらないけれども体重が増えちゃうというケースもあれば、そもそも半年前と今で生活習慣そのものが結構劇的に変わっちゃっているということもあると思います。
これは問題をとらえて何が課題なんだろう、問題じゃなくて何が課題なんだろうということを探求して初めて見つかることなんですよね。
でも私たちはついつい問題を課題だととらえちゃったり、あんまり明確に使い分けてないケースが多くて、問題が見つかった瞬間に、この問題をどうやって解決しようかなと考え始めちゃうことが圧倒的に多いんじゃないかなと思います。
ちなみに私も意識しなかったら問題が見つかった瞬間、この問題をどうしようかなと考え出しちゃう一人なので、だからこそよりより意識しているということなんですけど。
さっきの体重が増えちゃったなという起こっているネガティブな事象は、一見すると同じに見えても、シチュエーションやケースによって何がそれにつながる要因であるかは変わるじゃないですか。
なので間食が多いということが体重増加の要因であれば、課題は適切な量と質の間食で体重をコントロールするにはどうしたらいいか?みたいな形になるかもしれないですし、運動不足が原因だなということが明確になれば、忙しい毎日の中で継続可能な運動を習慣にするにはどうしたらいいか?みたいなことが課題になるんですよね。
今のでだいぶイメージをしていただけたかと思うんですけど、とにかく問題と課題を使い分けることが、ちゃんと課題を見つけるための第一歩だなと思っています。
一つ目をしゃべった時点で7分近くがたっているんですけど、あと二つがありますよね。

望ましい状態から考える

二つ目は、望ましい状態から考える
私たちは問題が見えた瞬間、その問題をどう解決するか考え出しちゃう癖があるものですから(私も含めて)、ついつい問題をなくさなきゃいけない、そんなふうに思考が凝り固まっちゃうんですよね。
なので、とにかく問題をなくさなきゃいけないと、問題がない状態をゴールにしてめざしちゃうんですけれども、それだとどこまでいけばいいのか分からないし、どうなればオッケーなのかも見えない中で、とにかく問題をつぶそうとしちゃうので、やっぱり非効率という言い方は免れないじゃないかなと思うんですね。
例えば、体重が増えちゃったというネガティブな事象が起こっていたとしても、じゃあどうなればいいですかというと、これ以上は増えないようにしたいというケースもあれば、1キロを痩せたいというケースもあれば、3キロをしぼりたいというケースもあれば、もしくは別人のように変わりたいというケースもあって、望ましい状態は定義によって全然違うと思うんですね。
ただ、これ以上は増えないようにしたいという望ましい状態に対して打つべき手と、一カ月で3キロを痩せたいという望ましい状態に対して打つ手は、例えば同じ間食を原因にしたとしても全然違うものになると思いますので、課題からアクションプランの精度までちゃんとあげたいと思えば、望ましい状態から発想するということは、習慣にできるといいんじゃないかなと思います。
そうしないと、とにかく問題をなくさなきゃみたいな感じでやみくもに動いちゃったりだとか、あまたある問題に埋もれちゃったりだとか、そもそも望ましい状態が自分の中でも明らかじゃないし、仲間とも握れてない中で、なんか疲労感だけが募るということもあまたあるんじゃないかなと思いますので、望ましい状態から考えて課題を特定する課題を具体化するということは、結構使える考え方じゃないかなと思います。

一人だけで考えない

そして最後の三つ目は、今、言った一つ目と2つ目の「問題と課題を使い分ける」ことと、「望ましい状態から考える」の二つを、一人だけで考えないということですね。
一人だけで頭の中だけで考えちゃうと、堂々巡りということが割りと起こりがちですので、何が問題で何が課題かな?こういった定義をきちんと分けるということだとか、結局どうなればいいんだっけ?どのレベルの何が実現すればいいんだっけ?という望ましい状態を仲間と一緒に議論したり、もしくは誰かに壁打ち相手になってもらうというのは、短時間で課題をシャープにクリアにしていく上で欠かせない手段だと思いますので、くれぐれも一人で考えないようにしたいなと思います。
本当に手ごたえが格段に変わりますので、特にこの3つ目は心からおすすめしたいと思っています。

ということで、今日は「課題の見つけ方」はこの三つが超大事なんじゃないの?という小田木所感を共有させていただきました。

最後までお聴きいただきありがとうございます。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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