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#1165 「スーパーな話」の聴き方

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も一週間のスタート、6月10日月曜日です。

『ブルーロック』の中の私の推し

余談ですけれども、先月、新たにはまりましたと皆さんに共有させていただいたアニメ『ブルーロック』なんですけれども、一日一本くらいのお楽しみでコツコツ見てきたシーズン1が、週末にようやく見終わることができたんですけれども、次がめちゃくちゃ気になる展開でシーズン1が終わっていて、シーズン2が10月からスタートという予告も拝見しましたけど、続きがめっちゃ気になっているという感じです。
同じくシーズン2を待っている皆さん、楽しみに待ちましょう。
ちなみに私はこの物語の中で誰が一番好きかと言ったら、間違いなくエゴさんなんですね。
エゴさんが解説してくれる、例えば、運のとらえ方とか、敗者が陥りがちな思考とか、一般的なものの見方を覆すような着眼点がめっちゃ好きで、いろんなキャラがいて本当におもしろいんですけど、私は誰が一番好きかと言ったらエゴ推しです。

今週6月14日は90分腹落ちライブ!プロティアンキャリア協会の有山さん登場!

今週は、めちゃくちゃおもしろくなるんじゃないかなと私もワクワクしているイベントがありますので、最初に情報共有をさせてください。

続きはぜひVoicyでお聴きください。

スーパーな話の聴き方

今日は、名前を付けるとしたら、「スーパーな話の聴き方」について、小田木所感を共有させていただきたいと思います。
なんでこのテーマを取り上げてみようかと思ったのかですけれども、先週末、そしてこの今週末にかけて、私は結構おもしろいイベントや対談に関わらせていただきました。いろんな方のいろんな話に触れる機会があったんですよね。

まず金曜日は、私の住む静岡県西部の浜松磐田エリアでリアルなイベントがあったんですけれども、「30代からの生き方・働き方」賢く頼るという発想で生き方・働き方をもっと前進させていこう、こんなコンセプトのイベントがありました。
これが本当にすごいんですけど、有志の4人がゼロから立ち上げた、それでいて100人規模のリアルイベントになっている、そんな会だったんですよね。
オフィシャルな仕事とかじゃなくて、有志4人がこんな機会が地元で作れたらいいよね。こんな発想で100人が集まって、すごいすてきな会場で熱気がある機会を作る、こういうことが実現可能なんだなと私も感じたイベントでした。
私はこの有志4人ではなくて、融資4人のつながりのある一人として、このイベントの司会コーディネーターという役割を仰せつかり、当日一緒になって参加をさせていただいたという、そんな機会が金曜日の夜にありました。

そして、土曜日はご参加いただいた方、ありがとうございます。
このチャンネルでもおなじみ、ikumadoさんのXにお邪魔しまして、Xスペース配信を一緒にお届けするという機会をいただきました。
おなじみ千木良さんと、ikumadoのはるさん、あいなさんと4人で、土曜日の朝にスペース配信をお届けしまして、ここでのテーマは「ビジネススクールで学んで本当に良かったこと」こんな観点を本当に広くとらえて、ワイガヤをしたというのが土曜日の朝でした。
ここで出てくる話というのは、例えば、無理と言われたことを次々と形にする人がいたり、もしくは子連れ海外駐在でキャリアを前進させる人がいたり、海外MBAを取得しましたとか、仕事しながら大学院をへて起業しました(これは千木良さんですけど)、看護師から180度キャリアチェンジをして、自分のやりたかったことで海外からオファーを受けるようになったという人まで、側だけ切り取ると、「え?どういうこと?」みたいな。
これがいわゆるスーパーな話じゃないですか。

今回のこの二つの会場の熱気と盛り上がりを見て、こういったいわゆるスーパーな話をどう聴くかというのが、実は私たちにできる結構大事な知恵なんじゃないかなと思っていまして、これを今日のテーマにしたいなと思ったという、こんな経緯です。

スーパーな話をキラキラの箱の話だととらえない

いわゆるスーパーの話をどう聴くか。
私が思うのは、そういう聴き方もおもしろいんだけれども、もしかしたら疲れているときは苦しくなるかもしれないよというのが、スーパーの話を側だけで聴いちゃうという聴き方ですよね。
私ももちろん経験があるから言ってるんですよ。
スーパーの話ってどんなふうに見えるかというと、いわゆるキラキラの箱に見えるんですよね。
皆さん、キラキラに装飾された箱を頭の中で想像してみていただけますか?
スーパーの話を側だけで聴いちゃうと、キラキラな箱だとその話をとらえて、箱にばっかり目がいくんですよね。
「わ、すごい」とか「キレイ」とか「すてき」側だけで聴いちゃうと、その話がキラキラな箱の話に聴こえて仕方がない。というか、箱ばっかりに目を向けちゃう。
「わ、すごい」とか「すてき」「キレイ」とか聴いた後、どうなるかというと、自分の側、つまり箱と対比しちゃうんですよね。
「もう全然違うわ」とか「私には難しいな」とか「あの人だからできたんだろうな」そんなふうに考えちゃう。
なので、キラキラの箱の話を聴いて刺激は受けたんだけれども、でもちょっと自分には難しいかなみたいな感じで終わっちゃうと、何よりも私たち自身が残念ですよね。
何が言いたいかというと、タイトルは「スーパーの話の聴き方」ですけど、こういったスーパーな話をキラキラの箱の話だととらえない。それは側なので。ということですよね。

キラキラの箱(=ガワ)ではなく、箱の中身を取りに行こう

じゃあ、どう聴けばいいかというと、箱の中身を取りにいこう
これができると、どんなエピソードからも学べちゃう。そういった情報の取り方ができるんじゃないかなと思います。
箱の中身を取りにいこう。
中身って何?というところなんですけど、特に大事な中身は、私はプロセスだったり、はじめの一歩だったり、もしくは自分との構造的な共通点、これがキラキラの箱の中に隠された中身だと思いますので、キラキラの箱で目をくらますのではなくて、箱の中身を取りにいこう。
ここかなと。

例えば、一般名詞としての子連れ海外駐在を思い浮かべてください。
もしかしたら、私は今、それをしていますというケースもあるかもしれないですけど、私も含めて、普通の人の多くは、「子連れ海外駐在ができるような仕事に就いているんだな」とか、「それを任されるような語学力があるんだな」とか、もしくは「そうしたいと思ったときに、そんな機会を引き寄せるような発信力だとか自己プロデュースができるんだろうな」とか、もしくは「機会やチャンスが巡ってきたときに、行きますという行動を起こせる力があるんだろうな」「やっぱりそれをやっちゃう人は違うわ」これがいわゆる側で聴く聴き方ですよね。
話をキラキラの箱だととらえてしまう。
でもそうじゃなくて、箱の中身を取りにいく聴き方というのはどういうことかというと、例えば、そのエピソードの中で構造的な共通点は何かというと、自分には無理だと思っていた、例えばこういうスタートラインがあったとか、無理だと思うことをやっている人に話を聴いてみたというステップがあったとか、自分とは違う発想や経験をしている人に話を聴くことによって、着眼点を増やしたとか、それによって状況の見方が変わって、ちょっと動いてみようかな、そんなちょっとやってみたいなという気持ちを頼りに、一歩踏み出してみた。
こうやって聴くと、あくまでも子連れ海外駐在というのは側の話で、同じように無理だと思っていたことに対して、どんな小さなアクションをとって、どんなふうに考えて、どんなふうにそれが次につながったかという構造的な共通点が、きっと誰にもあるんじゃないかなと思うんですよね。

あと例えば、「ビジネススクールで学んだんです、すごく手ごたえがあったんです」みたいな話も、「ビジネススクールか、すごいな」みたいな感じがたぶん側で聴く聴き方で、箱の中身を取りにいった時に、「そうか、ちゃんとやんなきゃみたいな感じで思っている発想を、ちゃんとじゃなくて、まずやっちゃおうみたいな感じで切り替えてやってみたんだな」そんなふうに構造的な共通点が見つかると、例えば、「今、私は上司に対してちゃんとやらなきゃと思っているけれども、とりあえずやってみちゃおうみたいな感じで、これを動かしてみようかな」そんなふうに生かせる部分が見つかるかもしれないですよね。

徹底的に自分につながる引き寄せをしていく

これが、私的に思うのが、側で聴くんじゃなくて、中身で聴くという話の聴き方で、こうやって聴いたほうが、何の話を聴いても圧倒的におもしろいし、圧倒的に生かせることが見つかるんじゃないかなと思っています。
そう言いながら私も、つい側で聞いちゃうことはありますよ。
「すごい、キラキラの箱だな」みたいな。「私の箱とは違うな」と思うことはありますけど、そんなときに「いやいや、側で聴くんじゃなくて、その箱の中身を取りにいこう」そう思い直して、中身の中でその人が取ったはじめの一歩とか、構造的な共通点とか、そこに至るまでにどんなプロセスを踏んだのかな、徹底的に自分につながる引き寄せをしていくということができると、すごくいいなと思ったという、そんな話でした。

ということで、今日は以上です。
スーパーな話の聴き方ということで、キラキラの側じゃなくて、箱の中身、側の中身を取りにいこうという、そんな話でした。

お聴きいただきありがとうございます。

それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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