#477 魅力があるから好き？好きだから魅力を感じる？

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、とにかく頑張るスタイルの両立から卒業したいあなたのためのオンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

我が家の娘たち

今日は、何を話そうかなと思ったのですけれども、日々の子どもたちとのやり取りの中で妄想したことがありますので、それを今日は共有したいなと思います。
ちなみに、知らない方もいらっしゃると思うので、我が家の子どもたちは、女の子二人で、長女ちゃん、次女ちゃんの二人がいるのですけれども、長女ちゃんは中学生、大きいですね。体は私と変わらず、ちょっと面倒くさい思春期に入っている長女ちゃんと、そして小学校低学年の次女ちゃんの二人になります。
女子同士なのですけれども、この二人が性格も全然違うし、好きなものも全く違う。年齢が違うということもありますけれども、そもそもタイプが違うんですよね。
個性が全然違う二人だなと思っています。

次女ちゃんが今はまっているというか、しばらく大好きなのは、ポケットモンスター、通称『ポケモン』ですね。これはここ3年ぐらいずっと好きなことの一つだなと思っています。
先週末もポケモンの新しい映画が、アマゾンプライムで配信開始されていましたので、次女ちゃんと一緒に観たのですけれども、”親子”のテーマを使ったものなので、開始5分から「これは絶対に泣くテーマだわ」という想像の通り、めちゃくちゃ号泣しました。
ポケモンシリーズそのものを知らない方にも面白い映画だと思うので、よかったら子どもと一緒に観ていただければと思います。
『ポケットモンスター ココ映画版』
こういうのが好きなのが、次女ちゃんなんですね。
ポケモン図鑑上下巻といったものを持っていたりとか、とにかくポケモンの知識が豊富なんですね。
そんな次女ちゃんが私に言うのは、「ママをポケモンに例えると、ホシガリスって感じかな」、「それ、どんなキャラ？」というと、映画にも出てくるのですけれども、ほっぺたがめちゃくちゃ大きいリス型のポケモンで、特徴が自分の巣にエサを溜め込む、食いしん坊なキャラクター。こういう特徴があるそうです。
「なんでママがこれなのか？」と聞くと、「ママは自分のデスクの周りに、お菓子を溜め込んで、お仕事の合間に食べているから。」自分の巣にエサを溜め込むホシガリスそのものだと。
全く間違ってないんだけどねと思いながら、こんな次女ちゃんです。

長女ちゃんは、K-POPダンスとか、話題のいろんなユーチューバーが大好き。
今はまっているのが、ドラマでもやってる『ミステリと言う勿れ』なのですけれど、「ママ、これはめっちゃいいよ。何がいいって、言葉が深い。」こんな感じで、原作とかドラマから長女ちゃんが刺さった言葉を引用して教えてくれる。
確かにすごく考えさせるなという言葉が散りばめられた作品だなと思っているので、私はまだこちらを拝見してないのですけれども、いつか見たいなと思っているテーマでもあります。

今日はそんな二人の中で、長女ちゃんが聴いていた歌があるのですけれども、その歌のタイトルが、『好きだから。』という歌なんですよね。
中身は恋愛ソングなのですけれども、その中の最初のフレーズに、【かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。】という言葉があって、私はこれがすごく刺さったわけです。
長女ちゃんに、「これ、すごくいいね。仕事でもめっちゃ同じこと言えるね。」みたいな感じで言おうもんなら、「ああ、またすぐ仕事につなげちゃうんだね、ママ。仕方がない人だな。」こんな感じで言われるので、そこはぐっと我慢するのですけれども。

魅力があるから好き？好きだから魅力を感じる？

以降は私の勝手な妄想です。
このフレーズ、すごい考えさせられませんか？
【かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。】
私はなるほどなって思ったんです。
【かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。】以外にも、この構造、この考え方って、いろんな事に当てはまりますよね。

これ以下は本当に私の勝手な妄想なので、「ふうん」みたいな感じで聴いていただければと思うのですけれども、例えば、仕事に当てはめると、「楽しいから仕事が好きなんじゃない。仕事が好きだから楽しんだ。」みたいな感じでも言い換えられるんじゃないかな。
他にもいろいろ思い浮かんできちゃって、例えば、「料理がおいしいから夕食が楽しいんじゃない。夕食が楽しいから、料理が美味しく感じるんだ」とか、例えば、「パートナーとの関係性が良いから心が穏やかなんじゃない。心が穏やかだから、パートナーとの関係が良いんだ。」とか。
例えば、キャリアという観点でも、「意味がある仕事だから面白いんじゃない。面白くしようとするから意味が見えるんだ。」とか。
本当にいろんなケースに展開ができるなって思います。

自分にとってコントロール可能なのはどっちか？

前後の文脈が入れ替わるのが、特徴じゃないですか。
例えば、【かっこいいから好きなんじゃない。好きだからかっこいいんだよ。】これはどっちが先なのか？これを考えさせてくれるなと思います。
「かっこいいから好き」というのと、「好きだからかっこいい」の、何が違うのか？というところで比べてみると、たぶん”待ち”なのか、それとも自分からいくのか、こういうトーンの違いが入ってくるのかなと思います。

そう思った時にもう一個浮かんでくるのが、自分にとってコントロール可能、コントローラブルなのはどっちか？ここも考えられそうですよね。
何度も繰り返しちゃうのですけど、「かっこいいから好きになる」ということと、「好きになるからかっこよくみえる」どっちのほうが自分にとって、よりコントロール可能なのか？
これはやっぱり後者ですよね。
例えば、「かっこいい人がいないから、好きな人ができないんですよね」と言っちゃってる状態。これは本当に好きな人ができるのか？そんな感じですよね。
でも、自分自身では「ああ、私って環境に恵まれないな」と思っちゃっている。
でも、発想を変えると、まず相手を好きになってみよう。
好きになると決めるというところからスタートする。
どっちの方が環境に左右されずに、自分らしい楽しい日々が送れるのか、そんなことを考えさせてくれるなと思いました。

結果だと思っていることが実は原因だとしたら

さっき、いくつか妄想した、「楽しいから仕事が好きなのか、それとも仕事が好きだから楽しく感じるのか？」「意味がある仕事だから面白いと思うのか、それとも面白くしようとするから意味が見つかるのか？」パートナーの関係もそうだし、夕食のおいしさもそうだし、そんなところから思ったのは、結構衝撃だなと思うのですけれども、これはもう結果だと思っている事が実は原因だったとしたら。
「かっこいい人がいないから、好きな人ができない」という、結果として好きな人がいないという事だと思っていたら、実は相手を好きになってみようとしない自分自身が原因だったという、結構衝撃の事実ですよね。

実は、私たち自身も、仕事において、家庭において、無意識のうちにそういった見方にはまっていることがあるんじゃないかなと。
そんなふうに思ったという話でした。
でも、これってすごく可能性のある考え方だなと、私は思っていまして、まだまだ私たちの見方って変えていけるんだな。
「自分次第でよくできる」と、言葉としては言いますけれども、言葉としてなんとなく分かった気になっていることも、突き詰めて考えてみると、まだまだ具体的に変えていける余地がある、本当の意味で自分次第でよくできる。そんなふうに思わせてくれたなと、そんなことを考えたという話でした。

自分の好きな曲を勧めたら、説教くさく返ってきたみたいな形になっちゃうと、長女ちゃんは二度とおすすめの曲を教えてくれなくなってしまうかなと思いますので、これは私の心の中でとどめて、このVoicyで考えたことをシェアさせていただいた、そんな感じの放送でした。
お聴きいただきありがとうございます。

ランチタイム会社説明会を開催いたします

最近、私がチャレンジしておりますのが、放送は純粋に放送として作って、放送の内容だとか、テーマで紐付いた情報を、皆さんへ提供をするということを、チャプターを切り替えてチャレンジをしております。

今日は、『結果だと思っている事が実は原因だったとしたら』そこからまだまだ見方が変えられそうだよね。こんな話をしたのですけれども、そこからつなげて、私が所属していて、オンラインスクール育休スクラを運営する株式会社NOKIOOという会社のミッションは、『見方を変えて景色を変える』こういうミッションなんですね。
人や個人や組織の中にある、固定的な就労観やキャリア観を変えることによって、人と組織のライフシフトだとか、発展成長を促していく。
こういったミッションに基づく事業を展開していくというのが、私たちの会社なのですけれども、そんな株式会社NOKIOOで、オンラインランチタイム会社説明会というものを実施しておりまして、ただ今のタイミングは、人事採用メンバーの募集をやっております。
特に今すぐ転職を考えていなくても、どんな会社か他社をのぞいてみたい、もしくは、知ってみたいという方も、大歓迎のランチタイムイベントですので、どんな会社か興味があるなという方がいらっしゃいましたら、ぜひランチタイムに遊びに来てください。
日程は、今日3月8日火曜日と、そして3月18日金曜日の二回開催をいたします。
放送にリンクを貼っておきますので、興味のある方、ご覧いただければと思います。

ランチタイム会社説明会を開催いたします

最後までお聴きいただきありがとうございます。
それでは、今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子（おだぎともこ）です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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