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#983 資格取得を”安心材料”にしていた私が語る「今ならこうする」

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今週も木曜日がやってまいりまして、毎週木曜日恒例のチャンネルを一緒に運営するなつさんの質問コーナーでお届けをしたいと思います。
今日のなつさんの質問は、こんなテーマをいただきました。

取った資格を生かすに近づけるヒント

【今日は、資格を取得することと、生かすことの間の壁についてです。
20代のキャリア迷走期に、私自身、スキル=資格と思い、いくつかの資格や検定試験にチャレンジしようか検討していた時期がありました。
実際にビジネス系やキャリア系など取得してみたものもあります。
でも、取得する段階では基礎的な部分を抜け漏れなく理解する点でもちろん意味があったのですが、そこで得た知見を生かしている状態になるには、もう一つ、ステップが必要だなと感じています。
リスナーの皆さんにも、資格や検定試験、リスキリングの機会を検討している方と、実際に取得された方といらっしゃると思いますので、ぜひチャレンジの前と後でそれぞれ、生かすに近づけるためのヒントについて教えてください。】

なつさん、ありがとうございます。
ということで、今週のテーマは、「資格を取得すると生かすの間を埋めていくには?」こんなテーマをいただきました。
取った資格を生かすに近づけるヒント。こんなお題ですね。
皆さんはどんなふうに考えていますか?

過去の私にとって資格取得というのは安心材料だった

まず、資格というテーマなんですけど、なつさんと同じように私も、「とりあえず資格を取らなければ」という思いに突き動かされて、資格を取るということにいろいろとまい進した時期もありました。20代後半から30代前半って感じですかね。
動いたかいがあって、その時に簿記2級と中小企業診断士とリテールマーケティング1級という資格が取れたわけなんですけれども、なつさんにもテーマをいただいて振り返ってみると、過去の私にとって資格取得というのは何だったかというと、安心材料だったなって思います。
とにかく、見える何か、他者に伝わる何かがほしかったというのが、私が資格取得に励んだ動機ですね。
例えば、20代後半で簿記2級を取ったときは、当時の上司に「いいか、愛嬌で仕事ができるのは20代前半までだぞ。20代後半になったら、知性が必要なんだ。ビジネスパーソンとして簿記の一つの取っておけ」こんなはっぱをかけられて、「なるほど、知性ですね」とか言いながら取ったのが、その時の簿記2級だったなと思いますし、30代に入ってライフイベントを迎えたときに、「育児をしながら仕事をするんだったら、武器の一つもないとやばいんじゃないか?」そんな焦りにかられて動いたのが、中小企業診断士だったりとか、今だからぶっちゃけて言いますけれども、とにかく安心材料がほしかったんですよね。
見える何か、他者に伝わる何かがほしかった。
なので、今日のなつさんのテーマは、取った資格をどう生かすか?ですけれども、当時の私は、どう生かすかよりも、とりあえず取る。それを持って安心したい。こんな思いに突き動かされていたなと、振り返ると思います。
ただ、動けばいろいろ気づけることがあるもので、いろいろ経験して気づいたことを、あくまで小田木所感ですけれども、今日はシェアをさせていただけたらなと思います。
あくまで小田木所感ですよ。皆さん、よろしくお願いします。

資格の魅力

まず、資格ですが、やっぱりいいところがあるんですよね。
資格のいいところは何だろう?
私が思うのは、テーマに関連する知識を広くおさえられること
これは資格というもののすごく大きな魅力だなと思います。
断片的な知識のピックアップって、なかなか理解するのも難しい中で、テーマに関連する知識をきちんと広くおさえられること。やっぱりこれが資格が資格たる価値を持つ大きなゆえんだなと思います。
そして、ゴールと達成基準が明確
これも資格ならではですよね。
例えば、いつ試験があって、そこでどんな合格基準をクリアすると取得に至るか?これがクッキリハッキリ明確になっていますので、ゴールを見据えて計画をして、準備して、それが達成できた時の達成感というのは、結構何物にも代えがたいものがありますよね。
さらに、資格のいいところその三は、持っていることが分かる
これがぶっちゃけいろんな人にとって資格が魅力的に見える最大のことじゃないでしょうか。
私、これを持っています。持つに至る努力をしました。そして、一定の達成基準に到達し、所得ができました。
これが、誰から見ても分かる。めっちゃ大きいですよね。
中には、「お!」って言われる拍のつくものもある。
だから拍のつく資格は難易度が高いし、人気も高いし、一定の希少性もある。
こういう世界が資格だなと、私自身もトライをして思いました。

資格はあくまで知識。どう生かすかは本人次第

一方で、決して資格の否定ではなく、取ったからこそ思うところとしては、資格ってあくまで知識なんですよね。
どう生かすかについては、本人次第
本人に一任されている。
これが資格だなと思います。
私も資格取得という山頂を目がけて登山をして、頂上にたどり着いたと思った時に思ったのは、そこは資格所得という面では山の頂上だったけれども、そのテーマの実践者としては、実は山頂ではなく山のふもとで、この得た知識を生かしてどういう経験を積んでいくのか?どの山に登っていくのか?それとも取ったところでよしとして登らないのか?これを問いかけてくるのが、資格を取得したという、この段階なんだなと痛切に思いました。

望ましい状態に対して、手段を幅広く選んでいく

そんな経験を何順かして、今ならどんなことを考えるかというところなんですけど、今なら私は、その先のゴールや望ましい状態を実現するために、資格じゃない選択肢も含めて、手段を選択するなと、こんなふうに思います。言ってる意味が分かりますか。
ストレートに、どうなりたいのか?とか、何を実現したいのか?この目的からきちんと考えて、どんな手段が最適化を、資格じゃない選択肢も含めてフラットに選ぶ
これを大事にするなと思います。
今って選択肢がめちゃくちゃ増えていると思うんですよね。
学んだり、スキルアップをしたり、経験を積むための選択肢って、本当に資格だけじゃないなと思います。
選択肢が増えているということは、選び手の私たちにとっては、いかに選択するかがすごく大事だけれども、一方で難しくなっている
こういう状態だと思うんですよね。
分かりやすい例でいくと、ちょうど私がライフイベントを迎えたときに、「やばい、なんか武器を持たないと」みたいな焦りから、資格を取ったというお話をしたじゃないですか。
このシーンで考えると、例えば、目的、望ましい状態だと考えるものが、拍をつけたいであれば、圧倒的に資格だと思うんですよね。
「私、中小企業診断士を持っています。頑張れる人なんです。」という外へのアピールだとか、私はこれを持っているといった自分への自信も含めて、拍をつけたいというのが最終的に望ましい状態であれば、圧倒的な資格だろうなと思いますし、一方で、これを取ったときに私が思ったのは、仕事のやり方は変わらなかったなって思うんですよね。
知識をつけることと、短い時間でパフォーマンスを上げる、もしくは、チームで連携して成果をあげる、気合い・根性・長時間労働じゃない仕事のやり方には、中小企業経営というテーマの学習をすることでは変わらなかったなと思いますので、もしその時に望ましい状態だと定義をしたものが、気合い・根性・長時間労働に依存しない仕事のやり方を実戦レベルで手に入れるであれば、たぶん資格は選択しなかったなと思います。
この辺が、すごく単純な例に見えるように、自分が本当に実現したい望ましい状態は何なのかによって、取るべき選択肢や自分に合った選択肢が変わってくるので、望ましい状態は何かを起点に考えるということを、今ならするなと思います。

なつさんの質問に戻っていくと、今日は「資格を取ることと、生かすことの違いについて」こんなふうに書いていただきましたけれども、資格だけにとらわれずに、望ましい状態に対して手段を幅広く選んでいく
こういった発想ができると、生かすという観点にも結構効いてくるんですよね。
まず一つは、望ましい状態から考えるので、その中に、どう学ぶか?どう生かすか?のプランも入ってくるという観点。
そしてもう一つは、資格だけじゃない幅広い選択肢から、きちんと目的に合ってチョイスができると、実践しながら学習するというプロセスを備え持つ選択肢もたくさんあるんじゃないかなと思います。
もはや学びは、一人で机に向かってがりがりと勉強することが学びだけではなという、こんなふうな選択肢の広がりがありますよね。
実際に私が30代の後半で、「マネジメントをもうちょっと実践的にきちんと学習したり、マネジメントを担う仲間がほしいな」と選んだのは、大学院でしたし、望ましい状態を実現するために手段を選ぶ。
適切な学び方を選んでいく。
やっぱりここだなと思った体験でもあります。

ということで、直接的な答えになっていたかどうか分かりませんけれども、今日はなつさんからの質問「取った資格を生かすに近づけるヒント」という観点でお話をさせていただきました。

先週の一番放送は、「つい考えてしまう状態」を取り上げた放送!&今週のコメントご紹介

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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