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#1042 「断捨離できる」から本は紙派(頭と心に余白を生み出す)

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームで仕事をするっておもしろい、そんなそんな観点で、チームで成果を上げる仕事術、プラス、日々の仕事、キャリア、両立に関するトピックを取り上げてお届けをしています。

#電子書籍か紙の本か

今日は、Voicyさんの全体のハッシュタグ企画にもとづいて放送させていただきます。
#電子書籍か紙の本か 』というお題をいただきました。
1チャプター以内で手短にこのお題についての発信をしてくださいというオーダーですので、これは完全に「あなたはどっちですか?」というところだと思いますので、小田木所感として話をさせていただこうと思います。

私は圧倒的に紙派

私は、圧倒的に紙派なんですね。
ビジネス書もマンガも、すべて紙。
物理的な本が大好きなタイプです。
もちろん電子書籍の便利さは、すごいと思うんですよね。
置く場所、スペースの問題がない。持ち運べる。
そして私も、ビジネス書もマンガも電子書籍で読んでいたこともありますが、表示の色味も操作性も抜群だなって思いました。
でも、やっぱりあえての紙なんですよ。
完全に個人所感ですけれども、本というものを私はデータとしてよりも、物質として持ちたいんですよね。データとしてあつかいたくない。
これはもう完全に好みですけれども、物質としてそこにあるから、目に留まるとか、手に取るとか、表紙も含めた重みだとか、たたずまい、これに触れられる。パラパラめくるとか、本棚に置いておき並べる。必要になった時にまた手に取ってパラパラする。これがたまらなく好きです。
昔、私は料理本を集めることにはまっていた時代もありまして、もしかしたらその時のコレクションをする、手に取る、めくる、集まっていく、いろんなラインナップがおもしろい、楽しい、うれしい。こういったことが影響してるかもしれないなと思いました。
今、言ったことに加えて、私はもう一つ、紙の本がいいというところの大きな大きな理由がありまして、それが何かというと、断捨離ができる。ここなんですよね。
何年かに一回、私は本棚の断捨離をいたします。
ちょうどこの年末年始も、本棚の断捨離をしました。
言葉の通りなんですけれども、ざっと並んでいる本棚に対して、以前は必要だったけれども、今はもう必要ないものとか、一方で今後も手元において必要な時に読み返したい本、これを今時点の私が選択していく。そして、これまでお世話になったけれども、手放していい本を選んでいく。
これが断捨離ですよね。
放っておくと、本棚がパンパンになっちゃうんですよね。
なので、定期的に頭や気持ちを整理するのと同じように、今も必要か、これからも必要か、こんなことを一つ一つ点検しながら整理をしていくという、この作業が断捨離です。
この年末年始の断捨離では、ビジネス書、小説、マンガ、そして子どもたちの本も含めて、100冊以上手放すことにしたんですよね。

「以前は必要だったけど、今はもう必要ないもの」を手放す発想

どうやって手放すかというと、これはきれいだし、マンガとしてもそろっているし、メルカリだったらいいなと思うところもあるんですけど、さすがに100冊以上をメルカリでということは、私はやってられないので、まとめてブックオフという選択肢を取らせていただいてます。
ジャンルが多様ですけれども、今回は100冊以上を手放して、査定っていくらぐらいになると思いますか。8千数百円なんですよね。なので、平均すると一冊80円。
「ええ?80円か」と思うかもしれないですけど、中身はさらに結構幅があって、一冊10円のものもあれば、500円の値段がつくものもある。
そんな長い長い明細を受け取りながら、一方でめちゃくちゃすっきりするんですよ。心もスペースも、めっちゃすっきりします。
ここにスペースが生まれたことによって、また必要なものを並べていこうという行動がとれますし、大事なものや心の中に置いておきたいものを改めてはっきりさせて思い出すきっかけになる。これができることが、私は物理で本を持つことの、一つの効果というか、物理だからできることなんじゃないかなと思います。
だってこれが電子だったら、スペースは無用なので、もちろん容量はあるかもしれないですけれども、よっぽどじゃない限り、断捨離をしなくてもいいと思うんですよね。
むしろここを気にせずに持ち続けられるというところが、データのいいところでもあると思いますので、そういう選択もできつつ、私は物理派だなと思います。

断捨離をして、頭と心に余白を生み出す

断捨離をやってみて改めて思うのが、スペースとしての物理的な問題は、仮にデータだったらなかったとしても、私たちの人の関心や記憶には限界があるんですよね。
イメージすると、例えば、総数100の関心を、たぶん何かに配分しながら、常にアッパー100ぐらいといった中で、ものを見たり、目を向けたしているんじゃないかなと思います。
例えば、たくさんたくさん洋服を持っていても、一週間に着られるワードローブは7セットである。それにもしかしたら近いのかもしれないですよね。
たくさんを持つということと、それを生かせるということは、決してイコールではないのかなと思います。

なので、頭や心に余白を生み出していく
これは紙であっても、電子であっても、もっと言うと、対象が本じゃなくても、すごく大事なことで、余白を生み出していくためには、「これはもう忘れていいよ」と自分に言ってあげるタイミングがあるということは、すごく大事なんじゃないかなと思います。
忘れていくとか、手放してもう手元にないということが、さみしい気持ちもあると思いますけれども、手元になくても、ここまでの私に根付いているとか、覚えていないけれども、私を作っている一つのエッセンスになった本たちなんだなと思いますので、人との出会いのように、出会って別れて、また新しく出会っていく。こんなサイクルを意図して回してあげられる。そんな断捨離ができる物理の本が、私はいいなと思っています。

皆さんは、どんなふうに本と付き合っていらっしゃいますか?
いろんな意見があると思いますので、よかったらコメントなんかでもお知らせください。

それでは、今日は以上です。

今日も一日良い日にしましょう。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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