ホテルでの葛藤

俺は今最大のピンチを迎えている
今俺はバイトの出張で都城のホテルに来ていて一階では
知らない人が結婚式みたいなもので人がたくさんいる
だがこのホテルには大浴場がある一々ホテルまで取ったんだ
ぜひ行ってみたいだが、考えてみよう
もし、行くのであれば絶対に一階に降りて廊下を渡らなければならない大浴場は地下一階にあるんだ、だが一階には人が多いところを寝巻きを着ながら歩かなければならないそんなだらしない奴が目の前を通ったらあ雰囲気が台無しではないのか?しかもお風呂を上がり髪の毛を上げていて顔が保湿でテカテカしている奴が目の前を通ったらどうだ?笑われてしまうんではないか?考えれば考えるほど行ってはいけない気がする、、
だが待てよ自分はお金を払ってこのホテルに来ている
何故他人のことを考えて行動を制限しなければならないんだ
だいたいこんなチンケなホテルで結婚式みたいなことをやってるやつが悪いんではないか?
そうだ!!あっちが全部あっちが悪いんだ!!
俺は覚悟を決めて行こうと思ったがふと気づいてしまった。いや、だが待てよさっきジュースを買いに降りて行った時に同い年ぐらいの可愛い女子がいた俺も年頃の男子だカッコ悪いとこは見せられない、
だが大浴場に入ってみたい!!欲を捨てるか恥を捨てるかしばらく葛藤しているうちに午後9時5分になり俺は行くことにしようと覚悟を決めた!!そうと思った俺は早い!
すぐにエレベータに行き一階に行き覚悟を決め前を見ると連中はなんと、
ほとんど外にいるではないか!!なんという強運!!
俺はチャンスだと思いスキップしたい気持ちを抑えながら早足で大浴場に行くと大浴場から上がった人たちが少ながらずこっちに向かってくる
長い道のりを超え、近くなってくると扉の前に紙が貼ってある『男』って書いてるのかなと思いみてみると大浴場は9時までというクソみたいな文字が書いてあった、、、その瞬間思わず、『死ねや!!!』と言おうと思ったが舌を噛み我慢し俺は神と連中を恨みながらトコトコと部屋に帰り小さいユニットバスに浸かりながら今度からは恥を捨てようとしみじみと思った


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