学級日誌


(うーん?)
(どうしたんですか、高杉先生?)
(ああ、七瀬か、ちょっと学級日誌に奇妙な絵が書いてあってよくわからないんだ)
(私そう言うの絵を当てるの得意なんで見せてみてください!!)
私はそう言ってみてみると、欠席者を書くところになぜか足しかない長い髪の女の人と頭のない人のの絵が書いてあった、だけど誰かに似ている気がする誰だろ?
(うっわなんか奇妙ってより怖いですね)
(は、は、は こんなので怖がるのか七瀬”せんせい”もまだまだ子供だな)
(子供扱いしないでください!!怖くないですよ!)
 (それでこの絵何かわかるか?)
(そうですね〜、、、、全然わかりませーん!!、子供のいたずらですかね!)
(お前はまったく適当だな〜)
(明日これを書いた日直に聞いてみるかな)
(そうですよ!こんなこわ、、じゃなくてイタズラは忘れて今日飲みに行きましょ!!)
(飲むのは、いいが今日ちょっと俺は遅くなるぞ大丈夫か?)
(高杉先生のためなら、いくらでも待ちますよ)
(ああ、わかった!ありがとう)
(いえいえ〜)
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(じゃちょっとトイレ行ってくるから終わったら飲みにいくか)
(はい!わかりました〜いい子で待ってまーす!)
高杉先生いちゃった〜早く帰ってこないかな〜なんなら今日お酒の力を使って私のことをどう思っているかなんて聞いたりなんて〜
突然職員室の窓が開いた
(わ!!だ、誰ですか、、?)
(すいません忘れ物をして)
あぁびっくりした〜保護者の方かな?驚かさないでほしい!!
(保護者の方ですかね、すみません今は時間外なのでまたお越しください)
(すいません、忘れ物をして)
聞こえなかったのかな?
(時間外なので、また明日お越しください申し訳ございません)
(すみません、忘れ物をして)
、、、話きいてる?
(じゃあ私探してきましょうか?何を忘れてきたんでしょう?)
 (私の腕を忘れました)
その瞬間背筋が凍える
  (え、、、、、なん、なんて、言いましたか)
 (私のう、、)
ドアを開ける音
(すまん長くなった、飲みに行こう)
私は無我夢中で助けを求めた
(た、高杉先生!!助けてください、やばい人がいるんです)
(やばい人?どこにいるんだ?)
(どこって、ま、窓の外に、、、あれいない!!さっきまでいたんですよ!!)
(俺を脅かそうとしてんのか?無駄だぞ〜俺はそう言うの信じてないからな)
(違います!信じてください!!)
(わかった、わかった!だったら早く飲みに行こう!)
(そうですね早く行きましょう、手離さないでください、
離したら絶交ですからね絶交!)
(はいはい)
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廊下は薄暗く電気はほとんど消えている
たまに聞こえるカラスの鳴き声でさらに不気味さが増している
高杉先生の手の体温を頼りに精神を保っているが真正面の暗闇しか見れない
(高杉先生流石にこ、こわ、いいいいですね)
(私死にそうです、できるだけ早歩きで帰りませんか?)
 高杉先生の手が冷えてる、高杉先生も流石に怖いのかな?
(先生なんとかいってください、へ?)
頭が無くなっており血が吹き出している
頬に血が飛んでくる
(あ、あが、あああああああ)
後ろからペタペタ足音が聞こえる
ににに逃げないと
(腕をとりにきました)
(きゃ!痛い)
青白い手が私の腕を掴んでる
(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいたすけてください)
両手を引っ張られる骨が軋む
ごめんなさいやめて、、やめてよ
意識が遠くなる、それから彼女たちの姿を見た人はいない







 



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