結婚に纏わるあれこれvol.1『結婚しませんか?』

どうも。

「夢は平凡なサラリーマン」

小学2年の時に書いた夢がこれです織田です。

もう今更ですしご存じの方も多いでしょうが、私織田圭祐、結婚致しました。

で、なんか自分の中で結婚という事について色々書いてみたくなったので少しずつ書いていこうと思います。まぁ連載的な感じになるのかどうか知りませんが。そして基本的に気持ち悪いかもですが、相手の事が大好き人間なので惚気ます。

吐きそうになったら

「OK google オラム見て吐きそう」
って言ってください。後、一部脚色もしてます。普通に書いたら自分がゲロ吐きます。

で、結婚に纏わるあれこれを書くにあたって当然自分の・・・。

この「・・・」が先ず自分の中で問題になりました。

彼女の時は「彼女」で済んだんですが結婚した時になんて皆に伝えたらいいのか。なので、色々調べたわけです。まぁ言葉を生業にしてる仕事ですから間違ってはいかんなと。

で、調べると

  • 妻……夫(自分)の配偶者

  • 嫁(嫁さん)……息子の妻

  • 奥さん(奥様)……相手(他人)の妻、既婚者と見える女性

  • 家内……家の中で暮らす人、亭主の妻

  • カミさん(上さん)……商人の妻、その家の女主人

  • 女房……妻のこと、朝廷に仕える女官

って出てきた。嫁さんって最初は呼ぼうとしたが危なかった。「嫁」は息子の妻に対する呼び方だ。まだ子供いないのにその存在していない息子の相手を生み出すところだった。
鋼の錬金術師なら完全に等価交換が成立してないので「持っていかれる」ところだった。

危ない。結婚したばかりなのにこのドラマは重すぎる。

かと言って『妻』無難だけどは別に養ってる訳でもないし、なんかかしこまった気がする。

『うちの奥さん』なんて「うちの」って言ってるのに他人の妻の事言ってる気が狂ったサイコパス発言にもなる。

女房って呼んでいいのは江戸っ子かピッチャーだけな気がする。

これは難しい。他もなんかしっくりくるものがない。

かと言ってハニーとワイフはキャラも国境も超えてきて無理だ。

なので、ここでは取り敢えず

【妻ちゃん】

にします。ちゃんをつけて可愛くなったし。違うのが思いついたら変えます。

さて。

まさか自分が結婚するとは思ってもみなかったわけです。しかも妻ちゃんは演劇関係者でもない。同じ業界の人同士なら理解も多少あるだろうけど、妻ちゃんは私と付き合う前は演劇なんて全く触れてこなかった人です。関係者なら先行きが未確定な日々やバイトをしながら食つなぐ理解はあるだろうとなんとなくあったりしますが、そうじゃなければ勝手に

良く分からないフリーターなやつ

的な感じに見られるんじゃないかと個人的には感じたりしてました。

ですが妻ちゃんは

「自分を楽しく生きてない人に魅力感じない。お金は関係ないよー。だって私は私の人生で貴方は貴方の人生でしょ?」

と言ってくれる人でした。

これは個人的には凄く救われました。基本的にネガティブ人間な自分ですが妻ちゃんは超が付くくらいのポジティブ人間です。

これはお付き合いした最初の頃に言われました。それで私はなんとなく

「あぁ。ずっとこの人と生活出来たら幸せだろうな」

と。なので正直お付き合いしてすぐに結婚したいなと思い始めました。好きとか、恋しくて息が出来ないとか、君のドルチェ&ガッパーナとかではなく

一緒に生きていく。たまたま出会って気が合ったから。

くらいの感じがちょうど良かったのかもしれません。

付き合ったのがちょうどコロナ禍に入るころ。私の仕事もことごとく飛び、妻ちゃんの仕事も半休業状態。

あらー。これはこれはなかなかの試練!
と思ってたら

「一緒に住んで良い?」

との一言。

会える会えないでモヤモヤするなら一緒に暮らそうぜ

との判断。

この判断も私にはないものでしたからびっくりしつつも

なるほどな

と思い、我が家での生活が始まりました。同棲は付き合って3か月くらいでスタート。

今思えば、このスピード感と一緒に生活出来たのが良かったですね。なにせ男の一人暮らしの部屋。広くない部屋で二人で暮らすわけですからまぁ見えてくるものも沢山あるわけです。

自分もこんな展開は予想してないし経験もないので「どんな事が起こるんだ?!」とドキドキしてました。

何も起きない!!

凄く平和!

見えない物を見ようとして望遠鏡をのぞき込んだけど、特に異状無し!

これは流石にお互いびっくりして、毎日のように「世の中は大変だが我が家は平和だな」なんてアイス食べてました。

この同棲生活で自分が強く感じたのは

帰ってきたら誰かが待ってくれている、帰ってくるのを待ってる

という事の幸せさです。

ただいま

おかえり

を言える言ってもらえる事ってこんなに幸せで頑張れる事なのかと。

ただ今だけを頑張ってきた自分がいってらっしゃいと明日にいける力

この一文はなかなかゲロ案件ですが書かざるを得ないでしょう。

そんなこんなな生活が続き、自分の中では

「結婚を申し込みたいがどうしよう」

と秋口くらいから考え始めました。とりあえずチェーホフの「結婚申し込み」を読んでお互い土地の話や犬の話を申し込む前にはしないでおこうと心に誓ったり、人生初のゼクシーを立ち読みしてそのリア充の明るさに

状態になり、演劇という修羅の道を歩んできた事に半分後悔したりしました。結婚はしたいけど自分に資格はあるのかとかタイミングとか収入とか色々考えて

と街中でする始末。

そこに現れたのは二人の女性でした。某地図で知り合った演劇仲間な二人です。たまたまお茶をする機会があり、あれやこれや話してると結婚の話になり、「いや~」なんて濁してると

「今すぐしな!」「今でしょ!」

とスケバンと林修先生が前に座ってました。この女性二人からの迫力に背中を押してもらったのは間違いないです。

そこから一気に加速するプロポーズ計画。これはもう年内にするぞと心に決める。

いつにするか・・・・。

ク、クリスマスしかない!ベタだけどクリスマスしかない!!いくぜ俺のターン!!

「クリスマスは安全を考慮しながらどこかでディナー食べませんか!?」

妻ちゃんのターン

「うーん、そんなかしこまったのより二人でプラプラして家でのんびりしよう。安心だし。」

俺の計画HPに1億のダメージ!!ごもっとも!!

やはり元来生まれてからカッコがつけられない星にいる私。計画を練り直す。

これはもうシンプルでいこう。肩肘はらず自分らしくね。だってそれが出来るから結婚するんじゃないか。そう。付き合ってからお互い肩肘はらずカッコつけたり見え張ったりせずずっと生活出来たんですね。お互い普通にダラけるし別々の事を出来る。で、それを尊重出来るし支え合えるし当然愛情もある。そこも「この人と一緒に生活しよう」と思った部分である。

クリスマス当日。

人混みに怯えつつプラプラして、スイーツ食べて普通に帰宅。家でピザを食べて映画見て本当に何気ない日。

で、まぁお互いクリスマスプレゼントを渡す。

「わぁー。ありがとう!」

なんて言いあう。そして再び俺のターン!!

「もう一つ渡したいものあるのよー。目、つぶって。」

ドロー!!婚姻届け!!
「目あけていいよー」

妻ちゃん、目を開ける。「えぁっ!?」

私「結婚してくれませんか?」

妻「・・・ありがとう。はい。」

わーい。やったー!

という感じでプロポーズしました。妻ちゃん曰く「まだ先だと思ってた」との事。一応サプライズとしては成功。二人でキャッキャしました。で、一通りキャッキャした後に

妻「でも、来月一か月、全くいないよねあなた。」

と言われる。

そう!プロポーズしたのは良いが一月一日から仕事で私は丸々一か月家にいない!

どうなる婚姻届け!結婚指輪どうする!まさか完全にタイミング失敗したのか!

次回へ続く!!

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