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台湾の占い道具を買ってみた

つい最近、台湾の雑貨を専門に取り扱う通販サイト「Taiwan love」↑でウィンドウショッピングをしていたら、台湾の占い道具のポエを見つけました。自分でも実際に使ってみたくなり購入。
ポエとはどの様にして使うものなのか?Taiwan loveの公式HPではこの様に解りやすく説明されています。

台湾人は、神様やご先祖さまなど見えない存在の声を積極的に聞こうとします。その方法としてポピュラーなのが「ポエ占い」。赤い三日月型木片「筊杯(ジャオペイ)、ポエ」は手のひらに収まる大きさの木片です。2枚ワンセットで、陰陽があります。 カーブした面が陰、平らな面が陽です。これを利用した占いを擲筊(バーポェイ)と呼ばれています。筊杯(ジャオペイ)のやり方・見方これを2つ、平らな面を合わせて両手で包むように持ち、イエスかノーで答えられる質問をします。続いて、ポエを地面に放り投げます。

聖杯(シンポエ)
2つのポエは陰陽を表し、1つが表向き、1つが裏向きの場合、陰陽のバランスが取れているのでイエスまたはOK

笑杯(シャオポエ)
両方とも表(陽)の場合、もう1回ポエを投げ直す

陰杯(インポエ)
両方とも裏(陰)の場合はノー

Taiwan love公式HPより

こちらの動画では更に詳しく解説されています。併せてご覧ください。

因みにポエは、御神籤を引く際に使用されることもあるそうです。三国志に登場する英雄・関羽を祀った廟である「関帝廟」には「関帝霊籤」という御神籤が有り、この御神籤を引く時は、まず棒くじの入った筒(籤筒)を振り、棒くじが出たらその番号を確認します。ここで、この番号で御神籤を受け取って良いかどうかポエを使って神様にお伺いを立てます。
まずポエを一組持ち、引き当てた番号を念じながら、床に落とします。落ちたポエの面が表裏なら引き当てた番号で良いという意味になるので、棒の番号に従って御神籤を受けとります。
但し、ポエの面が表表或いは裏裏の場合は表裏になるまで繰り返し投げなければなりません。中には、3回投げても表裏が出なければ出直さなくてはならない寺院もあるとか。

また、ポエは台湾映画の中にも登場します。台湾のホラー映画『返校』には、主人公の母親がポエ占いで神様にお伺いを立てているシーンがあります。占いの内容が怖いのでそのシーンはかなり印象に残りました…。『返校』はAmazon Primeで配信されている↓ので、気になる方は是非見てみて下さい。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CH3WHTHC/ref=atv_dp_share_cu_r

参考文献:『時空旅人』2018年3月号 vol.42

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