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「言わなくてもわかるでしょ」は一生わからないし伝わらないって話。

最近小池都知事が体調不良で長期休養に入られたニュースが報道されましたね。

朝ニュースを見てて、いろんなコメンテーターさんの色んなコメント見てて、率直に感じたことを書いていきたいと思います。

くれぐれも誤解の無いように言いますが、誰かの考え方を否定するものではありませんし、メディアの発信の仕方を否定するものでもありません。私自身の自戒の意味も込めて、感じたことを率直に書いていきます。

元気な時に「よく頑張ったね」って言いなさいよ

テレビ等のメディアに出て、政策を発言してるときには努力を認める事を口に出さず、体調不良を訴えた途端

女性1人でよくやってる
土日も休みなく働いてる
本当はペットが好きな普通の人

こういう類の映像をよく見るようになりました。

でもこれって、皆さんの日常でもまぁまぁあると思うんです。

その人が元気な時には何も口に出さず、何も伝えず、その人がボロボロになってから

「あいつはよくやってた」
「真面目に取り組んでた」
「誰よりも頑張ってた」
「会社にいてほしかった」
「そんなに追い込まれているなら話聴いてあげればよかった」

いやいやいやいや。遅いって

本当にそう思うなら、なんで元気な時に伝えてあげなかったのよ。
「あなたの味方です」ってなんで伝えてあげなかったのよ。
「あなたが必要です」ってなんで伝えてあげなかったのよ。
「よくがんばったね」ってなんで伝えてあげなかったのよ。

物理的にも精神的にも、まだ言葉が伝わる時に伝えないと意味ないのよ。
受け取る心が壊れてから伝えたって、伝わらないのよ。
居なくなってから気がついたって遅いのよ。
死んでから口に出したって遅いのよ。

「伝える」ことの本質

ここから先は私が勝手に考えていることだけど、思っていても口にだして相手に伝えなければ「思っていないこと」と同じだと考えています。

「言わなくてもわかるでしょ」は一生わからないし、伝わりません。
「恥ずかしい」「キャラじゃない」と言っている間に、相手は自分の目の前から居なくなります。

そして伝えなかった事を一生後悔することになります。

さいごに

今回は「努力している人に対して伝える側」の視点をメインに、自分の経験も通して私が大切だと思っている事をかきましたが

「努力をしている側」も自分自身の努力を認めて、それを周囲に伝えていく事も同じくらい大切だと思っています(詳しくは私の過去記事を読み漁ってください笑)

努力をしている側、努力を見つける側のどちらが正しくて、どちらが間違っているという事は絶対にありません。

どちらにも伝える勇気が必要だと、私は思っています。




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