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OCTPAS第10回 3 臨床微生物学「グラム陰性菌の抗菌薬耐性メカニズムと確認試験①腸内細菌目細菌」を公開しました

OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第10回目のコンテンツ 3 臨床微生物学「グラム陰性菌の抗菌薬耐性メカニズムと確認試験①腸内細菌目細菌」をCiDER-EDUで公開しました。

見どころ

今回と次回はグラム陰性菌の抗菌薬耐性メカニズムと確認試験についてです。グラム陰性菌の耐性メカニズムは複雑すぎて難しいですよね。一気に説明すると整理しにくいので、理解しやすくするために「腸内細菌目細菌」と「ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌」の2つに分けて講義を進めていきます。今週は第一弾として「腸内細菌目細菌」です。
抗菌薬の中で最も投与する機会が多いのはβ-ラクタム薬です。そのため、グラム陰性菌の耐性メカニズムではβ-ラクタマーゼについて理解を深めることが重要です。もしβ-ラクタマーゼの存在を見逃したまま抗菌薬を選択をしてしまうと、不適切な治療に繋がり、治療成功率が下がることが知られています。まずは、”基質拡張型β-ラクタマーゼ:ESBL”、”AmpC(アンプシー)型β-ラクタマーゼ”、”メタロβ-ラクタマーゼ:MBL”の3大β-ラクタマーゼ について、それぞれの特徴や耐性菌の確認試験を押さえましょう。簡単な解説があり、苦手意識を持った方でも繰り返しご視聴いただくことで理解を深めることができます。講義担当は口広智一先生(公立那賀病院 臨床検査科)です。ぜひご覧ください。

動画視聴ページへのリンク先

第10回目コンテンツ:
3 臨床微生物学「グラム陰性菌の抗菌薬耐性メカニズムと確認試験①腸内細菌目細菌」

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OCTPASの受講登録方法

いつでも登録可能です。これまでに配信した動画も全て視聴可能です。
無料何度でも視聴できますので、この機会にぜひ抗菌薬適正使用支援に必要な知識の習得や再確認にご活用ください。
登録方法は以下のリンクをご参照ください。


動画の最後にアンケートがあります。
CiDER-EDUでは、皆様のフィードバックを真摯に受け止め、質の高い講義動画の提供を目指しています。動画に対するご意見や感想を、ぜひアンケートを通じてお聞かせください。所要時間は3〜5分程度です。皆様の貴重なご意見がコンテンツ改善に大きく寄与します。ご参加を、心からお待ちしております。

お問い合わせ

大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)人材育成部門 Mail:foster@cider.osaka-u.ac.jp

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