2/28のゆでたまご日記

薩摩川内に出張予定だったのがコロナでなくなりました。お家で作業です。こういう時こそ引きこもって勉強したり資料つくったり、畑にいったり、普段できてないことたくさんします。今できることをやる。

なにかと世の中自粛モードのなか、昨夜リージョンワークスの後藤さんのお話をうかがうなかででてきた「新陳代謝」という言葉にピンときた。最近ものすごく参考にしているアムステルダムのサーキュラーエコノミーシンクタンクも「metabolic(新陳代謝)」

要するに、今の世の中、代謝がよくないのである。人間で表すと顔色悪い、整ってない、詰まっている、そんな感じ。メタボ状態。

1990年代にポートランドメトロ圏では空き家が多いエリアを分析し、ゾーニングし、再開発地域にしてジェントリフィケーションすることで、新しく山を切り開く、自然を破壊し人間の住居を確保するような日本のニュータウン的構想じゃない手法で、都市計画が行われたとのこと。サウナでいう「整いました!」という状態を作ったのだ。すごいー。

元ある場所流れやよくない場所にターゲットを絞って流れをよくする。何箇所か域内にあれば自立分散型のコミュニティが生まれる。結果新しく自然を壊すこともない。むしろ環境も豊かにしながら人の暮らしも豊かにするのである。概念としてはバルセロナのスーパーブロックとちょっと似ているのかもしれない。都市と生物学の関係性、ぐっときます。

まちづくり専門家ではないので、つっこみはお控えくださいまし。


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