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自分が自分じゃないときにどうする?

落ち込んだり悲しかったりつらかったりするとき、
いつもより怒りや責めを出したくなる自分に気づく。
自分じゃない。
自分じゃないときに、どうするか。

なにもしなければ、怒りやいじわるや反抗に身を委ね
見るも浅ましい大人じゃない雑魚になってしまう。
こんなときは、いままで会った誰かを憑依させて
その人に場を切り抜けてもらうしかない。

クールビューティーさん。クールビューティーさん。
お入りください。
大学のときのバイトの先輩で、いつも落ち着いていて
慌てることも声を荒げることがなかった。
感情の起伏そのものが乏しい人。
口許に微笑を称えていた。
いっぱいいっぱいになることはないのだろう。
へんになにかを諦めて切り上げたりもせず
粛々と必要なことを、こなしていく。

ギャルさん。ギャルさん。
お入りください。
笑いながら文句をいいながら
「うちもわるかったけど、そちらも○○って言ったじゃないですかあ」と愛嬌と武器を兼ね備えて。
タフな心。早く帰って遊びたいと、自分を大切にする心。

空回りおちゃらけガールさん。
空回りおちゃらけガールさん。
お入りください。
きっと怒られや悲しみを真に受けてしょんぼりしている。
笑っているけど悲しみがにじみ出ている。
あせってぶつかって、誰かに助けてもらうの待ち。

わたしは誰でもなく、誰にもなれないが、
今日は誰のお世話になれるだろうか。

昼休みが空けて、オフィスに戻らなきゃいけない。

お入りください。

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