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VWC in ロンドン①

2019年7月20日(土)、Vertical World Circuit2019は第6戦のロンドン大会に参戦しました。

今年度の目標は、世界を転戦し年間ランキングで10位に入ること。5戦終了時点での順位は11位!このレースで上位に食い込むことは、前半戦を10位で折り返すために必達目標でした。

Broadgate Tower Run Up

〜corse profile〜
35階 877段 +161m

VWCでは最短となるこのレースは、VWCエリート男子23名、女子17名がエントリー。約4分間の超スピードレースに、世界各国からスピード自慢が集まりました。
スタートは30秒毎のWAVE START方式。スタート後すぐに計測開始。左回りで2階まで上がると10mの廊下。そこからはフィニッシュ地点の35階までシンプルな階段が続きます。

一見シンプルなこの階段ですが、おそらくシリーズの中でも最恐(最狭)クラスの狭さ!2人肩を並べるのは困難で、両手で手すりを掴むことができます。レース終盤の手すりワークが勝負の鍵。

ご覧のように狭い!

作戦を練りながら視察中

昨年度この大会は11月に開催されました。ヨーロッパの冬は寒く、日照時間がとても短い上に雨も多いのです。今大会は夏開催で、日本の4〜5月頃のような気候。レース当日は16℃と過ごしやすい気候でした。しかしながら早朝は雨...それでもヨーロッパの街並みは雨でも映えるので好きです^ ^

Race Info


昨年の感動をもう一度

この大会が続く限り何度も挑戦し続けたいと思う程、とにかく思い入れが強い大会です。
昨年6月、「世界に挑戦してみたい」と思ったその日、オーガナイザーに直接連絡を取りました。右も左も分からないまま世界に飛び込んで、3位を勝ち獲った自分史上最高の会心レース。嬉しくて涙を流したレースは初めてでした。

昨年度入賞者


レース対策

昨年は前半抑えて後半に備える方式を取りましたが、それではライバル選手にタイムで劣ると判断。前半から所々手すりを両腕で使いながら突っ込んで、後半失速しても手すりを使って両腕で引き上げながらフィニッシュを迎える作戦。
0〜10階 1分05秒
10〜20階 2分10秒
20〜30階 3分20秒
30〜35階 4分00秒
その日の調子と相談して上記のタイム設定に。レース全体を通して両腕手すりワークで登ることにしました。

体重は冬季の60kg→55.4kgへ減量。
前回大会では10日で行ったものを今回は30日かけてゆっくり健康的に落としました。

直前までの階段練習では、500〜750段、30〜40階を上がるスピード重視の練習と、4分でオールアウトするバイクトレーニングやトレッドミルでの練習を積みました。
新潟ビルクライム、スカイスピード、東京タワーなど、今期仕上げてきたスピードを活かしたレースをしたかったのと、自分の競技スタイルである

"前半から鬼のように突っ込む"

を体現したかったのです。

②へ続く

小山孝明応援サイトはこちら★

http://find-fc.com/athletes/koyama-takaaki-particlerunning


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