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GFX-100S / #カメラとのダイアローグ

さていろんなカメラが出てくる #カメラとのダイアローグ .世界で僕しか興味ないんじゃないかというこの感じに慣れてまいりました.中判レンズなんて使わんよ! という人も,ライカしか使わんよ! という人もまぁ聞いてください.

まずGFX-100Sを考える上でも最大の問題.縦型グリップをどうするか.GFX-100は縦型を備えた仕様だったので問題なかったのだけれど,中判なのに縦型グリップがない! という問題に関しては若干のサイバーパンク的デザインになるものの,動画用のリモートレリーズを装備することでいい感じにはなる.(これで皆様の足切りを免れたはず)

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上から見るとこんな感じ.

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で,肝心のこのカメラ何がいいの? と聞いてくるそこのあなたに一言で説明するとするならば「圧倒的コストパフォーマンス」と「幅広いレンズ互換性」これに尽きる.

オールドレンズを隅から隅まで使いたい方,中判ハッセルのレンズ資産を余している方,ライカSシリーズで4億画素の撮影をしたい方など,様々だと思うけれど,ハッセルブラッドH6Dの4億画素の約10分の1の価格で使える中判機種だと思えば,レンズコレクションの端っこにこのカメラを備えたくなってくるはず.

でも中判カバーできるレンズ持ってないよ! というあなた!

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近頃のライカレンズは実はイメージサークルがカバーしてくれるので35ミリのアポズミや50mmのアポズミ,75mmのノクチ,90mmのズミルックスなどシャープな画を映すことが可能だ.もちろん75mmのキノプラズマートは大丈夫.50mmも若干けられながら中判をカバーしてくれる.

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一億画素のアポズミはなかなかに素晴らしい.

今日はそんなレンズ沼のあなたのための試写装置GFX-100Sを語ろう.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

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