Apple HMDへの所感
落合陽一です.落合は当該分野の研究者でもあるのでちょっとまとめておこう.
片目ごとに4K解像度を超える独自のピクセルOLEDと独自のレンズを使用し、高解像度かつ格子状の仕切りが見えないほどの表示を実現していると予想。
6つのマイクと12つのカメラを搭載し、身振り手振りを含む三次元空間を認識し、自分の声を含めた周囲の音声を三次元で録音・再生できる。大量のカメラとマイクが空間の光と音をリアルタイムで再現できる。
12ms程度の遅延で処理を終えることができる.処理が軽量でありながらも美しく表示され、頭を向けた方向から音が聞こえる体験が可能。低遅延で,優れた描画性能により、画面酔いが起きにくいと予想される。
Appleのコンテンツは他のデバイスと連動する.ゴーグル内に巨大モニタを持ち運ぶことができ、どこでも映画館として映画を楽しむことができる。iPhoneのAppと連動し、既存のコンテンツエコシステムを活用する。
パソコン用の最新チップと視覚処理用チップを搭載し、高性能な処理を行いながら熱を抑える。アップルが自社で半導体を製造しているため、この技術が可能.熱重要.
開発エコシステムがUnityと統合されている.開発環境の強いシナジーが効いている.iPhoneと乗り入れ可能なstoreがあるのでおそらくある程度最初からコンテンツがあるのでは.
外側へ表情を見せるディスプレイ付き.レンチキュラーで三次元描画.それによってコミュニケーションが可能(2次元だとイマイチという報告あり)
オーディオが聴覚体験を高める。AirPodsとの連携も可能。空間オーディオもよくできている.
バッテリーは頭に乗せず、マグセーフでつながっている。他社の重量問題をこの割り切りで解決している.有線で問題を解く方が良いのではないか(nreal airなど) QuestProは重すぎる.
眼球のトラッキングと目の環境再現をカメラで撮影し、微細な動きや視線の情報を利用してコミュニケーションのバリアを減らす。虹彩認証もある.アイトラッキングの精度向上と表情再現をやってきたのはワイルド.しかも高精細.
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落合陽一の見ている風景と考えていること
落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…
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