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レンズ沼の淑女紳士に告ぐ, KIPON Baveyes P67-L/M x 0.7 前編 / #レンズとのダイアローグ 

デカすぎんだろ,という言葉が漏れ出そうなマウントアダプターがある.
レンズ沼の底の淑女紳士が読む連載 #レンズとのダイアローグ も回を重ねてきて,訳のわからない実験が増えてきた.

フォーカルレデューサーの2回目.ライカMマクロアダプターと比べると異常さがわかる.パパーこのアダプターだけで500gくらいあるよ! M型無頼漢は力持ちだね!

フォーカルレデューサーはいいけど,今回でおしまいだよね? 多分そのはず(M型以外でやってもそんなに面白くないから)

P67レンズをM型につけるというのは… なんだそれ

「67判は35ミリフルサイズの4.4倍のフィルムサイズなので,その描画を縮小光学系で集めて35ミリフレームに当てると明るくなるし,ボケもマイルドになるはずだ! やったね!」
(デジカメだと中判HasselbladのH6D-100Cのセンサーサイズが53.4x40, Phase oneで645フルサイズ42x55.1である.それと比べて67判は55.6x69なのでとても大きい.)

バランスを考えましょう.

どれどれ,撮ってみよう.

なんだこのピントの合わせづらさは…
不思議さ極まる

使い所はわからないが,なんか片鱗を感じる.ひとまず淑女紳士と遊んでみましょう.

猫きのこ遊牧民

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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