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３５歳になりました． #落合陽一朝コラム

落合陽一

走り続けて気がつけば35歳．驚くべきことだ．35歳に自分がなるなんて思っても見なかったけれど，時間は流れいつの間にか年はとる．2017年に30歳だった自分が2022年に35歳になるのは当然なんだけれど，このまま行くと2027年に40歳になってしまうから時間を味方につけないといけない．


しかし，最近は手の技に回帰しているせいか，随分と時間は自分の味方をしてくれている．「切り詰めて頑張れば自分でできるけれど人に頼む」ことと「どう足掻いても時間的に自分ではできない」ことは違う．テクノロジーの進歩は今まで時間的問題で諦めざるを得なかったことを自分の手の技に返してくれる．それは素晴らしいことだ．リモートの歯痒さは回線速度が解決してくれる．マシンパワーは新しいMacが，音感のなさはフーリエ変換とビジュアライザとディープラーニングが，絵の下手さは拡散モデルが解決してくれる．映像のレンダリング時間は短くなった．3Dを描いても速くかけるようになった．ビデオカメラは軽くなった．ライカはいつの時代も最高の絵をくれる．この世界は希望で満ちている．そして希望も一つの計算機である．


昔こういうスケッチを描くのは本当に大変だった．

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています．「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています．マガジン開始から２年以上経ち，購読すると読める過去記事も８００本を越え（１記事あたり５円以下とお得です），マガジンの内容も充実してきました．

落合陽一の見ている風景と考えていること

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落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます．落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集（平均で…

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