見出し画像

つちちゃんが死んだ

標題の通りである.つちちゃんが死んだ.寒くなってきたので,体調の優れなさそうな毎日を送っていたようなのだけれど,なんか昨日危ないかなぁと予感があり,やっぱり夜になったら死んでしまっていた.

一昨日,乙武プロジェクトの打ち上げがあって,xDiversityの中でもプロジェクトに一区切りつける夜の中,突然電話があった.電話口の妻が弊息子に促すと「つちちゃんが死んじゃった」と弊息子から一言.幸いなことに照れ隠しのように喋っている弊息子は「そろそろ死んじゃうつちちゃん」のことを理解していたようだった.後ろで「つちちゃんが死んじゃったーの」と連呼している弊娘はまだそこは理解していなくて,壊れたおもちゃのような悲しみのない記号としての死がそこにあった.大人になっていくにつれて死について考えるようになっていく.その一歩が4歳の弊息子にとってどういう意味を持つのだろうか.

ここから先は

990字 / 8画像
落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から2年以上経ち,購読すると読める過去記事も800本を越え(1記事あたり5円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

いつも応援してくださる皆様に落合陽一は支えられています.本当にありがとうございます.