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ペンタサの副作用

ステロイドが無事に減薬出来たので
5-asa製剤のペンタサを処方してもらうことになりました。

潰瘍性大腸炎は、現時点では
「一生薬を飲み続けなければいけない」病気と言われています。

薬を飲むのが苦手ということは前回の投稿で書きました。
ですが、錠剤が飲めないワタクシにも優しい世の中。
無味無臭で顆粒のペンタサがあるというのです。
これなら何とか飲めましょう。

それに、今回の入院騒ぎの苦痛でワタクシ、野生的生命力が奪われたのか
「薬飲むのも致し方なし。」と半分諦めてもおりました。

特に副作用もなく、ペンタサが効くのであれば
とにかく、日常が快適に過ごせれば
それでいいじゃないですか。そう思っていたのです。

しかし、現実は甘くありませんでした。
服薬してすぐに

突然、歯茎が痛くなったのです。

何も食べていないのに、24時間歯茎が知覚過敏の様に

キーーーーーーーーーーーン⭐️と滲みっぱなし。


さらに頭痛。ついにはしぶり腹。
これは只事ではありません。

翌日の朝、病院に電話して
これらの症状を話ました。

腹痛や頭痛を訴える患者さんは過去にもいたそうなのですが
知覚過敏は前例が無いとのこと。

もしかしたら、5-asa製剤のアレルギーかもしれないと
検査を受けました。

果たして結果は、陽性でした。

不謹慎にも、安堵したのを覚えております。
そこでやはり、薬無しで寛解する方向で行きたい。と
望みが湧いて参りました。

とはいえ、退院したばかり。
まだまだ予断を許さない状態で、主治医に説得するのは大変でした。

二言目には
「厚労省の治療のガイドラインでは
薬を飲み続けなくてはいけないんですよ。」と言われました。

それでも
「次に再燃したら、本当に先生の言うことを聞きますから!」と懇願し
取り敢えず、薬なしで様子をみる許可を頂きました。

そこからは、2ヶ月に1回の血液検査と
半年に1回の内視鏡検査で様子を見ることに。

時々出血することもありましたが
そんな時は、ひたすら安静&うどんお粥食で乗り切り
寛解を維持しておりました。

そして、薬なし寛解を維持すること1年半。
ついに大学病院から

「もう、大学病院まで来て頂かなくても大丈夫。
提携しているクリニックで、血液検査するだけで良いでしょう。」

と、言って頂けることになったのです!

当時のブログには
「さらば!潰瘍性大腸炎!」と華々しく書きました。
もう、これで潰瘍性大腸炎について書くことはなくなりましたと
筆(キーボード)を置く予定でした。

そんな2018年のはじめに
最悪の出来事が待っておりました。


…つづく…

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