『言語学的ラップの世界』を読んだら「Bling-Bang-Bang-Born」がめっちゃおもしろい件
「Bling–Bang–Bang–Born」みたいな曲は口に出して歌いたくなっちゃうけど(特にサビとか)、『言語学的ラップの世界』も口に出しながら読みたい本だった。そう言うところもラップと似ているのかも……とかいう迷言から感想noteを始めてみようと思う。
あと、この本は高校生とか大学生の頃に読んでいたら性癖を歪めるタイプの本だ。専門的なのに楽しくて、言語沼にハマってしまう笑
そして本題に入る前に最近の気づき兼、この本を読んでやっぱそうなんじゃないかと思ったことなんだけれども。
ポピュラーの歌って、発音と発声の二種類の声の出し方駆使してないか?
本来の発音と発声と別の使い方というか認識になってしまうんだけれど、音楽的な正しい音程で正しい出し方の発声と、言語学的な発音を組み合わせて歌うとなんか良さげになる気がする。そんな気がする。
若干日本語ラップの韻について書かれていた部分と重なるのか?(自意識過剰かも知れないが)とも思うんだけれど。曲によってエの口でアの発音がハマる曲と、普通に(?)アで発音した方がハマる曲(他etc)がある気がする。
日本語ネイティブの、日本語の基本の母音は五種類認知がガバいのを利用して表現の幅広げられるんじゃね?というのが最近の気づきのまとめなわけだけれども。
エのアとアのアは英語ネイティブからしたら別物かも知れないけれど、日本人耳からしたらほぼ一緒(?)だし?
という持論に若干のガイドラインを得たような読後に、丁度いいタイミングで配信が始まったマッシュル。とそのOP2の「Bling–Bang–Bang–Born」。
『言語学的ラップの世界』でふんわり日本語ラップと言語について学んだお陰で、発音的な側面でハマってしまってリピートが止まらない。
BlingなのにR–指定舌巻いとるやん!とか結構早めに巻くんだなとか(それでよりブリブリな感じが増してより気持ち悪くて好き)。最初のラップパートは若干音を飲み込む感じかつ鼻に響かせる感じで発音してるんか?とか。
なんか、なんかこうざっくり3種類くらい発音の方向性があるような気がしないでもないような気がするとか。
曲自体のアニメとの親和性とか、ネタっぽいところとか、発音以外にも好きなところはあるのだけれども、それプラスで発音が気になってしまってずっと聞いてしまう笑
なんか川原先生の思うツボみたいになってるんじゃないかと思って悔しいけれど、おもしろいから仕方ない。
英語がもっとわかるようになったらカリオペ氏のラップも、もっと楽しめるようになるのかなと思ったりも。